公安調査庁 北朝鮮情報収集を
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公安調査庁 北朝鮮情報収集を

5月27日 12時2分

公安調査庁の北田長官は、全国の公安調査局長らを集めた会議で、韓国の哨戒艦の沈没事件を受けて、朝鮮半島情勢がいっそうの緊張状態になっているとして、北朝鮮に関連する情報の収集に全力をあげるよう指示しました。

この中で北田公安調査庁長官は、北朝鮮について「韓国の哨戒艦の沈没事件を引き起こし、朝鮮半島情勢はいっそうの緊張状態になっており、北朝鮮は、今後、さらに強硬姿勢を強めることが懸念される」と指摘しました。そのうえで北田長官は「朝鮮半島情勢は、わが国の平和と安全にかかわる重大な問題だ。北朝鮮への従属姿勢を強める朝鮮総連の動きにも十分注視しながら、北朝鮮の動向を迅速かつ的確に把握するよう情報収集に重点的に取り組んでほしい」と述べ、北朝鮮に関連する情報の収集に全力をあげるよう指示しました。また、北田長官は、国内の治安情勢について「過激派などの団体は、普天間基地の移設問題などの重要政策をとらえて、政府批判を活発化させる動きをみせている」と述べ、警戒するよう求めました。