前政権と決別…チュニジア旧与党出身閣僚が離党【チュニス=田尾茂樹】チュニジアのメバザア暫定大統領は19日夜、国営テレビで演説し、「新政権は過去と完全に決別する」と宣言した。 20日には、ベンアリ前政権を支えた与党、立憲民主連合(RCD)から暫定内閣に入った全閣僚が同党からの離党を表明した。RCD解体を求めるデモが続く中、反発をかわす狙いだが、混乱収拾につながるかどうかは不透明だ。 暫定内閣は、前政権を批判し、投獄されていたジャーナリストや非合法イスラム主義政党のメンバーら政治犯の釈放を始め、民主的な新体制を懸命にアピールする。だが、暫定内閣ではガンヌーシ首相をはじめ、内相や国防相など主要閣僚がRCD出身で、「旧体制と何も変わらない」との不満が国民の間で高まっていた。 (2011年1月21日10時07分 読売新聞)
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