合成洗剤の成分とその害

無リン合成洗剤編

もし合成洗剤が家にあったら、成分表示を見てください。ここにあげている物質は一部にすぎません。

無リン合成洗剤の成分

アルミノけい酸塩
ゼオライトという。砂と同じで水に溶けない。富栄養化の原因とされたリン酸塩の代わりに使用されている。 ゼオライトには硬水を軟水にする作用があるが、日本の水は軟水だから必要のない物質。 しかも直径1ミクロン(1ミリメートルの千分の1)の微粉末だからどんな隙間にも入り込み、空気中にまって吸い込めば神経障害のおそれもある。 配水管や洗濯機を詰まらせるだけでなく全国の河川や湖沼、海に毎年12万トンも流れ込み、水銀・ヒ素・鉛などの重金属を吸収して沈殿している。水が極端に汚れて酸性化したときに重金属が溶けだしてくる。 セメントのように固まった水底では魚は住み着くことも産卵することもできない。

EDTA
エデト酸塩という。金属封鎖剤(キレート剤)の一部である。水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの金属イオンと化合して金属せっけん(せっけんかす)ができるのを防ぐ役目をする。 変異原性、染色体異常の報告がある。 変異原性とはバクテリアに化学物質を与えて突然変異を起こす物質のことである。また皮膚や粘膜を刺激して喘息、皮膚湿しんなどのアレルギーを起こす。摂取するとカルシウム欠乏症、血圧低下、腎臓障害を起こす。 これによく似たものにNTA(ニトロトリアセテート)があるが、実験動物に出産障害を起こすことがわかったので、1970年末にアメリカでは使用禁止になった。日本ではどちらも洗剤の助剤として使用許可されている。 一部の粉せっけん(台所用・洗濯用)にも使用されているが日本の水は軟水なので必要ない。自然環境中ではほとんど分解されないので量は増加する一方で体内に吸収される。
蛍光増白剤
白く染め上げる染料。汚れを落とすのが洗剤やせっけんのも区的であるが、汚れ落ちをごまかすために生地の上を染め上げる。しかしこの蛍光剤は発ガン物質である。 「食品衛生法」では食品はもちろん、その包装材料、紙コップ、台所用ふきん、食器、紙ナプキンなどに使用が禁止されており、「薬事法」では生理用品、紙おむつ、ちり紙、トイレットペーパー、「薬局方」ではガーゼ、包帯、脱脂綿、マスク、JIS規格ではノート、便せん、封筒などに使用が禁止されている。 衣服に付着した蛍光剤は日光に長時間さらすと分解して衣服が黄ばみ、衣服に付着しなかった蛍光剤は排水として汚泥や生物に付着する。
その他
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