お知らせ

★★第３回　化学物質のリスク評価・リスク管理に関する国際ワークショップのご案内★★

本ワークショップは、科学技術振興事業団から助成を受けて行われております、戦略的基礎研究事
業「環境低負荷型の社会システム」の中の「環境影響と効用の比較評価に基づいた化学物質の管理原
則」（研究代表：中西準子）の研究成果の発表を軸としながら、この分野での国内外の優れた考え方や
成果を、多くの方に知って戴くことを目的に開かれるものです。

第１回、第２回のワークショップには、研究者、行政担当者、企業関係者、さらには一般市民の
方々にご参加いただきました。会場に入りきれないほどの盛況で、化学物質のリスク管理に関する世の
関心の高さを知りました。また同時に、多くの方がすぐにでも役立つ情報を求めてきておられる切実な
要求に、私たちがいくらも応えられないという、不甲斐なさも痛感いたしました。このような点を受
け、さらにはダイオキシンや環境ホルモンなどの新しい環境問題が、昨年に増して大きな社会問題に
なってきていることから、第３回目のワークショップを開催することに、より大きな意義と責任を感じ
ております。是非ご参集ください。横浜国立大学は、横浜駅から３kmという地にありながら、自然環境
に恵まれたキャンパスです。

☆日時：平成12年１月27日（木）,１月28日（金）
☆会場：横浜国立大学教育文化ホール

☆主催：科学技術振興事業団・横浜国立大学環境科学研究センター

☆会費：ワークショップは無料、懇親会5,000円

☆定員：300名（定員に達し次第締め切らせていただきます）

☆申込方法：ワークショップ及び懇親会への参加をご希望の方は、横浜国立大学環境科学研究センター
　中西研究室まで郵送またはFAX（Ｅ-mailでも可）にてお申し込み下さい。

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☆プログラム＜第一日目＞１月２７日（木）　　　　　　　　　　（同時通訳が用意されます）
・受付開始（9:30）

・挨拶（9:50）　　　　　　　横浜国立大学学長板垣　浩
　　　　　　　　　　　　　　　科学技術振興事業団　　　石田秋生
　　　　　　　　　　　
　　・「我々の到達点：発生源解析、リスク評価、PRTRデータ解析への活用」
中西準子（横浜国立大学）

　　・「Characterizing Risks for Sound Risk Management」
　　　　　　　　　　　　　　George M. Gray（Harvard School of Public Health）

・昼食（11:45-13:00）

　　・「Setting Soil Cleanup Levels in the U.S. : A Historical Perspective」
　　　　　　　　　　　　　　Paul Kostecki（University of Massachusetts）

　　・「化学物質の生態リスク分析-個体群レベル影響解析への進展」
　　　　　　　　　　　　　　田中嘉成（科学技術振興事業団＆横浜国立大学）

・Coffee Break（14:45）

・「PCDD/Fs in the United Kingdom: Quantifying the Link between Emissions and Human
Exposure」
　　　　　　　　　　　　Kevin Jones（Lancaster University）

　　・「リスク評価・管理における健康リスクの定量化-考え方と適用-」
　　　　　　　　　　　　　　蒲生昌志（資源環境技術総合研究所）

・閉会（17:00）

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17:30 懇親会（きゃら亭、横浜国立大学キャンパス内の大学会館３Ｆ）
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☆プログラム＜第二日目＞１月２８日（金）　　　　　　　（日本語による発表・討論）
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☆第一分科会（モニタリング、人の健康リスク評価、リスク・マネジメント）
コメンテーター：小野芳朗先生（岡山大学）、小西良昌先生（大阪府立公衆衛生研究所）、
　　　　　　　　中杉修身先生（国立環境研究所）、松井三郎先生（京都大学）

・開会（10:00）

　　・「東京湾堆積物から見たダイオキシン類汚染の歴史的変遷」
　　　　　　　　　　　　　　　　　姚元（科学技術振興事業団）

・「魚類中のダイオキシン類の濃度と組成の経年変化」
　　　　　　　　　　　　　　　　康允碩（科学技術振興事業団）

・「ダイオキシン類の流域内挙動の総合解析」
　　　　　　　　　　　　　　　　益永茂樹（横浜国立大学）
・昼食（12:00　－　13:30）　

　　　・「数理モデルによる日本人のダイオキシンレベルの推定：過去から将来に亘る変遷」
　　　　　　吉田喜久雄（横浜国立大学＆三菱化学安全科学研究所）

　　　・「PRTRデータを用いた大気汚染物質のリスク評価：ISCモデルによるアプローチ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　伏見暁洋（横浜国立大学）

・「大気汚染物質の排出源推定法の開発」
　　　　　　岡崎聖司（横浜国立大学＆㈱トクヤマ）
・閉会（15:30）

☆第二分科会（生態リスク評価）

　コメンテーター：長谷川雅美先生（千葉県中央博物館）、樋口広芳先生（東京大学）、
　　　　　　　　　宮崎信之先生（東京大学）
・開会（10:00）

　　　・「生物集団の絶滅リスクにもとづいた化学物質の適応的管理」
　　　　　　　　　　　　　　　巖佐庸（九州大学）

　　　・「DDT の生態リスク評価-セグロカモメの生態濃縮を例に-」
　　　　　　　　　　中丸麻由子（科学技術振興事業団）

　　　・「生態系モデルを利用した化学物質の生態リスク評価」
　　　　　　内藤航（横浜国立大学）
・昼食（12:00－13:30）

　　　・「長寿命の無脊椎動物の絶滅リスク評価」
　　　　　　松田裕之（東京大学海洋研究所）

　　　・「「期待多様性損失(ELB)」指標による生態リスク評価とリスク便益分析」
　　　　　　岡敏弘（福井県立大学）

　　　・「土壌動物を使った土壌汚染に関する生態リスク評価」
　　　　　　金子信博（横浜国立大学）
・閉会（15:30）

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参加費：ワークショップは無料、懇親会5,000円
定員：300名（定員に達し次第締め切らせていただきます）

参加申込方法：郵送、ＦＡＸ(E-mailでも可）で、
(1)参加希望日及び希望分科会名、(2)お名前、(3)勤務先、(4)参加受付票送付先住所、電話、fax、
e-mail、
(5)懇親会への参加の有無を明記の上、下記までお申し込み下さい。

申し込み先＆問い合わせ先：〒240-8501横浜市保土ヶ谷区常盤台７９－７
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　横浜国立大学環境科学研究センター・中西研究室

TEL．045-339-4362　FAX．045-339-4373　
e-mail．oishi＠kan.ynu.ac.jp

参加受付票は１月上旬発送予定です。

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