を少しでも知っていただけたら・・・と思います。

ノーザンディクテイターの会(以下:ノーザン会)は、現在2頭の引退種牡馬に幸せな余生を送らせるために活動しています。

以下に、ノーザン会のことをご紹介したいと思います。




ノーザンディクテイターの会 会則
表中の黄色い文字はerikaによる注釈です。

(名称)
当会は当会が支援を定めた馬にかかわらず、会が発足した理由となった
ノーザンディクテイター号の名をそのまま残し、
ノーザンディクテイターの会として活動する。
※ノーザン会の発足については、会長牛尾治子さんの作られたページをご覧下さい。こちらです。
※牛尾さんのメールアドレスは GZV03025@nifty.ne.jp です。 詳しい話が聞きたいという方や、
入会を希望してくださる方はメールを出してみて
ください。
(目的)
当会は当会が定めた馬の今後の余生を見守ることを目的とし、その支援活動を行うものとする。
※現在支援をしている馬はプルラリズムとサクラロータリーの2頭です。
会の事務局の設置及び役員)
会の事務局は千葉県○○市○○に設置する。※個人宅住所なのでここでは伏せさせていただきます
また、役員は以下のとおり決定する。役員の在任期間は2年間とする。
会長 牛尾 治子
副会長 山田 政昭
会計 幌村 輝美
監査 伊藤 朋良
(会則)
? 当会は会費ではなく、当会が支援を定めた馬の余生を支援するために毎月支援金として
会員本人が定めた金額を、会の口座に毎月末日までに振り込むこととする。
※支援していただける無理のない金額で結構です。月に1000円であっても、2000円であっても・・・。
金額にかかわらず、この会に賛同していただける事だけでありがたいと存じます。
また、各個人の支援金額は
公表されることはありません。
? 雑費、諸経費は年度始めに予算を決め予算内で処理する。
? 何らかの事情により支援金の減額を希望する場合はいつでも受け入れるものとする。
※無理をしないで、お気持ちの余裕で支援してくだされば幸いです。
? 年度末の会計報告により残金が発生した場合は次年度繰り越しとし、引き続き支援金とする。
※残念ながら、不況の影響か、平成12年には残金が発生せず、昨年までの繰り越し金を取り崩すことに なりました。

平成12年の会計報告についてはこのページの下のほうをご覧下さい。
? 盆暮れにニンジン各5箱を支援金より会として贈るものとする。
※ノーザン会の意向をご理解いただいている有難い預託先の牧場さんへのお中元・お歳暮です。ニンジン(^^)
? 万が一、当会が支援している馬が寿命を全うしたときに残金が発生していた場合は、
その全額を他の馬が余生を送れるべく支援金として会の口座に残す。
? 原則として支援馬は保険に加入するものとする。
(あくまでも治療費の負担が軽減される共済保険に限定されるが、 繋養先の都合または
会として支援中の馬に必要とみなされたとき)
(見学及び見学時間)
会員が支援中の馬に会いに行く時は、繋養先の見学時間を厳守すること。
やむを得ず時間内に行けない時は、電話連絡の上必ず許可を受けて行く事。
※ノーザン会は、2頭の馬をそれぞれ別の牧場さんに預託させていただいています。 引退したと言っても、2頭とも種牡馬登録は
まだあり、また預託先はいずれも
スタリオンとなっております。他にもたくさんの種牡馬が繋養されていますので、
見学される際は競走馬のふるさと案内所に問い合わせた上、マナーを守って見学 して下さい。
(治療費ならびに各種検査料)
治療費ならびに各種検査料は当会負担となるので、各会員一律に負担する事とする。
治療費の納入は年1回(12月末日)1000円負担する事とし、その月の支援金と一緒に
振り込むこととする。会員よりの治療費負担分より実費がでた場合は、
その差額は会の口座より支払う事とする。
(納入済み代金)
如何なる場合においても、納入済み代金は返還しません。
(会計報告)
会の会計報告は年度末に行い、会計係より監査の承認を受けた後、各会員に報告する。
治療費の会計報告も同時に行う。
会計期間は次のとおりとする。(1月1日〜12月31日)
(預託先の変更)
当会支援中の馬においては、諸事情により預託先を変更することもある。
その場合、馬の移動による負担を最小限にするよう努め、また変更先とも
十分に当会の意向を理解してもらえるよう努める。

なお、移動する場合は事前に各会員に報告することとする。
※現在、支援金の減少による将来への不安が考えられるため、繋養先の変更も検討されています。
(現在の預託先では、破格の預託料で預かっていただいており、とても大切にしてくださってはいるのですが
会の現状を考慮すると、もっと預託料の安いところがあれば・・・というところです)
しかし、2頭の馬はそれぞれあまりもう若くありません。できるだけ、移動による馬への負担をかけたくないと
いう思いから、あらたな支援者を募集させていただいて、何とか2頭の馬たちがずっとずっと幸せに暮らして
行けるように・・・と思っています。)
(支援馬の事故、病気について)
当会支援中の馬の事故、病気については繋養先に一任することとし、当会に
意見を求められたときは
当会役員で会としての意向を決定する。
(退会)
事情により支援金納入が困難になったときは各月末までに代表に申し入れることにより、
任意に退会することができる。しかしながら、それまでの支援に感謝し、会員名簿は
そのままにすることとし
当会が支援中の馬の近況報告などは従来通り行う。
(規約の変更)
本規約は、必要に応じて変化する事があります。
変更の際は、各会員に知らせるものとします。

以上がノーザン会の会則になっています。

会員になってくださった方には、この会則の冊子が郵送されると思います。

なお、会員の方には年2回の会報(会長、牛尾さんの手作りの素敵なものです)と、

不定期に静内在住の幌村さんによる近況報告のおはがきが届きます。

2001年春夏号の会報が最近届きましたので、その中から会長、牛尾さんの言葉を引用させていただきます。



ノーザン会の今後の活動について※一部省略
ノーザンディクテイターの会 会長 牛尾 治子

ノーザンディクテイターの会も活動を始めてから4年目を迎えました。

会員の皆様の暖かいご支援のおかげで、支援馬2頭も元気に過ごしております。

ご報告が遅れましたが、前年度分の会計報告を今号にてお知らせいたします。

●平成12年度会計報告●

科目 収入の部 支出の部 残高
前年度繰り越し金 1,980,827
支援金収入 2,820,140
受け取り利息 1,372
雑収入 1,639
預託料
プルラリズム 2,268,000
サクラロータリー 1,008,000
治療費・検査料 98,263
削蹄料 15,000
広告料 63,000
振込手数料 10,080
通信料 9,000
贈答品代(中元・歳暮) 18,396
合計 2,823,151 3,489,739 1,314,239


以上の会計報告のとおり、残金130万円を次期繰り越し金として今期に充てさせていただくことになります。

現在、不況といわれる状況の中、残金が残るのも会員の皆様が常にプル、ロータリーのことを

気遣って下さるおかげだと、役員一同今後も身の引き締まる思いです。

が、やむを得ない事情で退会される方もおられ、今期の支援金額は前期よりも60万円ほど

減収となりました。「馬を引き取る」イコール経済力なくしてはどうもこうもないということもあり、

この夏をもってプルを日高スタリオンより転厩させようか、という意見も出ております。

プルの預託料はロータリーの倍近くにもなり、あらたにロータリーを引き取る時点で

いずれはこの預託料が圧迫するのではないかという懸念は以前よりもありました。

日高スタリオンの預託金額は、私どもにとっては高額ですが、同スタリオンにとっては

破格ともいえる金額でプルをお世話してくださっています。

また、プルは持病の腹痛を持っているため、狭い厩舎では対応できないのと、裏に厩務員住宅があるので

有事の際すぐに対応できるという点で、新しい厩舎に入れてくださっています。

このおかげで、今まで何回かの腹痛も大事に至らずに過ごせる事ができました。

プルも21歳と決して若いわけではなく、また、種牡馬あがりということで、仮に移動となっても受け入れ先は

容易ではないかもしれません。

正直言わせていただくと、わたしの未熟さから、ノーザンディクテイターが命を落としたように

今回、プルの移動も「何かあったら・・・」と不安がないわけではありません。

かといって、お金がなくなったらロータリーさえも危うい立場に置くことにもなり、

役員一同で対策に苦しんでいるのが実情です。

今回、この事情を汲んで下さった某牧場の方が、ご自分のスタッフ募集の為に

申込まれていたギャロップの「馬なり・人なり」の欄を当会の会員募集の広告に

寄付してくださいました。字数制限があったので、旨く書ききれませんでしたが

問い合わせがあれば上々だと思っていたところ6名の方よりご連絡をいただきました。

今後も各媒体を通じて会員募集をしていきたいと思っております。


もし、このページを見てくださって、ノーザン会の活動に賛同してくださり、支援をしてくださるという

方がいらっしゃいましたら会長・牛尾さんまでメールにてご連絡されるか、

またはerika laurel@iris.dti.ne.jp までメールをくだされば幸いです。

口座番号などをお知らせいたします。

※牛尾さんのメールアドレスは GZV03025@nifty.ne.jp です。


ノーザン会に興味を持ってくださってありがとうございました。

現在、引退馬の余生を考え、また支援している団体はいくつかあります。

みなさん、すばらしいご意志をお持ちで、活動されています。

この世には、他にもたくさんの、余される馬達がいるのが現実です。

なので、なにがなんでもノーザン会に支援を、とお願いするというスタンスではなく、もし引退馬の余生に興味があって、

プルラリズムとサクラロータリーの2頭のことを気に入ってくださったら、と思います。

また、この会を始められたのは牛尾治子さんという方です。

たまたま、訪れた静内スタリオンステーションでノーザンディクテイターと出会い、

その後、輸入されて以来20年もの間、ずっと日本で種牡馬を続けてきたノーザンディクテイターが

種牡馬をクビになってしまう、と聞かれたときに、唯一立ちあがって、ノーザンを引き取る事にご尽力された方です。

残念ながら、ノーザンは亡くなってしまいましたが、その経験を生かし、その後やはり同じように

種牡馬としてシンジケートが解散してしまったりして行き場のなくなってしまったプルラリズムを引き取られました。

そして、その後もう1頭のサクラロータリーを引き取り、今まで活動されてきました。

わたしは、静内スタリオンステーションでそのかわいらしい姿が印象的だったサクラロータリーが

行き場を無くしてしまうという知らせを聞いて入会したので、ノーザン会の発足当初のことなどを

あまりよく知りませんでした。

しかし、牛尾さんのお話を聞き、本当に素晴らしいことだと思いました。

牛尾さんは、ただ一頭の愛しい馬を救いたい。それだけの気持ちで、ノーザンディクテイターを引き取られたのです。

残念ながら素人が馬を引き取って、幸せに暮らせるよう世話をすることは不可能に近いことです。

しかし、馬産地で賛同者を得て、またそのご縁でその後いろいろな方へと支援の輪を広げてこられたのも

牛尾さんの一生懸命な姿、ほんとうに馬のことを考えられてきた純粋なお気持ちのためだと思います。



一期一会という言葉がありますが、

わたしが愛するローレルと入れ替わるように出される事になったロータリー。

のんびりと、陽だまりで幸せそうに日向ぼっこをするロータリー。

調べてみたら、無事ならば3冠馬になっていたかもしれないというロータリー。(3戦3勝、骨折により引退)

ロータリーとローレルとは、同じにんじんをもらって幸せそうに食べていた仲でした。

幸せそうなローレル。幸せそうなロータリー。

そんなことが、わたしには縁のような気がしたロータリーとの出逢いでした。

ロータリーは、生産された牧場さんで引き取ってもよいということだったらしいのですが、

ロータリーを入れるために、その生産牧場の馬が1頭出されてしまうのでは本末転倒になってしまいます。

1頭の馬を救うために、他の馬を不幸にしない。それが、ノーザン会の原則です。

そんなことで、ロータリーはノーザン会の2頭目の支援馬となったそうです。



ロータリーのような、日本で走っていた馬でさえ、余されてしまうのですから

その競走生活を知る人もあまりいない、外国産の種牡馬はより簡単に処分されてしまうことが多いのだそうです。

(どこかに移動してしまっても、その行方を気にする人がいないので)

しかし、馬のかわいさは、その子が例え内国産であろうと、外国産であろうと、かわらないんですよね。

ましてや、外国から連れてきて、用がなくなったら即廃用、では、外国産種牡馬がかわいそうです。

ノーザン会の、牛尾さんはじめ役員の方々、そして支援を続けていらっしゃる会員さんの

一生懸命な活動に、わたしは心を打たれました。

みなさんの共通の気持ちは、ただただかわいい2頭の馬を生かしたい。それだけだと思うんです。

ひとりひとり、思い入れを持つ馬は違うと思うんです。

ノーザン会が支援している馬が、たまたま、縁あってプルラリズムとサクラロータリーの2頭であっただけで

ノーザン会ではこの2頭のみの幸せを願っているのではないこと、願わくばすべての馬達に

幸せな余生を・・・という理想のもと活動されていることをご理解していただければ幸いです。

ひとりでも多くの方のご賛同があることを祈りつつ、ごあいさつにかえさせていただきます。


 ノーザン会会員 erika

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