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ブックリスト

●『自己治癒力を高める』(川村則行著 講談社刊)  
人体には「自己治癒力」とでもいうべき、心の治癒システムが厳然として存在しているということを、豊富な実例と分子レベル、遺伝子レベルにおける考察から示していきます。「有名な実例として、脳腫瘍を患った10代の少年の話があります。彼は自分のがん病巣を黒い塊としてイメージし、それを敵に見たてて攻撃するという想像を毎日毎日繰り返していたのだそうです。すると、ある日からいつもイメージしていた黒い塊の敵がいなくなりました。がんばって頭の中にイメージを浮かばせようとするのですが、うまくいきません。そのことを知った親が医師に頼んで検査してみると、驚いたことにがん病巣が消えていたという話です」(本書より)。

著者紹介 東京大学医学部医学科、東京大学医学研究科博士課程細菌学教室卒。医学博士。国立精神神経センター精神保健研究所心身医学研究部心身症研究室長。

●『癒す心治す力 自発的治癒とは何か』(アンドルー・ワイル著 角川書店刊)
アメリカで一時期ベストセラーになった本なので、知っている方も多いかと思います。「もしわたしが細菌性肺炎にかかったとしよう。かなり深刻な、おそらくは生命をおびやかすほどの感染症である。わたしは病院に行き、抗生物質の点滴を受け、回復し、退院し、治る。では、治したのは何か? (中略) 治療がほどこされようと否と、すべての治癒に共通する最終原因は治癒系にある。それは強調しておきたい。ある治療が効くとき、それは生まれながらに備わっている治癒メカニズムを活性化させることによって効くのだ。治療は─薬剤や手術も含めて─治癒を促進し、治癒の障害物を取り除くが、治療と治癒とは同じものではない。治療は外からほどこされ、治癒は内から起こってくる。だからといって、治療を拒否して治癒を待つのは愚かな態度かもしれない」(本書より)。 

著者紹介 ハーバード大学医学校卒業後、国立精神衛生研究所研究員、ハーバード大学植物学博物館民族精神薬理学研究員をつとめ、世界各地の伝統医学やシャーマニズムをフィールドワーク。現在、アリゾナ大学医学校社会医学部副部長、合衆国議会「がんの代替療法研究委員会」の評議員。

●『がんほどつき合いやすい病気はない』(近藤誠著 講談社刊)
これから治療を受ける際に、どういう治療を受けるのがベストであるかを考える上で、示唆に富んだ内容。「皮肉なことに、患者さんが『怖い病気』と思いこんでくれたおかげで、医師は苦しい治療をやりたい放題に平然と続けてこられました。怖い病気だから治療は苦しくて当たり前だ、がまんしなければいけないんだと、治療を受ける側が妙に納得するからです。がんの治療は、やりようです。患者さんが、それほど苦しまずにすむ治療法があります。不必要な切除はしない、むやみに抗がん剤を使わない、適切な放射線治療を行う、痛みをコントロールする……。このような治療を受けられるのなら、がんは思うほどつらい病気ではありません」(本書より)。

著者紹介 慶応義塾大学医学部卒業後、アメリカに留学。帰国後は、がん一般の治療を専門とする。乳がん治療では早くから乳房温存療法を実践し、患者数、温存率とも日本で最高の実績をもつ。慶応義塾大学医学部放射線科講師。

●『ワイル博士のナチュラルメディスン』(アンドルー・ワイル著 春秋社刊)
上記『癒す心治る力』の実践版とでもいうべき内容。がんにターゲットを絞った記述は少ないですが、日々illnessならぬwelnessを享受していく上で必要な、食生活、運動、呼吸法、ハーブ、ビタミン摂取などについて細かく記述してあります。

著者紹介 上記参照。

●『クスリの食べ物』(菅原明子著 西東社刊)
身近な食材150品目を取り上げ、それらがどのような効果を有するかを解説。全頁カラー刷りで図鑑形式になっています。平素口にする身近な食材から見直し、少しでも治癒率を上げていくのが肝要だと思います。

著者紹介 東京大学医学部疫学教室にて博士課程を修了。保健学博士。菅原食生態学研究所所長。 

●『クスリをいっさい使わないでガンを防ぎ、治す本』(森下敬一著 三笠書房刊)
かなり怪しいタイトルですが(失礼!)、「血液の汚れが病気の原因」という仮説のもと、さまざまな食品の効用と、玄米菜食を主軸とした「自然医食療法」について述べられています。

著者紹介 東京医科大学卒業、医学博士。お茶の水クリニック院長。