さあ、君も煽り屋になろう!! 煽り屋入門
煽りにくいスレッド
だいたい、煽りの入らないスレッドの対話は書き込みの行数が少ない。逆に煽りが入ると書き込み行数が多くなる傾向がある。煽り屋は盛り上がってほしくないスレッドやどうでもいいスレッドには介入しない。ポイントを絞っている。
また、煽りを入れられないような専門的、個性的話題には煽りは入りにくいが、わけがわからなくても煽りはできる。
新しいネタ(話題)を見つけたらスレッドを立てよう。
1,ずっと下がっているスレッド内でなんとも興味深い話題を見つけた。これは、みんなが喜ぶネタ(ウソという意味ではない)だ!! あるいは、ネットサーフィンしていてツッコミどころ満載のサイトを見つけた! これはいいネタだ!!
2,その話題に関する情報をできるだけ集め、保存しておく。
3,その掲示板にスレッドを作る。もっとも過激なネタの場合はニュース速報板でスレッドを立てる。
4,まず最初に、「こんな事件があるけど、知ってますか」というように、次が読みたいように誘導する。
5,「もっと情報きぼん」などという書き込みが続いたら、すこしずつ、情報を小出しにして盛り上げてゆく。「もっと知りたい」と思わせることがコツ。
特定の人物・企業・団体などをいけにえにして叩く場合、
1,いつも通り、先に情報を集めるだけ集めておく。データを消されないための予防策。
2,まず、少し褒める書き込みをしておく。それに対する反発を待つ。自作自演でもよい。
3,ある程度反発を招いてから、まえもって用意して置いたターゲットの失敗談、まぬけな事件をリンクする。ターゲットが他人に知られたくない情報(つまりバカにされる)ほど、価値は高い。
4,リンク先を消されたなら、用意しておいたコピーを貼り付ける。または、ミラーサイトを作る。
スレッドに参加させて、いじめる
1,ある程度、ターゲットをバカにする書き込みが続くのを待つ。自作自演でもよい。
2,2ちゃんねるでターゲットのことが話題になっていることをそれとなく教えて誘導する。たとえば、「大変だ、君のことが2ちゃんねるのこのスレッドで書き込まれているよ。」など。
3,ターゲットは必ず見に来るので、「見ていないで出てこい」と挑発する。
4,それらしい書き込みがあると、「ご降臨か?」などとそれとなくみんなに教える(削除人のしわざ)。本人の書き込みがなければ、しかたがないので、なりすまして書き込む。
5,ターゲットが書き込みをしなくなると、「逃げた」「卑怯者」などと挑発。
6,その後、ターゲットを名乗ったなりすまし発言をしておく。
7,それが本人であるかのような対話を作る。
6,この「1から7」をくり返す。
ターゲットを熱くする法
・どんな理由でもよいから適当な理屈を付けて、相手を「厨房」「キチガイ(基地外)」などと断定する。
・褒め言葉のあとに・・・(藁 もしくは(w と書いて嘲笑する
・「○○は、これで終わりだな。」と宣言する。なぜ終わりかなどという理由はなくてよい。
・「ハゲ」「デブ」「チビ」「ブス」などと身体的特徴を捉えて罵倒する。それは真実でなくてよい。
・昔の失敗を捜しだしてきて、「○○の件はどうなったの>** ププ」などと茶化す。
・とにかく、どんな無理な理由でもいいから、屁理屈を付けて、「バカ」「頭が悪い」とけなす。決して正面からのまじめな議論はしない。反論するのがバカらしいような屁理屈ほど効果がある。
スレッドの常駐者(住人という)を熱くする法(ムキにならせる方法)
・「もうやめよう」とか「終了」などという書き込みがあると、「おまえらはよそへ行け」「来るな」と書く。その意見を書いた人間を罵倒し続ける。
・住人たちの言動について理由を付けて、「卑怯者」「バカ」「面と向かって言えないガキ」「ボケ」などと挑発する
・まともな意見があると、「電波」「デムパ」「マターリいこう」「つまらない」「氏ね」などと揶揄する。
・もっと不利になってくると、「カコワルイ、ププ」「それがどうしたの」などと、平然としたそぶりをする。
・また、「おまえには日本語が分からないのか」、とか、「日本語を勉強してから来てね」、と関係ないことを持ち出して、バカにする。または、「ハァ?(藁 ○○なんですけど?」などとごまかす。
・なにか少し抜けた発言があると言葉尻をとらえて、「・・・もわからんのか、ボケ」「クソガキ」。
・まちがいを捜しだし、検索で調べて、「こんな事もしらんのか、小学生」、「おこちゃまはもう寝なさい」、「これだから中卒(または高卒)は・・」などとバカにする。本当に中卒(高卒)かどうかはどうでもよい。
・なにか正当な意見が出て、それに流れそうな雰囲気になれば、その反対意見を書き込んで、しばらくしてから「激しく同意」と書き込む。そうしてそれをくり返して荒れる雰囲気に戻す。意見は書き込む数が多いほど強く見える。
・叩きがマンネリ化してくると、「それじゃ○○がかわいそうだよ。」などと書き込んで敵側の味方を引き込んで意見を書かせ、それに反論して罵倒していく。
・アスキーアート書き込みなどが続くと、疲れた頃(飽きた頃)を見計らって、「スレを荒廃させるつもりかな(藁」などと平然としている風を装う。また、「コピペ カコワルイ (ぷ」などと書く。
・自分たちに都合のいい書き込みまたは相手に都合の悪い情報のコピペを定期的に貼り付ける。
・自作自演を暴いてからかう(削除人のしわざ)・ 「レベルが高い」「レベルが低い」と、スレッドの住人を喜ばせたり、怒らせたりする。
まったく、自分で書いていてイヤになるような汚い言葉の数々です。しかし、これらの言葉をただ書き込んでゆくだけでスレッドは盛り上がり、こき下ろしは続きます。
悪い2ちゃんねらーからの自己防衛法
これまでに書いた煽り屋の手法を参考にして、考えてみました。もちろん、完全ではありませんが。
予防の方法
まず、煽られるような情報をインターネット上からすべて消しておくことです。隠しページなどもすべて削除しておきましょう。
Googleのキャッシュに残っていれば、メールで削除を頼めば、キャッシュを消してくれるそうです。ただし、英語らしいですが。
ドメインを個人で取得している場合は、住所、氏名、電話番号がすべて検索されるので、やめてしまうのがいいかもしれません。
ハンドル名や住所から個人を特定できるような場合は、住所、ハンドル名を変えてしまいましょう。
2ちゃんねるでは公開されている情報は削除しない方針らしいですから、電話番号も電話帳に記載しないようにしなければなりません。
対処法
とにかく、相手はターゲットを精神的に追いつめるのが目的ですから、2ちゃんねるの掲示板、もしくは叩かれている掲示板を見に行かないことです。
どんなことが書かれているか気になりますが、彼らはすでに必要な情報を手に入れたあとなので、いまさら抵抗しても無駄です。すこしずつ、精神的に追い込んでゆくのが彼らの手法です。
「すごく気になるけど、非難スレッドを絶対に見に行かない」という決意が必要です。
自分の掲示板は、問題がない発言以外は、放置しておくのがいいかと思います。彼らのうっぷんを晴らす受け皿になりますから。