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2000年1月24日

殺人:
先物取引会社員殺される 客を逮捕 取引でトラブルか


 集金に訪れた先物取引会社の社員を殺し、遺体を勤め先近くの雑草地に捨てたとして、大分県警捜査1課と日出署は24日未明、同県杵築市南杵築、造船会社員、古川浩二容疑者(26)を殺人と死体遺棄の疑いで逮捕した。古川容疑者は同社と数百万円の先物取引をしており、県警は取引を巡るトラブルが原因とみている。

 殺されたのは熊本市南千反畑町、先物取引会社熊本支店社員、寺本誠さん(22)。

 調べでは、古川容疑者は4日午後10時半ごろ、大分県武蔵町小城にある勤め先の造船会社駐車場で、ロープ様のもので寺本さんの首を絞めるなどして殺し、遺体を駐車場西側の雑草地に遺棄した疑い。

 古川容疑者は昨年11月ごろ、寺本さんが勤める先物取引会社と生糸などの商品取引を始めた。寺本さんは4日午後9時半ごろ、集金のため日出町のファミリーレストランで古川容疑者の追加集金のために会った後、行方が分からなくなった。

 大分県警は熊本県警と共同で寺本さんの勤務先や顧客、宿泊先を捜査。古川容疑者から事情聴取したところ、殺害を認めたという。供述通り雑草地で土をかぶせた遺体を見つけた。

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