『俺とシューティング!』ですか…良い題材だ。
今回は少々マニアックに行くぞ。
10年後の自分って想像した事はありますか?
10年後、ゲームで遊んでいると思いますか?
そんな事を考えた事がありました・・・
自分は20歳で入社したのですが、30歳になった時今と変わらずゲームに愛情がもてるか?同じ気持ちでゲームが作れるのか?少し不安だったのです。
・・・・・
で、あっという間に10年経っちゃいましたよ。どうかって?30になった昼休みは、「ダラ外(注1)」でオトシゴと戦ってましたよ。なんだ、やってるじゃん!そうなんです!!やってるんですよゲーム!!PSOやらサクラ3やら大作ばかりで大忙しです。DCバンザイ!
でも、一番イイのはやっぱシューティングゲームでしょ。
シューティングって避けてると脳みそから変な汁がどんどん出てくるんだよね。そうなってくると敵の弾は止まって見えるし、連射で筋肉もつりそうになってくるんだけど、しばらくすると痛みが無くなって連射のスピードが上がってくるんですよ。ランナーズハイと同じようにシューターズハイ状態ですね。
又、よく僕たちは「道が見える」と言います。
大量にばら撒かれる敵弾の中に道が見えるんです。
まるで「よろしくメカドックの夢幻・ボブキャット(注2)」の様に一筋の道が!!
時間は流れます。遅い弾、速い弾、位置は刻々と変わります。1フレームだって同じ映像ではありません。
しかし、時間軸方向に道が見えるんです。
予知にも似た…そう…まさしくニュータイプ(注3)の様に!
動く物を逃さない目!脳内で行われる超高速処理!
情報を受け取り、適確に操作する指先っ!!
避けて撃ち込んだ先にある撃破の開放感・・・
ああ、なんてスバラシイんでしょう・・・しかし、この感覚はもはや一部の人の物になってしまっています。この辺の話は先週の東君のコラムがそうでしたね。しかも時代は癒しを求めています。
そうシューティングというジャンルはまさに絶滅寸前。
これは人類の進歩に関わる問題です。きたる宇宙世紀、生き延びる為にシューティングをするだっ!!!
・・・ハァハァ・・・
なんかバカみたいだな、俺・・・・・・
こんな世界、覗いてみたいとは思いませんか?
最近の物は、メーカーもユーザー離れを解っているので最初は結構遊ばせてもらえるはずです。外だと恐いという恥かしがり屋さんはドリームキャストやセガサターンなんてどうでしょう?かなりの良作揃いですよ。
さあ昼休みだ、何で遊ぼうか?
よし、今日は「怒首領蜂(注4)」でもするかな。
おや?隣の席の朝倉君は「GIGAWING2(注5)」かい?いいねぇ、俺も頑張らなきゃ!次の目標は40歳現役シューターだ!!あと、10年頑張るぞ!!(それまで、シューティングが残ってるのかな?ドキドキ)
小口さん、縦シュー作っちゃダメ?
では、次回はおまちかね。おたよりコーナーでも希望の多かった光吉さんで〜す。俺もCD一杯もってますよ〜っ。
光吉さんには『光吉猛修のOn The Hitmaker!!』でお送りいたします。
(注1)ダライアス外伝:
DARIUSと共に基板所有するほどLOVEなゲームだ。
ちなみに、’基板’だ!’基盤’じゃないぞ!間違えんなヨ!
(注2)夢幻・ボブキャット:
トンネル事故でもコンピュータでスイスイ避けてくれる凄い車だ。
(注3)ニュータイプ:
セガガガによると「未だに1年戦争がどうとか言ってる人(俺も)」の憧れ。
(注4)怒首領蜂:
ラスボスの火蜂の「最終鬼畜兵器」の名に相応しい狂気の攻撃は見るものに絶望を与え、同時に感動するほど美しい。朝倉君はアドリブで避ける……
(注6)GIGAWING2:
京とかガイ(漢字出ない)とか仏教でしかお目にかかれない数字がバンバン飛び出す、インフレシューティング。
CMFのDC版制作中に間違ってVMファイルを消してしまい泣いたのは秘密だ。
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