草模様


食品の怖〜い話



 そもそも、安全な食品ってなんでしょうか?世間では、マスコミを通じて、盛んに食品の害について報道がなされています。たとえば、食品添加物の害についてであったり、食品の残留農薬の心配であったり、最近では、遺伝子組み替え食品の恐怖の事であったり。昔のように、自分で食べるものは全部自分で手作りしていれば何の問題も無いのでしょうが、便利で快適な都会生活を享受するためにはそうもいかず、他人様に自分の命の源である食品造りをおまかせしている現状では、まるで疑心暗鬼に陥っている様です。たとえば、日本人の死亡原因の第1位であるガンという病気。皆さんは、この病気の原因はいったい何であるとお考えでしょうか。

    表  これら要素が原因となるガンの割合。主婦の感覚とアメリカの国立がん研の疫学専門家の見解の相違。 (インターネット内資料「無農薬野菜の健康への効果」より引用)
普通の主婦の感覚

第一位 食品添加物 43.5% 第二位 農薬 24% 第三位 たばこ 11.5%

ガン疫学専門家

第一位 普通の食品 35% 第二位 たばこ 30% 第三位 ウイルス 10%
(ちなみに、食品添加物は1%、農薬は0%)

 この表をみて分かることは、一般市民と専門家とでは、リスクというものに対する考え方が全く違うということでしょう。おそらく、この様な主婦の感覚はマスコミと一部の扇動的な市民運動によって作られている、とこの資料では述べられていますが、私が注目したのは、専門家が指摘している普通の食品に対するリスク度の高さです。この35%という数字が示す意味は、そもそもガンとは生活習慣病であり、生活習慣の誤り、つまり主食のようにもっぱら口にする食品の誤りに由来する病気であるということではないでしょうか。

現代の(欧米)の栄養学は、間違っている!

 日本の栄養学においては、白米、白パンを主食として、タンパク源に動物タンパク食品(肉類、卵、牛乳)またはダイズなどの植物タンパク食品、ミネラル源として野菜、果物などをバランスよく摂るように推奨しています。しかし、私が実践している森下敬一医学博士主幹の自然医学によれば、ほとんどの慢性病の原因として、三大悪食つまり精白食品(白米、白パン、白砂糖)、動物タンパク食品(肉類、卵、牛乳)、公害的化学物質(化学肥料、農薬、食品添加物、化学薬剤)によって引き起こされる、と指摘しています。では、なぜこれらの食品が慢性病を引き起こすのでしょうか。

恐怖の精神撹乱食品、精白食品は低血糖症を引き起こす

 まず、精白食品ですが、これらはいずれもビタミン、ミネラル、酵素など人体のバランスを整えてくれる微量成分を失った欠陥食品であり、体内に入ると急速な糖分の吸収が行われ、動脈硬化を促進します。また、神経機能を円滑にする成分の欠落により、脳、神経系が不安定になり、いわゆる自律神経機能の過敏や鈍麻が招かれるようになります。長期間の摂取により、血糖値を調節する各器官(すい臓、副腎、下垂体、甲状腺)は疲弊し、免疫系の低下が引き起こされ、ガン、糖尿、血管、心臓などの病気の原因となるわけです。また、お茶の水クリニック副院長森下浩靖氏(森下敬一氏の御曹司)によれば、慢性疾患の手前の状態、これを低血糖症と呼んでいますが、我が国の糖尿病患者数500万人に対してその5倍の2500万人、つまり4人に1人は低血糖症なのではないかと推測しています。低血糖症とは、白砂糖や精白食品の過食によりすい臓が疲弊し、糖に対して過敏な状態の事をいいます。普段はインスリンの過剰分泌のため、低血糖状態にあります。低血糖はテンカン発作を起こしたり、虚脱感、抑圧感、疑惑や猜疑心の増強、理性的思考力や判断力の低下、情緒不安定、うつ的状態を起こします。この状態で精白糖を摂ると急激に血糖値が上昇し、興奮剤として作用します。このような急激な変化により、普段おとなしい人がある時急に「キレて」暴れ出すようなことがあるわけです。

人間やめますか、それとも精白食品やめますか


 最近、若者が街中で座り込んでいる姿をよく見かけます。彼らをジベタリアンと呼ぶそうですが、彼らに質問すると、決まってカップめんやジュースなどを常食しています。精白食品の摂りすぎで、いわゆる「かっけ」のような状態で、だるくて立っていられないのです。しかも、精白糖には「麻薬」のような習慣性もあるのです。いま、タバコの害が叫ばれ、嫌煙運動が盛んに行われていますが、森下博士によれば、精白食品の害に比較すれば、タバコの害など問題にならないのです。100歳を超える長寿村を調査した結果、タバコをたしなんでいる老人は多数を占めていましたが、精白食品を摂っている老人は1人もいなかったそうです。消費、環境問題研究家の船瀬俊介氏は、若者の健康をむしばむカップめんなどの加工食品を「亡国食品」と呼んでいますが、私は学校教育の場で若者に、白米や白砂糖を健康必須食品と教えている今の日本の教育を、「亡国栄養学」と呼びたいと思います。

早熟、早老、太く短く、誰よりも早く人生を駆け抜けたいあなたへ、動物タンパク食品

 動物の世界では、早く一人前になる動物ほど寿命は短いという鉄則があるそうです。また、人間より
成長スピードの速い動物の母乳を分析してみると、たとえば生まれてから人間より2倍のスピードで育つ馬の母乳には、人間の母乳の2倍のタンパク質が含まれているといった、恐ろしいほどの正確な比率がみられます。人間の母乳のタンパク質の含有量は、全体の1,1%ですが、馬は2%、牛3,5%、豚5,2%、犬7,2%となっています。だから人間の乳児を牛乳で育てれば、3倍のスピードで大きくなるというわけです。実際、ある検査の結果によれば、東京都内の高校生達の内臓諸器官の機能年齢が、なんと47歳!と報告されているそうです。

平均寿命の延びというまやかし

 日本人の平均寿命は延びつづけているそうです。しかし、このことは、統計マジックの大うそと呼ばねばならないでしょう。平均寿命といっているのは、新生児の期待余命(あと何年生きられるかという年数)のことであり、それが延びているのは、新生児の死亡が激減したからに過ぎないのです。(高尾利数著「砂糖は体も心も狂わせる」より) 正確には、新生児の平均寿命は延びた、成人の寿命は逆に縮んでいる、病気の老人は増えつづけている、というべきです。新生児にたとえ80歳の期待余命があったとしても、自分の寿命が延びたというわけではなく、むしろ期待余命は縮んでいることを客観視しなければならないでしょう。

牛乳を飲むとガンになる!?


 私が最初に国際自然医学界会長で医学博士、森下敬一氏の著作に出会ったのは、妻が東京青山のナチュラルハウスで購入した、「牛乳を飲むとガンになる!?」(株)ペガサス でした。当然、私もそのころは現代医学の間違いなど知る由もなかったので、「なんちゅー荒唐無稽なこと言うオッサンやなー」という先入観で読み始めたのですが、そういえば自分も若い頃から牛乳を健康にいいからとガブガブ飲んでいたのに、あんまり健康とはいえないなーと気が付き、少しまともに考えるようになりました。この本の中には、牛乳を多く飲む子供に白血病が多い事(特に牛乳と白血病は他のガンに比べ因果関係が深いようだ。)、豊富といわれている牛乳の栄養分だが、実際、人体にはものの役に立たない事(良質だといわれているタンパク質も、比較的消化の良いホエータンパクはわずか20%で、しかも高温殺菌法でほとんど変質してしまう。残り80%を占めるカゼインは消化されにくく、しかも粒子が細かいので、腸壁を素通りして血液中に入り込み、アレルギーの原因になる疑惑が濃厚である。牛乳のカルシウム分も、カゼインタンパクと結合しているために吸収されにくく、リンのほうが余分に吸収されるので、牛乳を飲みすぎると逆に骨や歯がもろくなるという説もある。)、それに動物タンパク質は腸内細菌のバランスを崩し、腐敗産物を発生させ、それが腸から吸収されて全身に周り、慢性病の原因になる、というようなことが主に書かれています。 

人間は、もともと穀物菜食動物

 人間がもともと肉食に不向きであるということは、その身体的特徴からもみてとれます。それは、32本ある歯のうち、肉食用の歯は4本しかないこと、草食動物ほどではないが、肉食動物よりはるかに長い腸をもっていることなどです。また、他の動物と同じで、人間の体は粗食には長い年月を掛けて耐えうるようになっていますが、飽食状態に耐えるようにはできていません。要するに、過栄養、過カロリーは寿命を縮め、低栄養、低カロリーは寿命を延ばす、ということです。「少年時代の逆境は成熟を遅らせるが、1年の遅れが7年寿命を延ばすことになる」という人もいます。問題なのは、子供達に動物タンパク食品や精白食品などの過剰栄養や成長促進剤を強制して早熟させ、ついでに病魔や死神までも招待しているいまの教育が妥当なものなのか、ということです。


野菜項目1 究極のダイエット法、それは玄米菜食
野菜項目2 食品の怖〜いおはなし
野菜項目3 食べていい!物と自然医学について
野菜項目4 玄米菜食でエコロジーのおすすめ

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