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バイオ食品

遺伝子組換え食品
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バイオハザードマーク

感染性廃棄物
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バイオフィルム感染症

 多糖類やその他有機汚染物質でできた粘性のあるゲルの中に細菌、真菌、藻等が入り込んで複合体を形成し、何らかの表面に付着した状態のものをバイオフィルム(生物膜)と総称しており、あらゆる環境中に存在する。
 医学的に問題となるのは、経鼻チューブなどの医療機器や、気道など人体そのものにバイオフィルムが形成され、その中の細菌が抗菌剤から守られて生き残り、健康障害を起こしてしまうことである。
 このようなバイオフィルム中の病原性細菌により引き起こされる感染症をバイオフィルム感染症と呼んでいる。最近は、歯周病やう触など歯科の分野でもバイオフィルム感染症の概念が提唱されている。
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廃用症候群

 リハビリテーションで使用される用語で、安静にじっとしたままでいると身体の各関節の動きが悪くなり、筋力も急激に低下してくることを廃用症侯群という意味で使用していたが、現在ではもっと広い意味で活動力の低下からくる心身機能の低下までを含めて使用される場合が多い。
 これを未然に防ぐためには、関節可動域訓練や筋力維持訓練、起居動作訓練、歩行訓練、スポーツ活動への参加等、身体の全機能を使用するような日常生活の行動が必要である。
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排卵誘発剤

 排卵のない婦人に排卵を起こさせる薬で、不妊症の治療に用いられる。排卵誘発には、性腺刺激ホルモンの分泌を促進する物質を投与する方法と性腺刺激ホルモン自体を投与して排卵を促す方法とがある。わが国でもっとも使われているのはクロミフェンであるが、これを使うと四つ子、五つ子といった多胎妊娠が多くなる。
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HACCP

 (Hazard Analysis and Critical Control Point)
 通常ハサップといい、危害分析重要管理点のこと。
 米国のアポロ計画の中で安全な宇宙食製造のために開発された衛生管理システムで、その後、各国で様々な食品の製造に応用されている。
 HACCPシステムは、食品の原材料の生産から製造、流通、消費までのあらゆる段階において、食品に対する微生物などの危害を分析(HA)し、危害を制御するための重要管理点(CCP)を定め、これを常時モニタリングして、記録に残して危害の発生を未然に防止するシステムである。
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長谷川式簡易知能評価スケール

 老人性痴呆疾患のスクリーニングテストとして使われている。聖マリアンナ医科大の長谷川和夫教授と同大神経精神科教室のメンバーが1974年に開発した。1991年に改定され、より簡潔に、より短い時間で評価できるようになった。質問事項は九問で「今日は何年の何月何日ですか」「お年は」など身近なことや記憶したものを思い出させる問題、計算問題など。満点は30点で20点以下は「痴呆の疑いがある」としている。
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8020運動

 80歳で自分の歯を20本残そうという運動である。20本以上の歯があると、ほとんど何でも食べられ、より快適な食生活が営めるとされている。
 厚生省の成人歯科保健対策検討会中間報告の中で、成人歯科保健対策の目標として提唱された。
 提唱された平成元年当時は、推定値80歳で現在歯約4本(8004)であったが、平成11年の歯科疾患実態調査では(8008)と改善されてきている。
 さらに、8020達成者をみても、平成5年は10.85%の推定値であったが、11年には15.25%と改善されている。
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発がん物質

 動物あるいは人間に、皮膚、消化器等を通じて粘膜及び表皮や肺胞に接触するとがんが発生する物質をいう。例えばコールタールの中から発見された3・4ベンツピレン及びベンツβフロランセンが気管支粘膜に発ガン作用を及ぼすとされたほか、かつての着色料として使われたことのあるオーラミン、ある種のカビが生産するアフラトキシン、原爆実験等で影響の心配される放射能性物質などが発ガン物質として認識されている。
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バリアフリー

 住宅や都市施設などを高齢者や障害者に使いやすいものにすること。物理的な(建築的)な障害だけでなく、心理的、社会的な障害や情報手段の制約も含まれる。
 近年、障害のある人が障害により制限を受けている状況を克服するためのアプローチとして「ユニバーサルデザイン」の考え方が提唱されている。これは、障害のある人も含め、年齢や能力に関わりなくすべての人々に対して適合する製品等をデザインすることを目標とする考え方である。この考え方を住宅、建築、公共空間の構築に適用することは障害のある人をとりまく環境の整備につながることになる。
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バリデーション

 製造設備や製造工程・製造方法が目的とする品質に適合する医薬品等を恒常的に製造できることを科学的に検証し、文書として保管することである。例えば、医薬品の成分を混合する場合、混合均一性の観点から、混合機の回転数や混合時間の最適な運転条件を決めることなど、重要工程について検証することとなっている。
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ハンセン(氏)病

 ハンセン病とは1873年に病原菌を発見したノルウェーの医師ハンセンにちなんで名付けられた感染性の疾病である。病原菌である癩菌は感染力が極めて弱いため、発病する人の多くは抵抗力の弱い幼少の頃の濃厚な感染を受けた場合がほとんどである。かつては、すべて専門の治療所に隔離する方針がとられていたが、現在は確実に効く薬が開発され、自宅療養も可能となり早期治療によって完全に治癒するようになった。

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ピアカウンセリング

 専門家を介せず、障害者自らが、自己の体験に基づいて問題を持つ者同士の相談に応じ、問題の解決を図ること。
 アルコールや薬物依存症の自助グループで実施している相談、更生活動等もこれにあたる。
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PRTR

 (Pollutant Release and Transfer Register)
 国際的に、化学物質の環境リスクの低減手法のシステムとして考えられた。我が国では、「環境汚染物質排出・移動登録」制度と呼ばれ、99年第145回国会でこの制度を導入した、いわゆる”特定化学物質管理法”が制定された。
 工場などで利用した化学物質を事業者が国に届け、国はこれらの情報を集計・公表、都道府県に提出する。都道府県は地域のニーズに応じて集計・公表、国と連携した環境モニタリングの実施、事業者に対する技術的助言などを行う。2002年から施行される。
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BSE

クロイツフェルト・ヤコブ病
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PHC

プライマリーヘルスケア
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PFC比

 総摂取エネルギーに対するたんばく質(P)、脂肪(F)、炭水化物(C)エネルギーの占める割合で食事内容の検討に使用される。
 食生活の欧風化等により脂肪のエネルギー比率が高まっているので生活習慣病予防の観点からも主食、主菜、副菜をうまく組み合せた適正なPFCバランスの食事の普及が重要となっている。
  PFCの適正比率(%)
  P:たんばく質12〜13%
  F:脂肪 20〜30%
  C:炭水化物 57〜68%
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PL法

 Product Liability(製造物責任)法の略。製造物の欠陥によって、生命、身体または財産に損害を受けた被害者に対して、メーカーが負う法律上の損害賠償責任に関するルールを定めたもの。
 従来はメーカーの過失を立証する必要があったが、製品に欠陥があり、その結果人的・物的被害が生じたことを立証すれば、メーカーに賠償を請求することができるようになった。
 平成7年7月1日以降に出荷された製品から適用となったが、事業者の安全性確保の意識を高め、消費者の適切な商品選択と正しい使用を促すなど、安全な社会づくりへの寄与が期待されている。
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BOD(Biochemical Oxygen Demand)

 生物化学的酸素要求量のことで水の有機汚染指標の一つ。水がどの程度汚れているかを示す基準で好気性バクテリアが一定時間内(ふつう20℃で5日間)に水中の有機物を酸化し、分解させて浄化するのに消費される酸素の量をmg/lで示したもの。水が汚れていれば有機物も多く、それだけバクテリア分解に必要な酸素の量もふえる。1lの水の中に1mgの酸素が必要なときが1ppmである。
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B型肝炎

肝炎
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PCR(Polymerase Chain Reaction)

 ポリメラーゼという酵素を利用して人工的に微量のDNAから大量のDNAを増幅させる一連の反応をいう。ポリメラーゼとは自然界において1つの細胞が分裂して2つの新しい細胞となるとき、遺伝情報であるDNAを複製させる酵素である。この反応を利用して目的物質のDNAの複製を迅速に、かつ特異的に行う。0157のベロ毒素産生能やコレラ毒素の確認、つつが虫病などの感染症の診断、結核菌の診断、また遺伝子の解析等多くの分野で利用されている。
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PCO(Pest Control Operator)

 人の健康に害を与えるネズミ、ハエ、蚊、ゴキブリ等のそ族、昆虫を防除する業者をPCOという。
 最近は、シロアリ、木喰虫等の建築害虫、その他人が生活するうえで被害を受ける昆虫、動物等の駆除を併せて行う業者が多い。これら業者の団体としてPCO協会が組織されている。
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BCG

 (Bacille de Calmetteet et Guerin)
 結核予防のための活動性免疫の賦与(病源性の低い結核菌を体内に入れること)で抵抗力をつけて結核の予防に役立てている。BCGの効果は、ツベルクリン反応で確認する。
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PT

衛生部職種
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PTSD

 (Post-traumatic stress disorde)
 外傷後ストレス障害と訳されている。日本では、阪神大震災、地下鉄サリン事件後に注目されるようになる。大きな苦悩を引き起こすような、著しく脅威的な、あるいは破局的な性質をもったストレスの多い出来事あるいは状況に対し遅延した反応として生じる。典型的な諸症状は、ある種の「無感覚」と情動鈍化、他人からの離脱、周囲への鈍感さ、快楽喪失、外傷を想起させる活動や状況の回避が続き、フラッシュバックや夢の中で反復して外傷を再体験するエピソードが含まれる。もとの外傷を思い起こさせる手がかりになるものへの恐れや回避がある。通常、過剰な覚醒を伴う自律神経の過覚醒状態、強い驚愕反応、および不眠が認められる不安と抑うつを伴い、自殺念慮もまれではない。外傷後、数週間から数か月にわたる潜伏期間(6か月を超えることは、まれ)を経て発症する。多くは、治療効果が見られる。
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肥満とやせの判定

標準体重
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病院

 医療法では「病院」とは医師または歯科医師が公衆または特定多数人のため医業をなす場所であって、20人以上の患者を入院させるための施設を有するものをいうと定義されている。また病院は、傷病者が科学的で、かつ適正な診療を受けることができる便宜を与えることを主たる目的として組織され、かつ運営されるものでなければならないとされている。同法では疾病の治療をなす場所であって病院でないものは、病院、病院分院、産院、その他病院に紛らわしい名称を付けてはならないど名称の制限を規定している。
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病院群輪番制

 地域内の複数の病院群が共同連帯して輪番で診療を行うもので夜間や休日の救急患者の受け入れのために医師、看護師、その他の職員を確保し、あわせて空ベッドを用意して対応しようという救急医療確保対策の一方法で二次救急医療体制と呼ばれている。
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病原大腸菌

 人に下痢症や胃腸炎を起こす大腸菌。病気の起こし方により、腸管病原性大腸菌、腸管組織侵入性大腸菌、腸管毒素原性大腸菌、腸管出血性大腸菌、腸管凝集性大腸菌の5つに分類される。
 O157は、腸管出血性大腸菌の一種で、腸管内でベロ毒素という出血性下痢の原因となる毒素を出す。乳幼児や高齢者は、溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症(けいれんや意識障害など)を引き起こしやすいので注意を要する。
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表示基準

 表示とは、消費者にその品に関する的確な情報を与えるとともに、万一事故発生時には行政庁の迅速かつ効果的な行政措置が行えるよう、だれが、いつ、どこで、なにを作ったかを見やすく、読みやすく、理解しやすい文字又は図形で正確に示すことをいう。
 食品衛生法では容器包装に入れられた加工食品等には品名、製造所所在地及び製造者氏名、消費期限または品質保持期限賞味期限)、使用添加物名などを購入者が容器包装を開かないでも容易に見ることができるように表示すべき事項を定めている。
 このほか、薬事法、家庭用品品質表示法、農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律など、それぞれの法律によって表示すべき事項が定められている。
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標準体重

 標準体重は、個人の体重が理想的にはどれくらいあればよいのかという観点から定められたもので、その値からの乖離の度合いで各個人の栄養状態、肥満度を判定することに活用されている。標準体重の算出については、かつて様々な方式が唱われてきたが、現在では1980年代以降に国際的に用いられているBMI方式が一般化している。
 BMIとは、ボディ・マス・インデックスのことで体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算出した体格指数のこと。日本肥満学会はBMIの数値22を平均としている。ただし、一人一人の望ましい体重には個人差があるため、標準体重はあくまで肥満度測定の一つの目安でしかない。
 「肥満=身体に過剰な脂肪が蓄積した状態」であるならば、肥満か否かの正しい判断は、体脂肪率を測定するのが一番となる。
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日和見感染

 がんの末期や重症な火傷などでヒトの感染に対する抵抗力(主として免疫)が低下してくると、もともと病原性が無いかまたはあっても弱い微生物によって発症を来たす感染。原因となる微生物は細菌、カビ、ウイルス、原虫であるが非病原性のものや、体表面、腸管内の常在菌によるものが多い。MRSA院内感染エイズでの原虫によるカリニ肺炎、カビによるカンディダ症など社会問題となっているものもある。また人口高齢化に伴って、感染抵抗力の低下しているハイリスクの患者が増加しつつある。
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ピル

 本来の意味は丸薬。現在では経口避妊薬を指す。合成の黄体ホルモンと卵胞ホルモンを主成分とし、女性の排卵を抑制することによって避妊の目的を達する。米国をはじめ多くの国で実用化されており、わが国では平成11年6月2日、医師の処方箋を必要とする医薬品として承認され、平成11年9月から販売された。
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ビル管理法

特定建築物
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ビル管理法登録業

 ビル内の衛生的管理を業とする者はビル管理法により都道府県知事の登録を受けることができると規定されている。登録を受けるには、一定の資格等の人的要件と設備、器具等の物的要件が必要である。登録されると営業所に登録業者である旨の表示をすることができる。次の6業種を総称して登録業と呼んでいる。
(1)建築物清掃業(2)建築物空気環境測定業(3)建築物飲料水水質検査業(4)建築物飲料水貯水槽清掃業(5)建築物ねずみこん虫等防除業(6)建築物環境衛生一般管理業
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品質保持期限

賞味期限

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VRE(バンコマイシン耐性腸球菌)

 腸球菌は病原性は非常に弱く、健康なヒトや動物の腸などに常在する菌である。しかし、バンコマイシンの耐性を得た腸球菌に対してはほとんどすべての種類の抗菌剤が効かないので、高齢者、手術後の患者などが感染すると重篤な症状を引き起こすことがある。
 MRSAとともに院内感染の原因菌として問題になっている。VREが拡がった原因として、バンコマイシンが長く治療に使用されていたことが考えられ、またバンコマイシンに化学構造が似たアボパルシンという抗生物質が家畜の肥育促進剤として使用され、その結果家畜の体内で腸球菌が耐性を持ちヒトに広がったと考えられている。
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VOC(Voratile Organic Compounds)

 揮発性有機化合物のこと。ホルムアルデヒド、キシレン、トリクロロエタン、トリクロロエチレンテトラクロロエチレン等のように常温で液体や固体の形で存在し揮発性を有する有機化合物をいう。
 VOCの一部は、地下水や表流水等の水道水源の汚染物質となっている事例もあることから、水道法で水道水質基準項目及び監視項目として指定されている。また、大気汚染物質であるとともに室内汚染物質であり、アレルギーや化学物質過敏症の原因になるともいわれている。
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フィルムバッジ

放射線測定器
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風しん

 急性ウイルス性疾患で、風しんウイルスによる終生免疫をもつ。症状は、発熱と同時に全身に淡紅色の発疹を生じる。なお、妊婦が風しんにかかったかそのおそれのあった場合でも、その機会が妊娠後半期(6か月以降)であるならば先天奇形発現のおそれはない。
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プール熱

 咽頭結膜熱の別名もあり、アデノウイルス感染症の一種でプール水によって伝播されることが多い。主に夏から秋にかけて発生する小児の疾患であり、高熱、咽頭炎及び結膜炎が本症の特徴とする三主症状である。
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富栄養化

 河川や湖沼等で、チッ素、リンその他の栄養塩類が過剰に流入し、ソウ類等が異常発生し、汚濁がかなり進んだ状態をいう。
 近年滋賀県の琵琶湖の汚染による富栄養化が問題となり、滋賀県では条例(琵琶湖富栄養化条例)で有リン洗剤の販売、使用等が禁止となった。
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不快害虫

衛生害虫
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ふぐ毒

食中毒
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ふぐ包丁師

 神奈川県ふぐ取扱及び販売条例に定められた、知事が行う試験に合格し知事の免許を受けて、ふぐの調理などに当ることのできる有資格者をいう。
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不正咬合

 歯並びや噛み合わせの悪いことで、むし歯や歯槽膿漏にかかりやすい、発音しにくい、食物を噛む力や能率がおちるなどの障害をもたらす。また容貌にも影響を与えることがある。先天的原因として、遺伝的要素が関係する症例もあるが、最近、顎の大きさと歯の大きさとの不釣り合い(この状態をディスクレパンシーがあるという)による症例が増えてきており問題となっている。後天的原因としては、乳歯のひどいむし歯や、指しゃぶりの癖なども考えられる。
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フッ素に関すること(歯科)

?フッ化ジアミン銀塗布
 主に乳歯のむし歯予防及びむし歯の悪化防止に用いられている。比較的小さなむし歯に塗布し、むし歯の進行を抑制する効果がある。しかし、塗布した部分が黒くなるので、永久歯には特定の場合のみ使用する。
?フッ素洗口
 むし歯予防の一方法。200ppm程度の低濃度フッ化物溶液でうがいをすることにより、歯の表面にフッ素が取り込まれて耐酸性が増し、むし歯になりにくい歯質になる。幼稚園や学校など集団のむし歯予防に適している。
?フッ素塗布(フッ化物塗布)
 むし歯の予防のために歯にフッ化物を塗ること。一般にフッ素塗布といわれている。塗布することによって歯の表面が酸にとけにくい歯質に変化しむし歯予防の効果が出てくる。特に、はえたばかりの永久歯・乳歯に塗布することが最も効果的である。
?フッ素の中毒症
 過量のフッ素を長期間摂取することにより骨フッ素症、歯の白斑(斑状歯)が生じる。むし歯予防のため行うフッ素塗布やフッ素洗口では、このような症状は全くおこらない。
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ブドウ球菌

 この菌種は、葡萄の房状に増殖する。中でも黄色ブドウ球菌は、毒素型食中毒菌の代表的な菌である。この菌が食品に付着すると増殖して、100℃、10分間の加熱にも耐えるエンテロトキシンという毒素をだし、食中毒を起こす。発病までの潜伏時間が平均3時間前後と短いのが特徴である。人の鼻腔内や手指の皮膚に常在し、不衛生な食品の扱いにより感染を起こすことが多い。昨今、薬剤耐性菌MRSAが問題となっている。
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プライマリーへルスケア(P.H.C)

 PHCの考え方は、古くからあった考え方であるが、1978年「アルマ・アタ宣言」として国際的に承認されたWHO/UNICEFの概念が有名である。
 この内容はその地域・国によって異なるが、それぞれの置かれた条件の中で限られた資源を有効に使い、単に保健医療分野だけでなく、政治経済・教育・福祉等各分野の協調による社会・経済開発の重要な一部として「全ての人々に対する基本的な保健・医療サービス」の向上を目指すものである。
 WHOの掲げるスローガン「西暦2000年までに全ての人々に健康を!」の戦略として、開発途上国向けの色彩が強いと受け止められているが、先進諸国にも共通の概念であるとして、1984年の東京会議を経て1986年のオタワ会議において先進国におけるPHC概念(健康増進等)が強調されている。
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プリオン

クロイツフェルト・ヤコブ病
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ふん便性大腸菌群数

FC

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ベーチェット病

 1937年、トルコのベーチェット教授により提唱された新疾患で、特定疾患の一つである。原因は不明で、眼症状(前房蓄膿性紅彩炎)、ロ腔内粘膜及び外陰部の再発性アフタ性潰瘍を主症状としているが、関節、消化管(とくに腸管血管系)、副睾丸、さらに中枢神経系など全身性に症状が示される。くり返し発症し、慢性の経過をとる。
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pH(potential of Hydrogen)

 ペーハー、ピーエイチと読み、水素イオン濃度を表わす指標で1〜6までが酸性、7が中性、8〜14までがアルカリ性を表わす。
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ベクレル

放射線(能)に関する単位
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ペット条例

指定動物
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ヘルスアセスメント

老人保健事業
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ヘルスプロモーション

 1986年11月、WHOはヘルスプロモーションに関するオタワ憲章を提唱した。
 ヘルスプロモーションは「人々が自らの健康をコントロールし、改善することができるようにするプロセスである。」と定義している。
 また、生活の質までも高めようとする人びとのための統一された新しい概念である。
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へロイン

薬物乱用

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放射線(能)管理区域

 病院や研究所などで放射線やRIを取り扱う場合、外部放射線の実効線量、空気中のRIの濃度または、RIによって汚染された物の表面のRIの密度が限度以上を超える恐れのある場所を管理区域とし、標識を付けなければならない。この区域には、人がみだりに立ち入らないような措置を講じるとともに、業務上この区域内で作業する者について放射線量測定器やプロテクターの着用、定期的な健康診断の実施が義務付けられている。また、放射線で汚染された物を、みだりに区域外に持ち出してはいけない等、放射線被曝による障害が発生しないように厳しい規制がしかれている。
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放射線照射食品

 現在、食品衛生法でばれいしょの発芽防止のためにのみ、コバルト60のγ線照射が認められている。昭和48年食品添加物等の規格基準に、ばれいしょの加工基準として使用放射線の種類、ばれいしょの吸収線量、再照射防止等が定められた。
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放射線測定器

 平成13年4月の法令改正で、個人線量測定器と場所を測定する線量測定器の名称を「放射線測定器」に統一した。
 個人線量測定に関する規定については個人線量計のような「放射線測定器」を意味し、場所の測定に関する規定についてはサーベイメータのような「放射線測定器」を意味する。
 放射線診療従事者は「放射線測定器」の装着が法律で義務付けられている。
 種類としては、ガラスバッジ、フィルムバッジ、ポケット線量計、TLD等がある。
放射線業務に従事するものの線量限度
実効線量限度
(イ)100mSv/5年
(ロ)50mSv/年
(ハ)女子 5mSv/3月
(ニ)妊娠中の女子内部被ばく 1mSv
等価線量限度
(イ)眼の水晶体 150mSv/年
(ロ)皮膚 500mSv/年
(ハ)妊娠中の女子の腹部表面 2mSv
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防ばい剤

 レモン、グレープフルーツ、オレンジなどかんきつ類の白カビ病等の防止に使われる薬剤で、食品添加物としてイマザリル、オルトフェニルフェノール(OPP)、オルトフェニルフェノールナトリウム(OPP-Na)、ジフェニル(DP)、チアベンダゾール(TBZ)の5種が指定されている。
 この使用は、輪入かんきつ類がほとんどであり、イマザリルOPP、OPP-Na、TBZを使用したこれらかんきつ類は、販売時、値札等に使用された旨の表示をするよう指導を行っている。
 なお、イマザリル、OPP、DP及びTBZは、国際規格(FAO/WHO)においては残留農薬の範囲で取り扱われている。
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ホームヘルパー(訪問介護員)

 在宅の寝たきりなどで介護を必要とする高齢者等の家庭を訪問し、日常生活上必要な世話、介護等を行う者のこと。
 ホームヘルパーが行うサービスの内容としては、身体介護に関すること(食事、排泄、衣類着脱、入浴等の介護)、家事に関すること(調理、衣類の洗濯、掃除、買い物等)、相談助言に関すること(生活、介護等の相談、助言)がある。
 ホームヘルパー養成のための研修には、1級課程(2級課程修了者を対象にチーム運営方式の主任ヘルパーの養成:230時間)、2級課程(ホームヘルプサービス事業に従事するものの基本研修課程:130時間)、3級課程(ホームヘルプサービス事業入門研修課程:50時間)がある。
 ゴールドプランでは全国で10万人、新ゴールドプランでは17万人、さらにゴールドプラン21では平成16年度35万人の確保が目標となっている。
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訪問栄養指導

 特別食が必要で通院療養が困難な患者や家族に対し、管理栄養士が医師の指示箋に基づき家庭訪問し、生活条件や嗜好を配慮した食事指導を、調理実技を伴って実施した場合、診療報酬が平成6年より算定されるようになった。
 なお衛生部では、昭和44年から疾病予防食生活対策事業の一環として糖尿病等の患者や家族に対し、保健所が委嘱した栄養士による食生活訪問指導を実施している。
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訪問看護ステーション

 平成3年9月、老人保健法の改正を経て、家庭において寝たきりまたはこれに準ずる状態にある在宅高齢者に対する訪問看護サービスを提供するシステムとして「老人訪問看護制度」が創設されたが、平成6年の法改正によって、対象も高齢者以外の在宅の難病患者及び障害者等の療養者に拡大された。「訪問看護ステーション」はこの制度の中で保健師、看護師や理学療法士、作業療法士等が在宅介護に重点をおいた訪問看護サービスを提供する拠点となるものである。
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保健医療計画

 昭和60年12月の医療法改正により、都道府県は、医療を提供する体制を確保するため「医療計画」を策定し、5年ごとに見直すことが規定された。
 本県では、昭和62年2月に「神奈川県医療計画」を策定し、その後、保健と医療は相互に連携をとって施策を推進する必要があることから、「神奈川県保健医療計画」と名称を改めて、平成4年、9年、14年2月に改定した。
 この計画は、保健医療圏の設定、基準病床数の算定のほか、保健医療施設の機能の整備の目標、救急医療の確保など保健医療の基盤作りを定めるとともに、保健・医療・福祉の総合的な取組み、生涯を通じた健康づくり及び多様な保健医療課題への対応を定めている。
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保健医療圏

 保健医療提供体制を整備する地域的単位として保健医療計画で定められており、従来は医療圏とされていたが、平成14年2月の改定で保健医療圏と改められた。
 一次保健医療圏とは、住民に密着した保健・福祉サービスやかかりつけ医等による初期医療を提供するための最も基礎的な単位で、市区町村を区域としている。
 二次保健医療圏は、一般的な入院医療への対応と、保健・医療・福祉の総合的な取組みを行うための単位で、本県では11圏域を設定している。
 三次保健医療圏は、高度・特殊な専門的医療を提供するとともに、広域的に実施することが必要な保健医療サービスを提供するための圏域で、全圏域を区域としている。
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保健機能食品

 特定保健用食品と栄養機能食品の総称。
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保健指導

 集団または個人の健康保持・増進、疾病の予防・管理を目的として、保健医療従事者が専門的な助言や援助を与えることをいう。
 個別の健康相談、家庭訪問の他に、衛生教育、集団指導、地区組織の育成などがその内容となる。
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保護者

 精神障害者について特にその受療の促進、その他日常生活上の支援を行うとともに精神障害者の権利を擁護する役割を担う者として保護者をおくことになっている。当該精神障害者の後見人、配偶者、親権者及び前3者以外の扶養義務者のうちから家庭裁判所が選任した者がなる。保護義務を行うべき順位は上記のとおりであるが、後見人以外は順位の変更ができる。
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母子健康手帳

 母子保健法により、妊娠した者は、すみやかに市町村長に妊娠の届出をするように規定されており、届出をした者に対し市町村長から交付するのが母子健康手帳である。
 これは、妊娠・出産及び育児に関する一貫した健康記録であり、妊産婦および乳幼児の保健指導の基礎資料、育児の手引書等として活用される。
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母子相談員

 母子寡婦福祉法に設置根拠をおき、母子家庭及び寡婦の福祉の増進に務めることを業務としている。
 神奈川県においては、保健福祉事務所の非常勤職員として所属し、市町村に駐在している。
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母子保健推進員

 住民の生活に直結した母子保健事業推進の一環として母子保健推進員制度が昭和43年に設けられた。推進員は地域の看護関係職種又は母子保健に熱意のある者から市町村長が選んで定める。
 その活動は地域の母性及び乳幼児の保健問題の把握、母子保健に関する各種の申請や健康診査などをやっていない者の把握をし、自発的申請や受診が行われるよう努力することなどがある。
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ポストハーベスト農薬

 アメリカなど諸外国では、カビ発生防止、害虫防除、貯蔵などのため収穫後も農薬散布が行われることがあり、この収穫後使用される農薬をポストハーベスト農薬という。輸入農産物が増加する中、このポストハーベスト農薬の安全牲に関して問題が提起され、厚生労働省では諸外国での使用実態を調査し、残留基準の整備を図っている。
 なお、収穫前使用の農薬をプレハーベスト農薬という。
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ホスピス

 語源はラテン語。「親切に客をもてなすところ」「病人や貧困者などの収容所」などの意味をもつといわれているが、現在は末期患者に、専門的な医療看護を行い、苦痛をやわらげ、人生最後の安らぎの場となるよう、援助をする施設をいう。
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ホスピタリティー

 「手厚くもてなす、歓待する、大事に扱う、人に対するそうしたふるまい」を意味している。神奈川県では平成3年度にスタートした県立病院整備拡充計画(第二かもめ計画)におけるスローガンに「高度医療とホスピタリティーをめざして」として使用している。またこの計画は「人生80年時代のライフステージに対応した病院づくり」を基本テーマに、病院に暮らしの感覚を導入した「心あたたかい医療」の提供を課題として取り組んでいる。
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保存血液

血液製剤
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保存食

 一般的には、保存牲のある、または保存性をもたせる食品のことをいう。
 学校給食でいう「保存食」は、食中毒等の事故が発生した場合の原因追及に備えて、提供したすべての食品を適量保存したもののことをいうが、食品衛生分野では、「検食」とよんでいる。
 検食は、旅館、仕出し屋、弁当屋及び給食施設では7日間以上冷蔵保存することを義務づけているが、大量調理施設に対しては−20℃以下で2週間以上保存することを指導している。
 また、学校給食でいう「検食」とは、配食前に提供するすべての食品を点検することをいう。
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ボツリヌス菌

 菌が増殖する際に産生する毒素によって食中毒を起こす、典型的な毒素型食中毒菌である。この菌は土壌の中に存在し、いずし、缶詰など空気に触れないところで増殖する嫌気性食中毒菌として知られている。特徴は、菌が体内に入ってから発病するまでの潜伏時間が12〜36時間と長く、また臨床的には複視、言語障害など神経症状をともない、かつ致命率が高い。
 発生事例としては、昭和59年6月11名の死者を出した、熊本県の辛子蓮根による食中毒事件がある。
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ポリオ

急性灰白髄炎