渋谷の「歩行者天国」、ついに廃止へ
銀座、新宿、秋葉原、蒲田も見直す方向

 警視庁は27日までに、東京・渋谷で毎週日曜日に実施してきた歩行者天国を試験的に中止した。周辺の渋滞解消が主な目的で警視庁交通部は、1年程度の期間をおいて正式に廃止するかどうかを決めるとしているが、事実上はこのまま廃止となる見通し。

 都内では昨年、原宿と上野の歩行者天国が廃止され、残るのは銀座、新宿、秋葉原、蒲田の4地区だけとなるが、これらも見直す方向という。

 同部によると、渋谷の歩行者天国は1970年に始まった。毎週日曜日の正午から午後5時まで、JR渋谷駅のハチ公前交差点付近から文化村通りと道玄坂通りの計約700メートルを通行止めにし、開始当時は1日約4万人の人出でにぎわった。

 しかし最近は1万5000人程度まで減少。周辺道路の渋滞が深刻になり、利用者の捨てるごみへの苦情も増えたため、15日から中止したという。

ZAKZAK 2002/12/28