DDT News  December, 2002

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KING of DDT (12・22)

アイアンマンは地球を救う!? (12・22)

蛇界転生 〜第二章〜 完結編 (12・22)

Boys, be ambitious (12・22)

12・22後楽園ホール『NEVER MIND 2002』試合結果

道頓堀ブラザーズの野望 (12・15)

H E B I G A M I (12・15)

NON-FIX OSAKA〜12・15〜試合結果

KING of DDT (12・22)

 高木・橋本の強引な割り込みで4WAYとなったKO-D無差別級タイトルマッチ。しかも、彼らは堂々と共闘を宣言し、あからさまな1vs1vs2の戦いが幕を開けた。
 しかし、二人の野望は早々に崩れ去る事となった。開始7分、GENTAROとMIKAMI の頭脳プレーにより早くも橋本が失格となり、高木を孤立させる事に成功したのである。それでも高木はひるむ事なく吠え続け、前王者の意地で現王者・GENTAROを引きずり落とした。
 残るはMIKAMI と高木。高木がGENTAROと争う間にラダーを持ち込んだMIKAMI だったが、逆に奪われ利用されてしまう。そして散々MIKAMI を弄んだ後、高木はラダーの上からのダイブを強行しようとした。そこに鳥羽が飛び込んで間一髪のところでMIKAMI を救出。しかし鳥羽は余計な手出しをする事なくすばやくリングを降り、その後はMIKAMI を見守り続けた。そして、最後の瞬間にだけ、いつもの重要な仕事のために手を差し出した。
 この数ヶ月、悪の限りを尽くしてきた高木を完膚なきまでに叩きのめし、王者に返り咲いたMIKAMI。そしてそんな彼を自分の事の様に嬉しそうな表情で見守る鳥羽。今年最後のこの若き二人の笑顔がDDTの未来を切り開いてくれる事を祈りたい。MIKAMI が舞い降りた時、誰もがそう思った。


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アイアンマンは地球を救う!? (12・21〜22)

 アイアンマンは本当に地球を救うのか!? プロレス史上初となる24時間マラソンマッチに望んだアイアンマン・一宮のスタート地点は、神奈川県の箱根湯本だった。しかし、一目見ただけで戴冠欲の沸いてしまうベルトを身に着けた一宮はスタート前から観光客に襲撃され、なんとも波乱の幕開けとなったのである。
 山から海へ、そして町へ、観光気分で走る一宮を襲う幾多の挑戦者たち。日が暮れ、夜の帳が降りてもそれは止む事がなく、安息の時がないままに走り続けた一宮。ある時は犬、ある時は不良グループ、またある時は鶴見五郎。道中、偶然遭遇した二瓶組長にベルトを奪われもしたが無事取り戻し、数々の挑戦者を退けて一宮は、一路後楽園ホールを目指し続けた。
 サライの流れる後楽園ホールに、重い体を引き摺って辿り着いた一宮。プロレス史上類を見ない過酷な防衛戦を戦い抜いた王者の姿に、落涙を禁じえない観客たち。しかし、ここに一人だけ空気の読めない男がいた。マラソンマッチにカメラクルーとして帯同し、現場と編集室を往復し続けたせいで試合が組まれなかった男。黙認レスラー、坂井良宏である。だが、これまでの数々の戦いを胸によぎらせ、嗚咽を漏らし続けたまま一宮は今年最後の防衛を果たした。
 感動ドラマがクライマックスを迎えたのは、表彰式のプレゼンターとして週刊プロレス編集長佐藤正行氏が壇上に上がった場面。表彰状を受け取った一宮は、逆に箱根で買ったおみやげの菓子折りを佐藤氏に手渡す。これを佐藤氏が受け取り、王者と抱き合った瞬間に後楽園ホールを包んでいた大ブーイングが大歓声へと変わった。
 箱根から後楽園ホール、約100kmの道程に爽やかな感動を振り撒いたアイアンマン。こんなに多くの人々の心を動かすのだから、もちろん地球だって救えてしまうのだ。

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蛇界転生 〜第二章〜 完結編 (12・22)

 ハブ影の反乱に端を発した蛇界のお家騒動。その後様々な勢力を巻き込み、ついにポイズンと蛇影との直接対決にまで発展した抗争劇に終止符を打ったのは、蛇界を司る意思・蛇神であった。
 死力を尽くして戦う二人。ついには蛇界倶楽部やハブ影らの介入を拒否、純粋な力のせめぎ合いが続く。が、そうなればやはり地力で上回るのはポイズンの方だった。雄叫びを上げて喰らい付く蛇影を、蛇界の副大統領は伝家の宝刀で切って捨てた。
 こうして死闘が終わり、石化の覚悟を決めた蛇影。とは言え、全てを出し尽くしてぶつかり合った両者の間にはすでに何のわだかまりも無くなっていた。蛇界転生を再びまとめあげる事を誓い、蛇影の特赦を蛇神に願うポイズン。だが、一天にわかに掻き曇り、雷鳴の轟く中、蛇神の恐ろしい咆哮が後楽園ホールに轟く。無言のまま握手を交し合った三人の蛇人間たちは、スーザンや蛇界倶楽部を残し、蛇神の元へと去って行った。
 蛇神の前に立ったポイズンは、自らが罰を受ける事を望み、蛇影・ハブ影の二人を人間界に返す。そしてホールのスーザンに向かい「必ず帰って来る」と誓うと、物言わぬ石像にその身を変えた。こうして蛇界転生の第二章のクライマックスは、衝撃的に幕を閉じた。だが、本当にポイズンは戻って来れるのか? そして、姿を消した蛇影とハブ影は? そして、人間界に残されたスーザンは、この先どのようなエピローグを迎えるのだろう。


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Boys, be ambitious (12・22)

 自ら「革命家」への変貌を遂げたと主張するO.K.Revolutionが、今年最後の試合の相手にスーパー宇宙パワーを迎えた。O.K.の方は革命家である己のサポーターとして宇宙を捉えているようであるが、当の宇宙の興味はお告げの電波ではなく、むしろ「大家健」の成長ぶりといったところであったろう。革命に賛同する観客たちが、手に持ったうちわでO.K.に逆風を送る。O.K.の主張する「大家革命」の実態など、誰にも分からない。もしかしたらO.K.本人にだって分かってはいないのかもしれない。だが、吹きすさぶ逆風と、高すぎる壁を前にして、O.K.は前に向かう姿勢を貫き通して見せた。最後は前のめりに倒れたかもしれないが、彼の唱える自由と平和よりもまず、戦う覚悟が賛同者には伝わった。でも今はまだそれで充分。「来年モオ前ノ革命ニツキアッテヤルヨ」と、宇宙も嬉しそうな声を出した。


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12・22後楽園ホール『NEVER MIND 2002』試合結果
観衆 1371人(超満員)

オープニングマッチ 15分一本勝負

○ 佐々木貴
西野湧喜

vs

タノムサク鳥羽
諸橋晴也 ×

※10:13 D-ガイスト

第二試合 20分一本勝負

前田美幸
×「昭和」子

vs

宮崎有妃(NEO)
米山香織(JWP) ×

※8:44 ムーンサルト・プレス

第三試合 30分一本勝負

○ スーパー宇宙パワー

vs

O.K.Revolution ×

※7:44 変形逆エビ固め

第四試合 45分一本勝負

蛇界1号
× 蛇界3号

vs

HERO! ○
トグロハブ影

※5:12 HERO!スプラッシュ

セミファイナル 60分一本勝負

○ ポイズン澤田JULIE

vs

蛇影 ×

※8:30 モアイオブイースター

メインイベント 無制限一本勝負
KO-D無差別級選手権試合4WAYバトル

GENTARO

vs

高木三四郎

vs

○ MIKAMI

vs

橋本友彦

<経過詳細>

○ GENTARO

vs

橋本友彦 ×

※7:20 シューティングスタープレス

○ 高木三四郎

vs

GENTARO ×

※10:58 三四郎スタナー2000

○ MIKAMI

vs

高木三四郎 ×

※16:22 ラダー上からのスワントーン・ボム
※ GENTAROが1度目の防衛に失敗。MIKAMIが第14代王者となる

アイアンマンヘビーメタル級選手権試合

詳細は別ページ


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道頓堀ブラザーズの野望 (12・15)

 初上陸となった大阪の地で、DDTの頂点に立つ者の力をアピールしようとした3冠王者・GENTAROとその無二のパートナーである2冠王者の佐々木貴だったが、そこにはやはり予想通りの邪魔が入った。「何やその気色悪い標準語は?」と突っ込みを入れる橋本と、それに同調してやってきた高木。二人は関西出身というだけではなく、先日の橋本・DDT正式入団によって手を組んだ者同士でもあった。
 人のいい佐々木・GENTARO組につけ込んだ二人はメインイベントでのタッグ戦を勝手に決定。超満員の大阪のファンの前でもラフファイトを繰り返し勝利をもぎ取り、さらにレフェリーの制止も無視して攻撃を続けたのであった。そこにMIKAMI が駆けつけ二人を救出。そもそも、次回のタイトルマッチはGENTAROに指名権があり、挑戦者はMIKAMI に決定していたのだ。そこに割り込んできただけでなく、あまつさえのこの暴挙にMIKAMI は怒り心頭。ところが橋本は「いいかお前ら。タイトル戦はな、4WAYって言っても1vs1vs2やからな。覚えとけよ!」と堂々と言い放った。頂点である王者を辱め、神聖なるタイトルマッチでまで暴挙を繰り広げようとする高木・橋本。大荒れの幕開けとなったDDTの2002年は更なる嵐をはらんだまま幕を閉じる事になるのだろうか。


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H E B I G A M I (12・15)

 蛇神に魂を売って力を得た男と、その力により新たな生を受けた男。固い絆で結ばれていたはずの二人の歯車はいつしか狂い始め、もはや取り返しのつかないところまで来てしまっていた。
 一騎打ちが決まった二人の敵対心は留まる所を知らず、大阪の地でまで激しい争いが繰り広げられた。もはや蛇界の姫と成ったスーザンとポイズンを絶対的支持する蛇界倶楽部がその争いに介入。抗う蛇影を蛇界倶楽部総出で捉え、ポイズンはその目の前でハブ影をリングへ葬った。「老いぼれ! 今日は何人で俺たちに勝った? 次のホールで、俺は1vs1でお前を倒してやる! いつまでも蛇神の力に頼っている貴様には負けない!」 蛇影は憎しみの表情さえ浮かべながらポイズンを糾弾した。
 その時、雷鳴と共に不気味な声が会場にこだました。慌てふためくポイズンと無言のままの蛇影。それはポイズンが崇め称える蛇神そのものの声だったのだ。蛇人間にしか分からなかったその声は、一騎打ちで敗れた方を石化するとだけ告げて去ったのであった。「そんな馬鹿な・・・」 スーザンと鴨居総帥は一笑に付したが、ポイズンと蛇影の表情はそれが絵空事ではない事を表していた。どちらが勝ってもその後には、蛇界転生、いや、DDT始まって以来の悲劇が待ち受けている。


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NON-FIX OSAKA〜12・15〜試合結果
観衆 400人(超満員札止め)

オープニングマッチ 15分一本勝負

○ MIKAMI

vs

諸橋晴也 ×

※9:19 スワントーン・ボム

第二試合 30分一本勝負

○ スーパー宇宙パワー
前田美幸

vs

HERO!
「昭和」子 ×

※14:05 ラストライド

第三試合 30分一本勝負

○ タノムサク鳥羽

vs

O.K.Revolution ×

※7:48 バックブロー

第三.五試合
アイアンマンヘビーメタル級選手権試合

○ 一宮章一

vs

(飲食店の)従業員 ×

※12月14日18時30分 お盆で襲われるも押さえ込みを回避
※ 第79代王者が6度目の防衛に成功

セミファイナル 60分一本勝負

○ ポイズン澤田JULIE
蛇界1号

vs

蛇影
トグロハブ影 ×

※8:14 モアイオブイースター
※ 蛇神様のお告げにより、12月22日後楽園ホール大会・ポイズン vs 蛇影戦の敗者が石にされることになった。

メインイベント

高木三四郎
○ 橋本友彦

vs

佐々木貴
GENTARO ×

※11:52 モリガンズ・ボム


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