Last Updated 2003.09.10

フローティング・ラダー軌道
Floating Ladder Track 

 構 造 

 フローティング・ラダー軌道には、防振材式と防振装置式の2種があります。細部構造と使用パーツによる違いはありますが、ラダーマクラギ縦梁を軟らかいバネで間欠的に支持してコンクリート路盤から浮かせた基本構造は共通です。

(a) 防振装置式フローティング・ラダー軌道

 

 

 

北海道旅客鉄道滑w園都市線  丸型防振装置

丸型防振装置式フローティング・ラダー軌道

日本騒音制御工学会 平成13年度環境デザイン賞受賞

 

 

東日本旅客鉄道鞄穴C道線   角型防振装置

角型防振装置式フローティング・ラダー軌道

 

(b) L型台座防振材式フローティング・ラダー軌道

 

小田急電鉄鰹ャ田原線

L型台座防振材式フローティング・ラダー軌道

(c) ダクタイル台座防振材式フローティング・ラダー軌道

鉄道総研ループ線

ダクタイル台座防振材式フローティング・ラダー軌道

 特 徴

○構造物騒音の大幅低減

○構造物境界の軌道強化

○軌道敷設の大幅な工期短縮による低廉化

○軽量・防振軌道による高架橋/橋梁の経済化と高耐震化

 用 途

○新設線

○コンクリート路盤上バラスト軌道の直結化

○スラブ軌道の取替え

■ 敷設実績

○北海道旅客鉄道

○東日本旅客鉄道

○京浜急行電鉄

○小田急電鉄

○神戸電鉄


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