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トーヒル、石原撃破 サップも来た!
Smack Girl DYNAMIC!
〜LAST SUMMER FOREVER in 有明〜



強豪・石原(左)をも撃破したエリン・トーヒル【スポーツナビ】




会場には元UFC王者のジョシュ・バーネット(左)やボブ・サップも訪れた。日本のサブカルチャーに詳しいバーネットはリング上で「ノゲイラ! お前はもう死んでいる」とマイクアピールした【スポーツナビ】
9月1日(日)ディファ有明大会

 国立競技場で開催された「Dynamite!」をもじって「Dynamic!」と題された今大会。大会名だけでなく、試合でも女子総合の最高峰を行くマッチメークで注目を集めた。

 メーンで行われた石原美和子vsエリン・トーヒルの日米女子重量級最強対決は、両者、力のこもった打撃戦から、ハイレベルな寝技の攻防など、白熱の展開で観衆を魅了。三角絞めで優勢に立ったトーヒルが3R判定で頂上決戦を制した。

 また、セミファイナルでは“レスリング・クイーン”辻結花が、キックボクサーの角田紀子と対戦するという桜庭vsミルコばりのカードが実現。AXで総合ルールに高い適応力を見せた角田に対し、辻はレスリングの実力を発揮。腕十字による1本勝ちで場内を沸かせた。

 第1試合では、ナナチャンチンと坂口一美が、吉田vsホイスのパロディ版のジャケット着用ルールで対決。坂口が危なげなく、ナナチャンチンを下した。ジョシュ・バーネットやボブ・サップも来場した、話題のSmack Girl「Dynamic!」の詳細は下記のとおり。



メーンイベント SGS特別ルール グラウンド時間無制限
× 石原美和子
(禅道会)
判定
0−3
 
エリン・トーヒル
(米国)


【試合経過】
1R 静かな立ち上がり。両者ともに様子をうかがいながら打撃を少しずつ出していく。トーヒルの打撃に合わせてタックルに行く石原だが、コーナーに押し込むもトーヒルは倒れない。同様の展開が続き、1Rが終了。

2R 石原が打撃の打ち合いからタックルにいき、ついにトーヒルをグラウンドに持ち込むことに成功。しかし、トーヒルは逆に下から三角絞めを狙い、石原はピンチに陥る。耐える石原はゴングまで凌ぎきる。

3R スタンドでの打撃の打ち合いからコーナーで差し合う両者。再び離れて打ち合うも、石原はコーナーへ押し込んでいく。ひざ蹴りで石原をはねのけ、長い足から繰り出すトーヒルのハイキックが石原の顔面にヒットするも石原も倒れず。終盤、差し合いから引き込んだ石原が下から腕を狙うも、時間切れ。終始アグレッシブに攻めたトーヒルが判定3−0で勝利を収めた。







■トーヒル 「KO出来なくて残念」

 石原はタフだったのでパンチは当たったが倒れなかった。石原はやさしそうな顔をしているがタフなファイターだった。判定は嫌だったので、KO出来なくて残念。フックに気をつけて、距離を取っていた。

 2Rの三角絞めはうまい具合に入った。試合の途中で勝ちを確信した。石原のパンチはもらったが(腫れていない)顔を見ても分かるようにダメージはない。セコンドのエンセン井上さんは、ネットの書き込みで知り合ってセコンドについてもらった。


■石原 「テイクダウンにこだわりすぎた」

 引き込むのを忘れていた。もっと早く引き込んでいれば。差し返しが強かったのでテイクダウンしても、上から差し返された。トーヒルのパワーはあまり感じなかった。腕のリーチが長かったのと、ストレートが強くてなかなか踏み込んでいけなかった。戦ってみて、ものすごく強かったという印象はない。

 テイクダウンしよう、しようとばかり考えていて、それが負けに繋がったんだと思う。トーヒルの印象は美人なんだけど顔が怖い、美人って顔が怖いじゃないですか? それと体がものすごくできていてパンチ力はあった。パンチはもらったが、そんなにダメージはなかった。ハイキックもらったが、別に大丈夫だった。もらった瞬間もぐらっときたりしなかった。試合後にトーヒルに『石原の首は大丈夫か見て』と言われたが、何のことか分からなかった。彼女はハイキックのことを言っていたのだと思う。でも、丈夫なんで。

 打撃でテイクダウンして、一本取ろうと思っていた。立ち合いの差しが向こうがうまかったので、何回かうまい具合にテイクダウンできそうな時があったが、(できなかった)。向こうがバランス取ったんで、うまいなと。トーヒルの右目の周りが赤くなっていたんで(打撃も)当たっていたんだなって思った。

 昨日、藪下さんとトーヒルのビデオを見た。そうしたら二人して笑っていた。だから(この試合でも)笑いかけたら、トーヒルも笑い返してくれた。以前、クーネンと戦った時と比べて、今日は対策ができたなと思った。成果はあったかなと思った。

(課題は)パワーがある人とか外人さんで背の高い人に対してテイクダウンできる技術をつけることと、下からの技を身に付けること。横四方や上四方からなら(1本)取る自信がある。パスガードはクーネンの(返し)が頭に合ったんけど、でもそうではなかったので、パスガードもしていけば良かったかなと。2Rの三角(絞め)は微妙に入っていなかった。ドント・ムーブの時に動かされて、そのあとすぐさま入っちゃったら嫌だなあと思っていた。あとはひざ蹴りを待って、そのひざを取ってテイクダウンしようと思ったら、アクションでストップされたりして残念だった。また、頑張ります。



セミファイナル SGS公式ルール
辻結花
(闇愚羅)
1R 1分12秒
腕ひしぎ逆十字固め
 
角田紀子
(フリー)
×


【試合経過】
 パンチの打ち合いから、辻が素早いタックルでグラウンドへ持ち込み、腕十字で勝利を決めた。





第4試合 SGS公式ルール
× 高橋エリ
(K−DOJO)
2R 2分41秒
腕ひしぎ逆十字固め
 
大門まい子
  (闇愚羅)


【試合経過】
 打撃を中心に攻め込む高橋と、タックルを奪ってグラウンドに持ち込む大門。2R、大門がタックルからグラウンドに持ち込み、腕十字を極めて勝利を収めた。





第3試合 SGS公式ルール
虎島尚子
(RJW CENTRAL)
1R 0分42秒
アームバー
 
張替美佳
(GF2)
×


【試合経過】
 虎島が張替をテイクダウン。グラウンドに持ち込むとそのまま腕を取り、アームバーで秒殺勝利を決めた。




第2試合 SGS公式ルール
大室奈緒子
(和術慧舟會)
判定
3−0
 
酒井真紀
(チームアトラス)
×


【試合経過】
 グラウンドで腕十字を狙うなど終始積極的に攻めた大室が、一本こそ取れなかったものの判定勝利。




第1試合 SGSジャケット特別ルール
坂口一美
(GF2)
1R 1分58秒
スリーパーホールド
 
ナナチャンチン
(チーム南部)
×


【試合経過】
 スマックガール初のジャケットマッチとなったが、坂口がナナチャンチンのタックルをがぶると、バックにまわってスリーパーホールドを極めて勝利を収めた。




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