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2003年12月11日(木)

街の声 高速道料金、景気回復、地方活性化… やる気確かめたい
出陣式で気勢を上げる支持者ら。選挙戦初日から陣営は熱気に包まれた=岡山市
 衆院選が公示された28日、県内5選挙区に立候補した15候補は、一斉に選挙カーを街頭に繰り出し、有権者への訴えを繰り広げた。山積する国政課題への取り組みについて熱っぽく語る候補者の政策を、有権者はどう受け止めているか。舌戦初日の各選挙区で、街の声を拾った。

1   区

 立候補者3人は出陣式を済ませると一斉に選挙カーで街頭へ繰り出し、各所でマイクを握り政策をアピール。

 3歳の長女と岡山市内の図書館へ来ていた主婦山科昌美さん(31)=同市七日市西町=は「子どもを狙った事件も全国で多発しており、近所でも不審者が多いと聞く。治安の強化策を考えてほしい」。合併問題を抱える建部町の主婦森田節子さん(64)=同町福渡=は「地域の将来が心配。地方を大事にし、もっと地域が活性化するような施策を」と話していた。

2   区

 3候補は岡山市内の選挙事務所や県庁前でそれぞれ第一声。選挙区を回って支持を求めた。

 後楽園で客待ちをしていたタクシー運転手田口英二さん(64)=同市乙多見=は「公約に高速道路料金の無料化を掲げる政党もあるが、実現可能かどうか見極めたい」と言う。玉野市役所で早速、不在者投票した同市田井、自営業西内雄二さん(64)は「商売に生き残りをかけているが苦しい。景気を下支えする政策を求めたい。政権選択が争点と言われ、その行方にも注目している」と話す。

3   区

 津山市内では、3人の候補者のうち、2人が午前中に市内で第一声。犬の散歩中だった音楽評論家市川哲史さん(41)=同市椿高下=は「人気投票になっては駄目。政党、派閥にこだわらない議員たちに構造改革路線を引っ張ってもらいたい」と要望。

 1人が出陣式をした備前市内では、自営吉岡泰治さん(77)=同市西片上=が「先が見えにくく、年金生活者などは財布のひもが固くなっている。構造改革を進めて、1日も早い景気回復を」と注文を付けた。

4   区

 各候補は倉敷市内の選挙事務所で出陣式。街頭遊説では、同市内や早島町を選挙カーで一巡、懸命に支持を訴えた。

 同市笹沖のスーパーで買い物をしていた主婦森分経子さん(39)=同市川入=は「子育て世代の負担軽減へ、児童手当拡充などの支援策を」。JR倉敷駅前(同市阿知)で美容院を経営する大本哲矢さん(32)は「消費税アップが心配。不景気で客は値段に敏感。商売への打撃は大きい」と不安を口にした。

5   区

 3陣営が拠点を置く総社市。スーパーで買い物をしていた会社員岡尚典さん(32)=同市井手=は「高速道路料金無料化などの公約を目にするが、実現性がどれだけあるのか疑問。各候補のやる気を確かめたい」。

 笠岡市では2候補が選挙カーから支持を訴えた。JR笠岡駅前でラーメン店を営む同市有田、坂本二郎さん(46)は「地方分権といいながら、まだまだ中央集権の感じ。地方に活気が出るような政策を打ち出してほしい」と要望した。

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