風見たフリークしょたこん日報分室

 

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2004,10,28ジョン・フランケンハイマーが監督するはずだったそうです。でももう死んじゃったし。
2004,10,26も―――にんもーにん♪
2004,10,22だって、犯人候補少なすぎるし…
2004,10,19野球ファンも野球選手も、みんな死ねばいいのに。
2004,10,17ニコラス・ケイジ主演でのリメイクの話は頓挫中だそうです。
2004,10,13器物損壊で通報したりしないでね。

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ほとんどのろけですスミマセン。 2004,8,30
 ゆうべ深夜、「風を見た少年」のスチル写真をあれこれ選んでスキャニングして《特製スチール・フォトギャラリー!PART2》のページを作成していたのですが、この作業がも〜〜〜めっちゃメチャ楽しくてですね。

 切り出し35mmフィルムからの現像によるものなので、アモンの動きや表情がひとつひとつが克明に焼かれているんです! 画像加工のために拡大とか補正とか色々してるうちに、アモンのそのあまりの端正且つ清廉な愛らしさにクラクラめまいが止まりません。胸をおさえてハァ〜〜と溜息が出るばかりで、どうせならコレ壁紙にしておこう、いやプリントアウトしてピンナップに、などと寄り道ばかりして作業はちっとも進展せず。で、明朝見直してみたら、アモンの下半身部分、主に腰のラインとかおちりとかナマあしの極端なアップ画像とかがいっぱい出来上がってて(爆)、なんじゃこりゃー!! と只今慌てて画像加工しなおしております。

 深夜2時頃に酩酊状態で作ったページとか文章とか、朝になってから見てみるとトンデモないものが出来上がってた、なーんてことがよくありますねぇ。皆様も気をつけましょう。

ところで、クジラって保護するほど可愛いかアレ? 2004,8,29
 あら、劇場アニメ版「風を見た少年」海の民の村のザビ漁そっくり! 野球延長繰り下げ対策として30分長くタイマー録画していたビデオテープの終わり辺りに、たまたまなんですが、カリブ海のちっちゃな島国セント・ヴィンセント・グレナディーン国の捕鯨文化大ピンチ情勢ルポが報道されてました。

 同国で120年以上続いている伝統の鯨漁というのが、数人乗りのボートに屈強な男たちが乗り込んで、追い込まれて暴れるクジラに何度もボートをひっくり返されそうになる危険をものともせず、ロープのついたお手製の銛でしとめたザトウクジラの背中へ、ボートからキャプテンがジャンプ!長く苦しまないよう、またがった船長がさらにとどめをさし、こときれたクジラを浜までえっちらえっちら引いて一丁上がり。これがまた本当に海の民の村のザビ漁そっくりで、あのクジラの解体所で肉をさばいて切り分ける場面もでてきましたよ。

 残念ながら近年、欧米やニュージーランドからのまがまがしい捕鯨迫害・弾圧が過剰に集団ヒステリー化してきているため、平地での農耕や牧畜のできない小さなこの島国では、クジラ漁の伝統消滅という意味合いでは勿論、財政難・食糧難の直面に、国政は大変あえいでいるそうです。迷惑な話ですよね〜19世紀半ばにこの国に捕鯨漁を伝えたのは、当時の燃料であるクジラの油目当てで乱獲していたアメリカなのにー。油だけとってあとは亡骸をまるまる捨てるなんて勿体無い、と当時のグレナディーン国の人たちが、自然への感謝と慈愛の精神と共にクジラ肉を頂いたのが捕鯨文化の始まりだったのだそうです。

 それにしても、アメ公連中がが牛・ニワトリ・豚をホフってバーベキューにするのと、弱小国がクジラ肉を生きるために必死で獲ったりするのと、一体どー違うんでしょうねぇ。

いつかアモンの名前で口座作りたいんだけどダメかしら(笑) 2004,8,27
 “インターネットバンク”ってありますよね。ネット上のみの口座取引を行うゆえ支店がないから、手数料かからず金利も高いぞーってゆう。《ジャパンネット銀行》と《イーバンク銀行》が今のところ2大大手らしいのだけど。

 わたしも以前、おシゴト&ネットオークションの都合もあってネット口座ひとつ持とうと思った時、“同じ銀行・ネット同士なら振込み手数料ゼロですよー♪”の言葉につられてイーバンク銀行にしてみたんです。……だって『あらやーね、ジャパンネットってネット同士でも振込み手数料1回につき52円もかかるのー?しかも預金10万円以下で尚且つ口座やりとり月2回未満だと、口座維持費として105円勝手に落とすってゆーの?随分ナメたネットバンクだこと。イーバンクと比べてやたらガメつくて不便なのねーぇ』と問い合わせた電話口でネチネチッと相手にイヤミるくらい、ジャパンネット銀行って色々条件がやかましかったんですもの。

 ところが最近、どーっしてもネット口座がもうひとつ必要になって、やむを得ずジャパンネット銀行の口座を作ったんです。そしたら、ネットオークションユーザーの間ではみなさんジャパンネットの方を持ってみえるんですね?イーバンクよりずっと利用頻度が高く、早速ヤフオクお取り引き相手様から入金が次々あって、その浸透率の高さに目を見張りました。
 しかも、イーバンクの場合、お金をおろしたい時には、自宅パソコンでのログイン操作で一旦郵貯ぱるるとかに送金し直さなければいけないのに対し、ジャパンネットはちゃんとキャッシュカード発行もあって、コンビニATMで24時間、手数料157円負担と引き換えにいつでもおろせちゃうんですね。むむむ確かにこれは便利かも。

 因みに、先日の夏コミ3日目、『あぁーっエロ本の買い過ぎでお金が足りないー!どーしよー!!』とゆーいつもの懲りないピンチに陥った時(笑)、ビッグサイト会場でATMを探したところ、一番大混雑を呈していたのは通常都市銀行で、2番目に長い行列が出来てたのがコンビニATM。そして意外とスキスキだったのが郵貯ぱるるでした。

終わってせいせい「天才クイズ」 2004,8,26
 中部ローカルの話題で恐縮なんですが、地元名古屋の地上波TV局CBCのローカル番組「天才クイズ」が9月でやっと打ち切りになるんでさぁ。あーせいせいした!大事な時間帯にデカイツラでダラダラ37年も続けやがって全くぅ。

 ちょっと解説入れますと、この名古屋のCBCって放送局、キーステーションであるはずのTBSの番組を時々ぶん投げて、自分の局制作の、全然面白くないオリジナル番組を得意になって放映している、困った放送局なんですわ。この土曜夕方5時半放映の「天才クイズ」なんか一番迷惑なプログラムで、私が大学生の頃、本来なら同じ時間にネットしなきゃならないはずのTBS系アニメ「ヤマトタケル」を、自分の局の名物番組天才クイズが可愛いばかりに、早朝5時6時、しかも毎週放映時間を予告無しにメチャクチャに変えながら放送したという、ファンにとって非常に迷惑千番な悪業を働きやがりました。
 当時、この何の知らせもない「ヤマトタケル」の毎回ズタズタな時間変更に怒った私がCBCにクレームの電話入れた時、“放送時間は新聞番組欄に出てるんだから毎回ちゃんとみろ”って電話口のスカポンタンじじいに開き直られ日にゃあ、はらわた煮え繰り返りましたね。まったく死ねばいのに。

 で、この天才クイズ、最終回は1時間スペシャルとかやるみたい。我々は地元の皆に愛されてるに違いない、と完全に錯覚しているようですな。なんておこがましいやつら……。

そんな妄想書いてるから、上映主催元から連絡来ないんだよ(笑) 2004,8,23
 東京やら岐阜やら、今年の春先は「風を見た少年」16mm上映会が連続していて、しかもクイズラリーとか看板とか、色々独自のイベントとして特色が出されていて、それはそれは楽しかったのですが、とーとー今夏には風見た地方上映会、みつからなかったですね。《夏休み子どもアニメーション上映会〜風を見た少年》とかどっか図書館とか県民ホールとかでやってないかナーと、検索でか〜なり一生懸命調べたんですけど該当ヒットなし。ぐっすし。せっかく遠方の上映会にすぐにでも赴けるよう青春18きっぷ残り回数分とっておいたのに。えい、しょうがないから残り2回分ヤフオク出品しちゃったよ。因みに4,200円で落ちました。えいくそ。
 あ、でも熊本の方だったかしら?実は風見た上映会らしきものがあったのですが、単なるDVD上映だったのでとりとめませんでした。せめて16mmプリント上映じゃないとなー。

 因みに、日々生活してて未だにアモンのことが頭から離れたことは1日たりともないですね。特に就寝前には、絶対肌にアモンの体温と匂いと感触を想像して眠りについてます。彼の柔らかな金の髪を撫でてあげたり、優しく抱きしめて感触を楽しんだりするとコレがまたすこぶるカワイイのですが、多分これ以上この路線で続きを書くとみなさん気分をイチジルシク害すると思うので後略………。

バーンステイン追悼、ハム太郎追放。 2004,8,20
 ぎゃあぁあぁあぁあぁあぁっ!!! 今!今!ワタシのお部屋で!お昼寝timeの目覚まし代わりにタイマーONセットしておいたテレビから、私の大の苦手な、自分自身のウンコよりも何よりもダメな「とっとこハム太郎」が流レテキター!うえぇぇぇ気持ちワルイよーん!あの見苦しい短足ズン胴に不自然な程巨大な目で奇形的にギョロつかせた表情と目が合った時なんか、背筋脳天までゾ〜〜〜〜ッ。しかも意地汚くいつも腹に抱え込んだヒマワリの種とやらを、あの醜い頬ぶくろによるシモぶくれでカチュカチュカチュカチュ〜〜〜〜〜ッと音を立てて微振動喰いされた日にゃあ、脊髄の芯までぞわぞわぞわ〜〜〜っと虫唾が走って震えが止まらなくなりそう……うえっぷ。あぁ神様お許しをー!…なぜあんな醜悪なキャラクターをこの世に生み放ったのですか???
 もしあんなハム太郎みたいなキショいイキモノが実際にちょろちょろーっと目の前を横切ったら、ギャアアアアア!と叫び声をあげながら「グリーンマイル」のパーシーみたいに咄嗟に革靴でバキャ!グキャ!ドギャ!メキョ!と何度も地団駄踏み潰して、んで足を右回り左回り軸回転でめきょめきょめきょめきょジャリジャリジャリジャリ〜〜〜ってしっかり擦り潰して、んでにちゃーと持ち上げて床と靴底の間で貼り付き糸を引きながらピクククピクククとひくついている瀕死のハム公を眺めて、ほ〜〜っと胸を撫で下ろしてしまいたいような。そんなハムスターへの恐怖感が抑えきれない今日この頃。元々ネズミは害獣ですからね。あーやだやだやだやだ。

 それはそうと、エルマー・バーンステインが亡くなってしまいましたね。このところジェリー・ゴールドスミス、ピエロ・ピッチオーニと巨匠クラスな映画音楽家の他界が続いていて切ないです。と申しても私の場合、バーンステインの音楽の映画といったらウイリアム・フルート監督のカナダ映画「墓場の館」ぐらいしかすぐには思いつきませんでしたが(なんとマニアックな…)。偉大なるマエストロたちのご冥福をお祈致します。

クセになりそうネットカフェ夜更かし at コミケ旅行。 2004,8,16
 毎度毎度の七転八倒、資金不足の貧乏旅行、酷暑寝不足なんのその。今回も行って来ましたコミックマーケット。ジャンルの異なるブースでも必ず本があるとゆーくらいな「鋼の錬金術師」ブーム最高潮、男性向けジャンルでのふたなり流行と呼応するかの如く女性向けやおいジャンルでの少年女体化本ブーム到来、3日目の雨が原因による西ホール前での行列混乱の勃発……などなど、色々感興深いトラブルやトレンドが見受けられましたが、今回夏コミ道中での最たる個人的なディスカヴァリーは、激安ネットカフェ宿泊の快適さでした。

 なんてったって完全個室型。インターネットは使い放題。大量蔵書なるコミックも読み放題。DVDで映画みるのもタダ。さらにコーヒー紅茶ジュース類はメーカー品のセルフのドリンクサーバーで完全飲み放題。しかも(店によっては)飲食品・お弁当など持ち込みOK。予想以上に居心地の良いチェアによるリクライニングを倒しちゃえば、夜行バスやムーンライトながら号に慣れた人なら熟睡出来ちゃいそう。おまけにシャワー室利用も無料!これだけアメニティが充実していて、1泊いくらかかるかというと、え〜と、おいらの利用したトコは最初の1時間が399円、3時間パック924円、深夜時間のみ有効の宿泊5時間パック1,218円、合計9時間滞在2,541円!やす!
 ……ただ、時間パックの区切りごとにカウンターに出向いてきちんと清算しないと、延長15分ごと105円追加計算になって割高になるから注意が必要。他、途中外出ができない、禁煙スペースが設けられていない、ガウン着替えやランドリー施設がない(シャワー室で洗濯して自分の個室内のハンガーで朝まで干すという人間ヤメ気味な荒ワザもあるけど)、などなどの欠点はあるもののあらかじめその点を了解して色々対策練っておけば、ダメホテルなんかより十分快適に泊まれます。
 従業員たちによる接客も、多少マニュアル一辺倒なところはあるものの概ねしっかりしており、気分を害されることも少ないです。例えばカプセルホテルの従業員のような“持ち込みダメ!はよガウンに着替えろ!荷物そこ置くな!勝手に電源使うな!”等々、刑務所の看守気分で囚人相手に威張り散らしてるような態度の奴にゃあ、今のところ遭遇したことないです。次回コミケからは、カプセル宿泊派からネットカフェ派に乗り換えよっと。
 因みに、私が利用したのは全国展開真っ最中の《インターネット コミックカフェ マンボウ》。コーヒーマシンによる煎れたてアイスコーヒーも濃くておいしかったですわ。殆どまわしもの状態。
【http://manboo.co.jp/】

 でもね。各ネットカフェの常設マンガ雑誌ラインナップでひとつだけ不満点が。どこの店でも“コロコロコミック”を置いていないのだ!(←おまえいくつだ・笑)あれねェ〜〜異常に分厚くて保管場所食うし安くないし、しばらく読んでなかったのよー。そしたら青木たかお先生のベイブレードがごく最近連載終わっちゃってたの、同人誌読むまで知らなかった〜〜〜!不覚ぢゃ。

'80年代ゲームセンターの想い出。 2004,8,12
 わたくしのお部屋、現在古雑誌・古資料整理月間の真っ最中。元ゲーム少年、それもかなり熱くマニアな世界を追求していた私のお部屋のずーっと奥の方には、多数の'80年代、'90年代の、古い古いアーケードゲーム専門誌・同人誌が眠っておりました。

 特に、数年前に出版社の倒産と共に休刊となったアーケードゲーム雑誌『ゲーメスト』。今読み返してみて何に驚いたかって、その執筆者たちの文章力・構成・記事内容のあまりの稚拙さと無責任さ。ひとつのゲーム作品について多岐な角度で取材、様々な考察をくぐらせて記事にまとめるのではなく、何となく推測と想像で殆ど下調べも取材もせず、まるで高校生の感想文程度のレベルでしかないそのいい加減な編集ぶりに驚愕を覚えてしまいました。資料的価値が余りにも低く、ヤフオクに出しても全然値がつかない訳です。購入当時私は中高生でして、ゲーム誌の牽引役を担わせるにはベーマガなどと比べても当時から既に疑問や不満が無いこともありませんでしたが、10数年経って大人の目で読み返してみて、ここまで内容が酷いとは。

 でもこのゲーメスト、結構可愛げのあるところやイイところもたくさんありました。例えばゲームセンターでゲーム筐体のメンテナンスの不備を店側に知らせたら“そんなもん知るか”と子供相手に威張り散らしてる店の男に一方的にどやされて悔しかった、という中学生の男の子の手紙を真剣に取り上げていたりする所には、ゲームバカ特有の、どこか清らかで正直な姿勢が汲み取れて、ちょっと気持ちが洗われるような気がしました。ゲームセンターって昔ヒドイ店ありましたね。お客様であり人様のこどもであるはずの小中学生の来客人を殴ったりする従業員とかいたし。殴られた子も、自分は悪くないのに親や学校に知れたら逆に叱責されかねないから泣き寝入りするしかなかったりとか……。
 今じゃゲーセンはショッピングモール内とかにテナントして複合総合施設と化して両親も一緒にゲームやりに来てるから、従業員による子供への暴力・虐待的行為があろうものなら、途端に親が出て来て本社・本部・ショッピングモール施設の事務所などに猛抗議、たちまち店員や社員に処分が下りますからね。そういう意味ではいい時代になったもんです。ただ、往年のシューティングやスクロールアクションのように攻略して腕を磨きながら長時間プレイできるようなゲーム性の高いものは姿を消し、代わりに誰でもとっつき易く且つ時間制ですぐ終わるような、受け幅が広く奥行きの乏しいゲームばかりが台頭するようになってしまいましたが。'80年代のゲームセンターってどんな店でも未来世界みたいにキラキラしていた記憶があるけれど、現在ではそんなまばゆい輝きは、どこにもみつけることは出来ません……。

 色々貴重なアーケードゲーム資料もでてきたついでに歴史豆知識あれこれ。ゲームマシンの元祖って何だと思います?インベーダーやブロック崩しがブームになるさらに前。機械にお金を入れて、娯楽的な要素を楽しむコインオペレート産業のはしりって。ジュークボックス?スロットマシン?ベースボールゲーム?競馬ゲーム?射的?わかった!ひょっとしてクレーンゲームでしょ?……うん、ソレもかなり古くて1939年にシガーやミントキャンディをハンドルやレバー操作ですくうゲーム機械がアメリカで登場してますけど違うんです。分かった!ピンボールでしょう!?……あー貴方いいトコついてますね。1932年にお金をお皿のくぼみに乗っけてガッチャンとやると、バネつきキューの所にボールが出てきて、それをフィールドに打ち出してスコアホールに入れるピンボールの元祖が生まれています。でも、コインゲーム機の歴史ってもっと古いんです。何だと思います!? “計りもの”体重計、測定器なんです。アメリカ19世紀末の若者の集まる工業都市シカゴで、コイン投入して針をリセットして体重計に乗って自分の体重の重さを競い合ったり、思いっきりハンマーで的を殴ってピーン!と伸びた針の指す数字の大きさで力自慢したりするコインマシンが、当時の若者の間で流行したのだそうです。そう言えば、サンドバッグみたいなの思いっきりパンチするタイプの力自慢の大型筐体ゲーム、かろうじて今でも残っていますね。

せめてニコルさんもいっぺん回答者として出演しろークマッ♪ 2004,8,8
 風見たフリークスとして、ずっと以前から一度しっかり読み通してみなくては、と思っている本として「星の王子さま」があります。つまり私今なお未読なのですが、これ、劇場アニメ版「風を見た少年」の研究対象としても多かれ少なかれちょーっと関連性があるのです。アニメーション監督である篠原俊哉監督は風見た製作発表時に『風というものは目に見えません。サン=テグジュペリの“星の王子さま”でも、本当に大事なものは目に見えない、という一節が登場します』と声明、「風を見た少年」をニコルさん版星の王子さまとして捉えて演出しようという抱負が伺えました。一方総監督の大森一樹は、「風を見た少年」をディズニーアニメとスタジオジブリの間の作風に仕立てたがっていたようで、そこら辺にアニメ制作側と映画製作側との齟齬があった訳ですが……。

 で、先週放映の「世界ふしぎ発見!」のテーマは『空に消えたサン=テグジュペリ〜星の王子さまを探して』でした!うわー相変わらずトキメキ抑えられぬウマーい着眼で視聴者の心を掴んで離さぬ番組ですこと!毎週観てるけれど今回は逃すまじとテレビの前で襟を正して正視しましたですよ。
 去年サン=テグジュペリが飛行士として最後に乗っていた飛行機の残骸が地中海で発見されたこと。(殆ど同性愛的に!)焦がれていた年上の恩人に送った手紙に、愛くるしい王子様たちの原型イラストがしたためられていたこと…などなど、相変わらずたっぷりの情報量を分かり易く噛み砕き、瑞々しい現地の映像に乗せてテンポ良く活写する構成と演出に釘付け。野々村真の天然テイストの隠し味もいつものとおりで、今回も見応えありましたね。
 ここで風見たフリークがあっと声を挙げた箇所がひとつ。ミリューが出て来ましたネ!大事なものは目に見えない……という最需要センテンセンスを王子様に告げるキツネって、かのフェネックギツネだったのです。劇場版「風を見た少年」において、大森一樹ファミリーの成島出さん執筆の脚本では最初ネコという設定だった、アモンを窮地から救う重要キャラとして登場する動物キャラの“ミリュー”が、アニメスタッフである篠原&前田実側に渡った時にフェネックギツネに変更されたのは、アモンとミリューの支え合いの関係に、星の王子さまとキツネの関係がイメージされていたから!…なのかも知れません???

 ところで話はちとズラしまして、一応風見たの出資元の日立マクセルって、ふしぎ発見の提供の日立グループの一員のはずなのよね。この〜樹なんの樹気になる樹〜♪の各社クレジットロールで、たまにしか出てきませんが日立マクセルの名前も上がってくることがあるんですよ(たくさんあり過ぎて表示しきれない日立系列各社を毎週ローテーションでかわるがわる挙げているようだ)。……じゃーなんで公開時にC.W.ニコルさんの生い立ちをテーマにして『ウェールズの森の精霊〜空を飛ぶ少年の伝説を求めて』とかなんとか、風を見た少年のタイアップ企画をやってくれなかったの???それこそ何よりのふしぎ発見じゃい。

久しぶりに原作も読み返したい今日この頃。 2004,8,6
 劇団あとむさんの「新・風を見た少年」の当日ルポを書こうと今文章を練って校正している真っ最中。ここは参考にと他にみにゆかれた方の感想などネットに出てないかと検索かけてみましたが、これといったものは未だみつかっていません。

 ただ、奥さんが劇団員として出ていらっしゃる、と語られた、劇作家・演出家さんのダイアリーに偶然たどりつきました。児童劇として休憩も含めて2時間半は長い、とのご考察。そういえば2時間半だったんだ……その割には退屈やダレは無かったですね。グズるお子さんもほとんどいなかったし。

 因みにアニメ版の上映会では、後半結構退屈がる子とか出てくるのよね。さんざん萌えに萌えてラストでえぐえぐ半泣きしてるのは私だけだったりするの。なんだかシャクだわ。

復活!劇団あとむ版「風を見た少年」!! 2004,8,2
 根性で行ってきましたですよー18きっぷで名古屋⇔東京日帰り!劇団あとむさんの新装版音楽劇「風を見た少年」を観て、とんぼ帰りで今名古屋に帰ってきたところザンス。

 期待通りでしたよ!アコースティックな生演奏にこだわった歌と音楽、てきぱきと場面転換させる舞台の早変わり、シーツや輪っかを活用した柔軟な描写などなど。あの複雑で哲学的、且つ抽象で夢想的でもある原作小説の舞台化において無理を感じる場面はなかった……と言うと嘘になるのですが、それでも児童演劇としての豊かな表現に、終始客席で克目しておりました。スゴイのは巨大なシーツで表現した氷河と“あいつ”である少年の会話の場面。シーツのシワで目と鼻と口を表現して氷河がちゃんと顔になってしゃべるんです。あと、軍事管理局の前での銃撃戦というクライマックスでは、市民と金蛇隊は小さな人形で表現し、レジスタンスたちは俳優さんたちが演じることにより、人物の大小の遠近感を出していて面白かったですね。撃たれてしまう市民の人形がはじけ飛んで倒れちゃう演出も。

 当日はほぼ満席という大賑わい。しかもニコルさんが私のすぐ2列前の5つ右に座ってて子供にサインしてあげてるわ、開演前に同じ建物内の渋谷児童館に立ち寄ったら変質者と見破られ…もとい、間違えられて連行されそうになるわで(笑)、色々事欠かないトラブルもあって面白かったですよ。写真とか現像できましたら、またDaily Instant Report!コーナーで詳細をアップする予定です。

 それにしても、さすがに1日13時間列車に乗るのはちかりたび……。

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