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2004年10月25日

与えられる人求める人

わかる人とわからない人の違いは、覚えるか理解するかの違いだろう。

覚えただけでは忘れるが、理解すれば忘れない。
覚えただけでは応用はできないが、理解すれば応用ができる。
覚えただけでは考えられないが、理解すれば考えられる。
覚えただけでは良くても現状維持、理解すれば先に進める

多くの人が初心者を脱却できない理由がここにある。
理解することをしない。考えることをしない。
その原因は、最初にパソコンとどう取り組んだかということが影響してくる。

私が知る限りでは、パソコンを誰かに教えてもらった人は、自分で考えることをしようとしなくなる。独学で覚えた人は自分で考えようとする。与えられるか自ら求めるかの違いかもしれない。

IT推進に係わった企業でのこと。
女子社員が数名いたが、その中でも2人の社員はある程度パソコンが出来ていた。ワードやエクセルの初歩ぐらいは日常的に使うことが出来た。2人に優劣はつけがたい状況だった。

インターネットの接続や社内LANの構築、基幹業務の改善など、全面IT化に向けて抜本的な見直しを行った。社員にも今まで以上のPCスキルが求められた。全員を同じレベルにすることは不可能なので、私はこの2人の女子社員を中心に育てることにした。

2人とも教えたことはきちんと出来る。やっておくべきこともきちんとやっていた。女子社員はまじめでいい。男子社員だとこうはいかない。なんだかんだと理由をつけてやらずに済まそうとする。

2人は同じように覚えていったが、数ヶ月が過ぎたころ次第に差が出るようになっていった。やるべきことをきちんとやるという点では同じだが、一人は言われたことをやるだけに留まっていたのに対し、もう一人はそれ以上のことをやり始めた。やり方が違っていることも多かったが、自分で考えて先に進もうという姿勢が見えるようになった。この社員は一度教えたことを二度聞いてくることもなく、それどころか、一つのことを言うと10のことが分かるようなタイプだった。

2人の違いは明らかだった。

2人にパソコンをどうやって覚えたのかと尋ねてみた。
言われたことをやるだけの社員は、以前勤めたいた会社で研修がありそこで覚えたらしい。自分で考える社員の方は、この会社の面接のときに「パソコンは出来るか」と聞かれ、本当は出来なかったのに「出来ます!」と答えてしまい、自分で本を見ながら必死に覚えたそうだ。

極端な例かもしれないが、与えられた人と自分で求めた人の違いだろう。

その後2人の社員はどうなったかというと、言われたことをやるだけの女子社員は自らの能力の限界を感じ退職した。社内での軋轢もあったようだ。自分で考える社員は、寿退社のはずだったのだが、会社から求められ不定期ではあるが仕事を続けている。



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投稿者 Hiro : 2004年10月25日 00:40

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コメント

・・・ということは、教えてくれる人がいない方がパソコンを理解できるのか・・・(←短絡的過ぎ)
でもたしかに誰も教えてくれる人がいなければ、自分で本やメルマガを探そうとするし、質問する人がいなければ一生懸命読んで理解しようとするし、自分であれこれやってみたりもしますよね。

ほんの小さな私事ですが、「散歩道」でHiroさんに教えてもらったキー操作と、あとは自分でキーボードをいじくり回した結果、自分に必要なPCの操作はほとんどマウスを使わずに出来るようになりました。これはとっても私のPCライフに役立っています。たぶん身近に直接PCを教えてくれる人がいたら、こんな風にキーボードの使い方を学ぶことはなかったでしょうね。

・・・ということで、これからも孤独な闘いを続けていきたいと思います(笑)。

投稿者 まーちゃん : 2004年10月25日 03:10

まーちゃん、自分でやろうという気持ちを持っていて、たまにヒントを与えてくれる人がいる、というのが一番いい環境だと思います。そうすれば、「1を聞いて10を知る」ことが出来るようになります。キーボードにしても、自分で探そう、試してみようと思わなければ身に付きませんからね。
孤独な闘い、頑張ってください。たまにはここでグチでもこぼして下さい。

投稿者 Hiro : 2004年10月25日 04:16

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