■アビスパ関連記事・2001年2月その2
U―20 福岡から小森田
アビスパ支援は3億円減
女性支援グループが写真展
FW争奪戦ゴング
松原、水谷の入団発表
FW松原「点取れる」
サイドバックSOS
アビスパ福岡U10一次選考会
倉田安治コーチ仏留学
アビスパ激励 過去最高
博多の森で全部勝って!
ビスコンティ開幕絶望
磐田の山西獲得へ
実戦は「4―4―2」

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特集・2001宮崎キャンプ 1〜2月

2001年2月20日付 西日本スポーツ

U―20日本代表 福岡から小森田 「1試合でも多く」

 アビスパ福岡のMF小森田友明(19)U―20の代表入りが決まった。アビスパからの日本代表は、FW山下芳輝に続いて2人目。

 代表候補34人は、今月16日から合宿。アビスパからは小森田とDF平島崇(19)の2人が参加していた。

 激戦区のMFには、セレッソ大阪の大久保=国見高=や昨年のアジアユース選手権でレギュラーだった鹿島アントラーズの青木=前橋育英=なども顔をそろえており、強敵ぞろいの中からの選出。小森田はクラブを通じ、「U―20代表に選ばれてうれしく思います。1試合でも多く出れるように頑張ります」とコメントした。

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2001年2月20日付 朝刊

福岡県/世界水泳に22億円 アビスパ支援は3億円減
福岡市新年度予算案/中央

 七月に開催される世界水泳選手権大会福岡2001の関連予算は、前年度の一億二千六百万円から二十二億四百万円に増額された。

 大会開催に向けた本格予算で、三つの仮設プールの建設費計約三億八千万円、五会場それぞれに設置するプレスセンターの建設費約一億八千万円などが含まれている。

 また、二〇〇二年のサッカー日韓共催ワールドカップ(W杯)出場国のキャンプ地誘致関連費も三倍増の九百万円。フランスの誘致には失敗したが、新年度から本格的な誘致活動を再開する。

 二年連続単年度黒字のアビスパ福岡への支援金は、低利融資分の三億円が削られ、約九千四百万円となった。

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2001年2月20日付 朝刊

福岡県/アビスパ選手の素顔を!! 女性支援グループが写真展
天神イムズで25日まで/中央

写真展  プロサッカーJ1・アビスパ福岡を支援する女性グループ「アニーモ!」(伊藤千草代表)会員らによる写真展「アビスパ福岡・選手の素顔」が十九日、福岡市中央区天神のイムズ六階イリスギャラリーで始まった=写真。二十五日まで。入場無料。二十、二十一日は休み。

 FW・山下芳輝選手がバースデーケーキにナイフを入れる姿、ラーメンをすするMF・篠田善之選手など、未発表の約七十点を展示。試合で得点しガッツポーズを決めるFW・江口倫司選手の写真の横に、携帯電話で知人と話している同選手の写真を対比させるなど、構成にも趣向を凝らしている。

 一九九五年に結成、試合観戦や交流会を通して「市民球団」を応援してきた同グループの写真展は、今回七回目。「選手の顔を覚えれば、試合がもっと楽しめる。飾らない表情から、親しみを持ってもらえれば」と伊藤代表。イリス=092(733)2090。

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2001年2月21日付 西日本スポーツ

FW争奪戦ゴング ヴィラジョンガ、江口奮起
湘南に3―0 早くも“松原効果”だ

江口選手

FWポジション争いが本格化する中、アピール弾を決めた江口

 FW戦争ぼっ発だ。山下芳輝の故障などでストライカーのコマ不足に悩んでいたアビスパだが、ここにきて状況が一変。アトランタ五輪代表で元湘南のFW松原良香(ウルグアイ・プログレソ)が入団を前提として練習に参加したことで、ポジション争いに火がついた。20日に雁の巣球技場(福岡市)で行われた湘南との練習マッチでは、そのFW陣が奮闘し3―0と快勝。“松原効果”にピッコリ監督はニンマリだ。

 「まだ動きは重いけど、この時期としてはよかったんじゃないか。チームの戦術も理解してきている」
 リーグ開幕前のJチームの練習マッチ3試合目にして初勝利を飾ったこともあって、FW陣へのピッコリ監督の評価は上々だ。

 それぞれが持ち味を発揮した。MF久永辰徳が先制ゴールを決めた後の前半35分、ゴール前のこぼれ球に素早く反応した江口倫司が右足で冷静に追加点。さらに、同44分には新戦力・ヴィラジョンガがPKでダメ押しの1点だ。15日からチームに合流している注目の松原は後半途中から出場。得点こそなかったがゴール前で軽快な動きを見せアピールした。

 現在、アビスパの戦力となるFWは右ひざ痛で開幕絶望の山下を除いて3人。これに松原を加えた4選手で、「ツートップ」のイスを争うことになった。「得点も大事だが、自分はポストプレーが持ち味。松原さんともタイプが違うので、そこで勝負する」。レギュラー定着を目指す江口が力を込めれば、松原も「まだ動きは重い」と口にしながらも、その表情には“手ごたえ”をうかがわせた。

 「松原はフィジカルがまだ完全じゃないが、戦力になるのは確か。どの選手にもチャンスはある。だれが出てくるのか分からないよ」。ピッコリ監督はヴィラジョンガを含めて横一線を強調した。次の“勝負”は広島との練習マッチ(28日、宮崎・エントランスプラザ)。3月10日のリーグ開幕を前に、ハチ軍団が熱くなってきた。(松尾正和)

久永先制ゴール
 〇…アビスパのMF久永辰徳が20日の練習マッチで、チームの全得点に絡む活躍を見せた。「昨年のこの時期よりも、思った動きがよりできてます」。前半19分、相手陣中央からMFバデアが右に流したボールをそのままドリブルで持ち込み、右足で先制ゴール。さらに2点目も、久永の右サイドからのセンタリングをFWヴィラジョンガがボレーシュート、このこぼれ球をFW江口が押し込んだものだった。ダメを押したヴィラジョンガのPKは、久永のドリブルを相手が反則で止めて、得たもの。「まだ少し疲れが残っているけど、調子は上がってきてます」。順調な仕上がりに久永は満足げだった。

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2001年2月22日付 西日本スポーツ

松原、水谷の入団発表

 アビスパ福岡は21日、アトランタ五輪代表で元湘南のFW松原良香(26)=ウルグアイ1部リーグ・プログレッソ=の1年間のレンタル移籍と同じく元湘南のGK水谷雄一(20)の入団を発表した。

 松原は1994年に磐田入団。清水、市原と’99年までJ1の3クラブを渡り歩き、スイスのSRテレモンを経て2000年に湘南へ。J1ではリーグ戦通算71試合に出場し、21得点。湘南では35試合に出場して12得点を挙げている。水谷は1999年から2000年まで平塚(現湘南)に所属し、昨年はリーグ戦19試合に出場している。

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2001年2月23日付 西日本スポーツ

FW松原「点取れる」 開幕スタメンも
アビスパ入団会見 「DFに威圧感与えたい」

松原選手・水谷選手

アビスパ福岡に入団したFW・松原(左)とGK・水谷(右)

 アビスパ福岡に入団したアトランタ五輪代表のFW松原良香(26)が22日、元湘南のGK水谷雄一(20)とともに、福岡市東区の雁の巣クラブハウスで入団会見を行った。得点力不足の福岡だけに期待がかかるが、松原は「点を取ることも取らせることもできる」とFWを担う覚悟十分。体力が整えば開幕のガンバ大阪戦(3月10日)で博多の森デビューとなりそうだ。背番号は松原が37、水谷が30。

 松原の言葉にピッコリ監督が口元を緩ませた。自信にあふれていたからだ。「得点力を上げるためにチームに呼ばれた。早く自分のプレーをみなさんに見てもらいたい」。福岡に合流して8日だが、FWのポジション争いについては「別に問題ないです」と余裕を見せた。

 福岡でやるべきことは分かっている。「FWは常にゴールに向かわないといけない。相手DFに威圧感を与えたい」と闘志をむき出しにして、自らの夢にも「A代表を目指すにはJ1で活躍しておかないといけないですから」と再挑戦する意気込みだ。

 松原は1996年アトランタ五輪代表。J1のリーグ戦では通算71試合に出場し21ゴールをマークした。今回はウルグアイのプロ1部リーグ、アトレチコ・プログレッソから1年間のレンタル移籍となる。8日にFWの獲得を目指していたアビスパに松原の代理人から接触があり、トントン拍子で入団が決まった。

 森孝慈・管理強化部統括部長は「ゴール前の動きと得点センスは素晴らしい」と松原の実力を高く評価する。ピッコリ監督からは開幕戦の準備をするように求められている。松原は「目標のゴール数ですか? それは見てのお楽しみです」と活躍を誓った。(松尾正和)

 松原 良香(まつばら・よしか) 1974年8月19日生まれ。静岡県出身。179センチ、74キロ。東海大一高から1994年に磐田に入団。清水、市原と99年までJ1の3クラブでプレー、スイスのSRテレモンテを経て2000年に湘南へ移籍。湘南では35試合に出場して12得点を挙げた。前所属はウルグアイ1部のプログレッソ。

水谷「若さで勝負」
 「J1でプレーできることに感謝しています」。会見で水谷は控えめに話した。35歳の小島伸幸と31歳の尾崎勇史。それに体調不良でチームから離れている塚本秀樹(27)とベテラン中心のアビスパGK陣の中で、20歳の水谷への期待は大きい。J2湘南ではリーグ戦19試合に出場。身長186センチの体を生かした高い身体能力とシュートへの素早い反応を武器に、新天地で挑戦する。「若さで勝負したい」とレギュラー奪取を目標に掲げた。

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2001年2月24日付 西日本スポーツ

満身創い サイドバックSOS 福大と練習試合
DF藤崎も負傷 平島、三浦に続き ピッコリ渋面

ヴィラジョンガ選手

福大との練習試合で先制ゴールを決めたアビスパFWヴィラジョンガ

 アビスパ福岡は23日、福岡市東区の雁の巣球技場で福岡大と練習試合を行い、3―1で順当勝ち。しかし、DF藤崎義孝が試合中に右足首を痛めてリタイア。同じサイドバックの平島崇、三浦泰年もそれぞれ故障を抱えており、ただでさえ足りないサイドバックの人材が枯渇する緊急事態が発生だ。

 前半終了間際、藤崎が苦痛に顔をゆがめて、右足を手でおおってピッチの外に出た。ピッコリ監督が心配そうに駆け寄った。「アフタチャージで当たられて…」と藤崎。昨季も右足首を故障して12月に手術。宮崎キャンプでは別メニューで、22日に全体練習に合流したばかりだった。約4カ月ぶりの練習試合スタメンで、これからという矢先のリタイア。「打撲だと思うけど、まあ大丈夫ですよ」と気丈に話したが、表情はさえない。

江口選手  サイドバックはピッコリ監督はじめ、クラブが一番の補強ポイントとするポジション。サイドバックの平島は今月16日からのU―20の代表候補合宿で右ひざ付近に炎症を抱え、まだボールにも触れない状況。藤崎と同じポジションの三浦泰年は足のケンを痛めており、この日の午後は大事をとって休んだ。サイドバックの残るメンバーは経験の浅い井上孝浩と三好拓児しかいない。

 常々「この時期、けがだけはするな」と選手に話しているピッコリ監督の表情もさえない。「二人(平島、藤崎)ともにそんなに大きなけがじゃないし、大丈夫だ」と強気の姿勢を崩さなかったが、選手層の薄さに話が及ぶと、「私が出たい気分だ。でも外国人枠は3人だからなあ」と冗談とは思えない言葉が飛び出す始末だ。

 開幕戦となるガンバ大阪戦(3月10日・博多の森球技場)まで約2週間。アビスパは緊急事態から脱することはできるのか。(山口智子)

家族来日で張り切る ヴィラジョンガ
 〇…福岡大との練習試合で、前半19分にヴィラジョンガが先制すると、同30分には久永が頭で、次いで32分にはバデアがミドルレンジからの強烈なシュートを決めた。久永からは「キャンプの疲労も抜けて体がいい感じに動いてきている」と頼もしい言葉。ヴィラジョンガはこの日、アルゼンチンから家族が来日し「やっぱり気合が入るね」と笑顔を見せていた。

写真=【アビスパ−福大】福大ディフェンス陣をかわし、ゴールに迫るFW・江口(西日本新聞朝刊掲載)

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2001年2月25日付 朝刊

夢はJリーガー アビスパ福岡U10一次選考会
小学新3、4年49人が挑戦 粕屋ドーム

小学生たち

ミニゲームでボールを奪い合う小学生たち

 アビスパ福岡のU―10(十歳以下)チームの一次選考会が二十四日、福岡県粕屋町の同町総合体育館(粕屋ドーム)で行われた。

 選考会には小学新三年と新四年の四十九人が挑戦。選考委員の厳しい視線を受けながら、小学生たちはドリブルやリフティング、四人対四人のミニゲームの実技などで、日ごろの練習の成果を披露した。一次選考の結果は三日以内に郵送で通知され、セレクションは三次選考まで行われる。募集人員は約十人。

 得意のドリブルでアピールしていたMF松井隆君(8つ)=宗像市、赤間西小三年=は「リフティングが十二回しかできなかった。少し悔しいけど、ドリブルでは負けなかったと思う」とにっこり。

 「GK以外ならどこでもできます」というマルチプレーヤーの広田貢君(9つ)=筑紫野市、二日市小三年=は「アビスパ福岡のFW山下芳輝選手が大好きです。シュートはうまいし、かっこいい。将来はアビスパの選手になって活躍したいです」と夢を話した。

選考会で説明を真剣な表情で聞く小学生たち▲

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2001年2月25日付 西日本スポーツ

倉田安治コーチ仏留学 ボルドーでクラブ制度のノウハウ学ぶ

 アビスパ福岡の普及担当課長で前ヘッドコーチの倉田安治氏が、3月23日からフランスの名門クラブ「ジロンダン・ド・ボルドー」にコーチ留学することが24日、決まった。Jリーグのトップチームの監督に必要なS級ライセンス取得のための実習で、期間は約3週間。

 ボルドーとアビスパは、97年5月に正式にクラブ間で交流協定を結んだ。98年にはMF久永辰徳やDF藤崎義孝などが本場の練習を学びに渡仏しているが、コーチ・スタッフ陣の留学は、倉田氏が初めてだ。

 ボルドーは、仏代表のMFジダンなど世界を代表する選手を輩出し、欧州内でも若手選手の育成に定評があるだけに、倉田氏は「本場のコーチ学はもちろんのこと、地域に貢献するためにも、ボルドーのクラブ制度のノウハウをしっかり学んできたい」と抱負を話している。

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2001年2月26日付 朝刊

アビスパ激励 過去最高 人出もムードも 期待込め1500人
福岡市でつどい

横断幕とサポーター

日比野克彦さんデザインの横断幕に、選手へ激励の寄せ書きをするサポーターたち =25日、雁の巣球技場

 三月十日のJリーグ開幕を前に、アビスパ福岡の選手とサポーターが交流する「アビスパ福岡激励のつどい2001」(アビスパ福岡後援会主催)が二十五日、福岡市東区の雁の巣球技場で開かれた。

 青空の下、過去最高の千五百人が参加。紅白戦と練習風景を見学した後、ボールを使ったゲームを楽しんだり、お目当ての選手にサインをもらうなどして一日を楽しく過ごした。

 芸術家の日比野克彦氏もゲストで参加し、開幕戦用の横断幕(横十メートル、縦一メートル)を参加者と一緒に作った。つどいの最後に行われたセレモニーでは、ピッコリ監督が「アビスパを、できるだけ高いところに連れていく。そのために最大限の努力をします」とあいさつ。続いて三浦泰年主将が「目標はたった一つ、優勝です」と決意表明した。

 春日市の幼稚園児、福沢峻君(6つ)は「楽しかったです。三浦泰選手に会えて良かった」と喜んでいた。

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2001年2月26日付 西日本スポーツ

博多の森で全部勝って! アビスパ福岡激励のつどい
過去最高の1500人が参加

選手とサポーターたち

選手と一緒にボールゲームを楽しむサポーターたち

 3月10日の開幕を前に、アビスパ福岡の選手とサポーターが交流する「アビスパ福岡激励のつどい2001」(アビスパ福岡後援会主催)が25日、福岡市東区の雁の巣球技場で開かれた。

 激励の集いは、毎年の恒例行事で、好天にも恵まれた今回は、過去最高の1500人が参加。紅白戦と練習風景を見学した後、選手とボールを使ってゲームを楽しんだり、お目当ての選手にサインをもらうなどして、選手との直接交流を楽しんだ。また、芸術家の日比野克彦氏がゲストで参加し、開幕戦用の横断幕(横10メートル、縦約1メートル)を参加者と一緒に作った。

 最後に行われたセレモニーでは、ピッコリ監督が「アビスパを、できるだけ高いところに連れていく。そのために最大限の努力をします」とあいさつ。続いて三浦泰年主将が「3年前に自分が福岡に来た時の倍以上の人が来てくれた。声援が多ければ多いほど、努力していかなきゃいけないと実感した。目標はたった一つ、優勝です」と決意を表明。最後にファンを代表して、樋口宥君(7つ)が「博多の森に全部行くので全部勝ってください」と選手たちにエールを送った。

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2001年2月28日付 西日本スポーツ

ビスコンティ開幕絶望 右ひざの回復遅れる
新布陣、結局4―4―2 きょう広島と練習ゲーム
「本番へ試金石」

ビスコンティ

右ひざの回復が遅れ、開幕に間に合わないアビスパMFビスコンティ

 開幕布陣が見えた。アビスパ福岡は、MFビスコンティの痛めている右ひざの回復が遅れ、開幕戦(3月10日・G大阪戦)の出場が絶望となったことから、従来の4―4―2のフォーメーションで本番に臨む方針を固めた。最終テストとなる広島との練習マッチ(2月28日・宮崎シーガイアイベントスクエア)を控えた27日、雁の巣球技場(福岡市東区)で同システムを入念チェック。ピッコリ監督は「開幕メンバーはまだ決まっていない」というが、慣れた布陣で臨むことになりそうだ。

 今季、ここまでの練習の中で、4―4―2以外に2つのシステムを試してきた。しかし、昨年9月の宮崎キャンプで右ひざを痛めていたビスコンティが昨年末に手術。その回復が思わしくなく開幕が絶望となったため、従来のシステムを採用。ピッコリ監督は広島戦を「リーグ戦へ向けての試金石」と位置づけているだけに、本番並みの態勢で結果を残したいところ。

 宮崎キャンプ中からピッコリ監督はFWヴィラジョンガを1トップに、ビスコンティを攻撃の1・5列目に据えるシフトを採用。攻撃の中盤両サイドには左に中払大介、右に久永辰徳を置いて、他のポジションは従来のままでテストした。

 もう1つはビスコンティを攻撃の軸に置きながら3ボランチを敷く、変則3トップの4―5―1型。しかし、いずれもかなめの助っ人の欠場が確実となったことから、「従来の4―4―2のほうがやりやすい」(MF久永辰徳)と、選手も慣れた従来のシステムに戻した。(松尾正和)

写真右=広島との練習試合を前にイレブンを指導するピッコリ監督(右から3人目)

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2001年2月28日付 西日本スポーツ

磐田の山西獲得へ 待望の左サイドバック

 アビスパ福岡がジュビロ磐田のDF山西尊裕(24)=173センチ、68キロ=の獲得に乗り出していることが27日、明らかになった。

 山西は1997年に清水東高(静岡)から磐田に入団。左のサイドバックで昨季はリーグ戦18試合に出場した。運動量が豊富で、突破力にも定評がある。

 アビスパは、現在、左サイドバックの“本職”が不在。昨シーズンは本来ボランチである三浦泰年主将が穴を埋めたが、同ポジションの補強はチーム最大の懸案事項で、今キャンプ中にもピッコリ監督は「純粋な左のサイドバックが早急に必要だ」と話していた。アビスパは今オフ、ヴィラジョンガ、松原の両FWを除けば、ほとんど補強が進んでいないだけに、獲得できれば待望の新戦力となる。

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2001年2月28日付 朝刊

アビスパ ビスコンティ絶望 攻めの柱なき開幕ダッシュ
実戦は「4―4―2」 負傷の右ひざ回復遅れる

ビスコンティ

ケガの回復が遅れ、開幕出場が絶望的なビスコンティ

 アビスパ福岡は二十七日、福岡市東区の雁の巣球技場でリーグ戦開幕(三月十日・G大阪戦)前の最終テストとなる広島との練習マッチ(二月二十八日・宮崎市、シーガイアイベントスクエア)に備えて練習した。今季、数種類のシステムをテストしているが、この日は従来の4―4―2を採用。ピッコリ監督は「まだ開幕メンバーは固まっていない」と話すが、残された時間も少なく、慣れた従来の布陣で開幕に臨む可能性が大きくなった。

ピッコリ監督  攻撃の右サイドのMFビスコンティが負傷していた右ひざの回復が遅れ、開幕出場がほぼ絶望となり、従来システムにならざるをえなくなった。右サイドには左サイドのMF久永辰徳が入り、左サイドにはMF中払大介を据える。

 宮崎キャンプ中からピッコリ監督はFWヴィラジョンガが1トップで、ビスコンティを攻撃の1・5列目に据えるシフトと、3ボランチを敷きながら、両サイドのMFが前線にも顔を出す、変則3トップの4―5―1型をテストしていた。しかし、久永は「4―4―2のほうがやりやすい」と語るなど、選手にフィットしておらず、リスクが大きい面もあり、ビスコンティ不在で結局、元の布陣で開幕前の最終テストに臨むことになった。(松尾正和)

写真=攻めのキーマン・ビスコンティの開幕出場が絶望的となったが、ピッコリ監督は27日の練習で両手を広げ「大丈夫だ」のポーズ?

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