シテイジアンを救え

By CyberStone.


「 地球環境とシテイジアン 」

近年の各種テクノロジ−の進化につれて、私達人類は生物学的に、地球上で最も高度な機 能をもった生物であり、論理的な文字及び言語を駆使する点においても他に例を見ない高 度な生物である。人間同志のコミニュケ−ション手段の種類においても他の追従を許さな い進化した生き物であ。そして自然をも支配出来るであろうと考え始めている。しかし、 20世紀も終わりに近付いた今日において、テクノロジ−の進化に比例して、オゾン層の 破壊、二酸化炭素・硫化水素の増加による温暖化現象、酸性雨などによる環境の悪化、及 び生物種の絶滅、自分だけが良かれといった人々のモラルの低下、エル・ニ−ニョ現象に 代表される気象の激変、干魃・水害・台風・地震・火山の噴火などの多発により食物供給 力の減少と資源の枯渇を招いていることは、誰もが否定出来ない事実であり、この先、私 達人類の種の絶滅をも予測する人々が出てきている。それらの現象を発生させた共通の主 な原因は、「過度な競争原理」 であり、その根底には自 分さえよければ、他はどうなっても良いと言う考えがあると思われる。

これから述べるシテイジアンにしても、他の事柄にしても人間が最も優れた生物であり、 それほど強く意識していないにしても、最も進化した人間さえ良ければ、他の生物は少々 絶滅しても仕方がないと言った傲慢な考えがあるのかもしれません。例えば、九官鳥が人 間の言葉を喋ったり、猿が人間の仕草の真似事を上手に行うと、動物のくせに上手だなど と、言っていることから伺っても、最も進化した人間の仕草や言葉を駆使したと言うこと が、その判断の基準になっていると思われます。しかし、鳥にしても犬や猫、その他の動 物の仕草を具体的に観察していると、必ずしも人間が行うような言語や文字、仕草をしな くとも、彼等には彼等なりの進化の過程における現在の機能で事足りるコミニュケ−ショ ンの方法を持っているようです。知能や感情表現は少ないかも知れませんが、人間よりも 更に優れた多くの機能や論理的、且つ効率的な動作も持ち合わせているように見受けられ ます。人間が一番優れている、自分は他人よりも優れている、又は自分は他人より負けて はいけない、と言う考え方をする人達は、一般的に競争原理を容易に駆使し易い傾向にあ ると言えます。

その様な考え方をするならば、人間以外の動物や植物は劣っていることになる。人間同志 にしても、有名大学を卒業したり、学歴が高かったり、官庁や大企業に就職したりすると 、そうでない人達よりも優れているのだと見なす傾向があります。つまり一般的に人間は 知恵よりも知識を重視し、実力よりも肩書き、モラルよりも物質や金を優先するようです 。その様な考えが浸透している現在は、当然の事ながらイルカやクジラは下等動物なのだ から食物にされて当然だと考えることでしょう。しかしシテイジアン(鯨科の哺乳類)は 地球上で人間と同等に知能が高く、人間には不得手なテレパシ−やエコロケ−ションを駆 使出来る存在であり、人間と同じ暖かい血の流れている哺乳類なのです。ですから「彼等を殺す事は、殺人にも等しい行為だ」 と言うことです。人 類はシテイジアンだけでなく、人類以外の存在の全ての援助なしには生活が成り立たない と言う事実を、もう一度吟味してみる必要があります。彼等を地球上に存在する同胞であ り、感謝すべき存在と考えるような人類の高い意識の変化が望まれます。シテイジアンは 人間が既に忘れてしまった、この母なる地球と全ての生命体の守護者として、常に愛と友 情とユ−モアをもって、人間とコミニュケ−ション出来ることを望んでいるのです。


「 人類とイルカの出会い 」

「海に偉大な知性が存在すること、海棲の哺乳類が他のどんな動物よりも私達自身に近い 理解力を持っていることには、驚くと同時に畏怖の念さえ覚える」と。永年飼育下と野生 の両方のイルカと過ごしてきたニュ−ジランド人のフランク・ロブソンし言う。そして彼 はこう続ける。「彼等は互いに気軽に連絡し合い、私達とコミュニケ−トを試み、問題を 解き推理し、ジョ−クを楽しんでいる」と。古代地中海文明では、イルカは海の生命力を 象徴するものだった。ギリシャ語でイルカを表す言葉「デルフィス」は子宮を意味する。 イルカは神々と深く結びつき、純愛と友情、美と調和、性愛と言ったものだけではなく、 死や破壊などより暗い部分とも関わりを持つ複雑な象徴であった。しかし、一般的には、 彼等は穏やかな美徳とおおらかな喜びを備えた生き物として、海の守護神であり、別の世 界への案内人と考えられていた。当時イルカを殺すことは人を殺すことに値し、いずれも 死をもって罰せられたのである。初期のギリシャ神話には、強い王あるいは英雄と蛇やイ ルカ、もしくは女性像との出会いが幾つか描かれている。

最も知られているものの一つは、子宮の怪物デルフィ−ヌと戦った太陽神アポロの物語で ある。アポロはデルフィ−ヌを倒したとき、彼女に敬意を表してデルファイ(イルカの町 )に神託を残し、人々が来世感によって導かれるように聖地を築いた。アポロはその勝利 を記念して、デルフィニアと呼ばれる祝祭を行った。神は自分が打ち負かしたり食べたり したどんな相手の姿にでも変わる力を持っている。そこでアポロは巨大なイルカの姿にな って、商人達が大勢乗り込んだ船をデルファイに導いて行った。彼はそこで神としての姿 を現し、この新たな聖地では彼を聖者として仕えるように人々に命じたのである。イルカ はまた、海の神ポセイドンを恋人アンフィトライトのところへ案内し、ポセイドンと結婚 するようアンフィトライトを説得した。ポセイドンはおおいに感謝し、イルカに敬意を表 して空にその星座をつくった。ポセイドンとアンフィトライトの子はトリトンと呼ばれて 、半人半イルカの姿で描かれ、左手には勃起したペニスを象徴する直立のイルカを持って いる。

トリトンは海岸を歩き回って気に入ったものょ強姦し、海のセイタと呼ばれた。人々は彼 を祝して、しばしばイルカの尾びれを身に付けて踊った。イルカの姿は古代ギリシャ・ロ −マ時代のモザイクや陶磁器、壁画を飾っている。最も初期のものは、クレタ島クノッソ スの神殿のフレスコ画に描かれた跳ね泳ぐイルカの像で、3000年以上の昔。地中海に ミノス文化が栄えた頃のものである。イルカのお守りは救済の象徴として、陸や海をいく 旅の安全を確保し、貨幣などに刻まれたイルカの像は幸運のお守りとしての意味を持って いた。また船の錨はもう一つの救済の象徴だが、イルカはしばしばこの錨とも結びつけら れる。即ち錨に巻き付くイルカは速さを拒むもの、慎重さを表すものになる。初期の地中 海神話には、イルカの背に乗った人間のイメ−ジがしばしば登場する。最もよく知られて いるのはエロスとアフロディ−テで、彼等と彼等を乗せるイルカとの関係は、官能的で愛 情に満ちエロチックでさえある。太平洋でも、古代ギリシャ・ロ−マと同様、イルカは伝 統的に神の使いとみなされてきた。祖先の霊はイルカとサメになって、カヌ−を案内した り、安全を司ったり、漁を助けたりするのである。

オ−ストラリアの北部、カ−ペンタリア湾のモ−ニングトン島に住むアボリジニの一族は イルカ族として知られ、何万年の昔から沖に住む野生のハンドウイルカと直接コミニュケ −ションを行ってきたとされている。イルカ族のシャ−マンは、イルカに岸に来るように 伝える一連の複雑な口笛を操るのだが、いつしか生き生きと躍動し、やがて終息したとき 、シャ−マンはイルカに心で話しかけるのだという。ニュ−ジランドの先住民であるマオ リ族もまた、イルカと積極的な関係を保ってきた。イルカが噴気口から息を吐く時の音を 真似た「テプヒ」と言う言葉で彼等を呼ぶことが出来る。そしてマオリ族はイルカを、自 分達が知りたがっているものへと導いてくれる神あるいは力とみなしていた。彼等は海に 住む人間である。私達は荒海で助けが必要なとき、困ったとき、海の彼方の同胞について 何かを知りたいときにだけイルカを呼ぶ。同胞が病気になるとイルカは姿を現して、その 人が回復するか、或いは既に回復したか否かについて何らかの兆候を示すだろう。私達は 彼等の跳躍の仕方からそれを知ることが出来る。マオリ族の長老−ワイプ・ピタの伝承


「 シテイジアンの進化の過程 」

5億年前、海には生命が誕生していたが、まだ陸上には存在していなかった。やがて幾つ かの生き物は肺と空気呼吸の能力を発達させ、海から乾燥した地上へと進出していった。 背骨と温かい血液をもった陸上哺乳類は、子供を自らの体内に宿し、出産後は母乳を与え て育てるように進化した。突然ある時期から、現在のクジラやイルカの祖先(古シテイジ アン)にあたる少数の陸上哺乳類は再び海へ戻って、徐々に水中の環境に適応するように 姿を変化させていった。最初のクジラ類は原始的な有蹄類に近縁なものとされ、およそ5 000万年前の陸上の仲間から分離した。クジラ類は今日でも、その形態に陸上生活をし ていた祖先の特徴の幾つかをとどめている。イルカの胸びれの骨の構造は、指を持つ腕や 手のそれに極めて類似し、かつて後脚を支えていた骨盤や腰骨の痕跡を今もかすかに残し ている。初期のクジラ類は最初赤道付近の暖かく浅い海に入り、やがて入江や沿岸域、そ して世界中の海へ広がっていった。彼等が徐々に海洋へ進出していくなかで特定の生息地 に特殊化し、あるものは淡水の河川へ、またあるものは沿岸の浅瀬あるいは大洋へと広が っていった。

そしておよそ2500万年−3000万年前、現在の2つの亜目であるヒゲクジラ類とハ クジラ類が姿を現した。一般にイルカと呼ばれる動物は全てハクジラ亜目に属している。 イルカが辿った歴史は、現在は地表に露出するかつての海洋性の堆積物の中から明らかに することが出来る。化石イルカ類に関する研究の大半は北半球からのもので、南半球につ いては殆ど知られていない。化石イルカ類には現生グル−プもあれば、すでに絶滅したグ ル−プもある。種の同定は全て骨、とりわけ頭骨、顎骨、耳骨に基づく。現生イルカの3 つのグル−プ(マイルカ科、ネズミイルカ科、イッカク科)について言えば、約1100 万年前の中新世後期にまで遡ることが出来る。なおカワイルカ類は、夫々別々に淡水域に 入り込んだもので、各種の生息環境は類似しているものの、必ずしも互いに近縁な訳では ない。殆どのイルカの祖先は、研究が盛んに行われているものの明らかにはなっていない 。漸新世(3600万年前−2400万年前)以前は、ムカシクジラ類(亜目)だけであ った。

これは歯を備えた原始的なクジラで、明らかにこれらからハクジラ類とヒゲクジラ類が登 場した。漸新世にはケントリオドン(約2400万年前)と呼ばれる最も初期のイルカが いたが、彼等はエコロケ−ション(反響定位)の利用を示唆する頭骨や耳骨を持っていた 。その頭骨には、現生のイルカが高周波の音を出すのに使うのと同じ骨の空所がはっきり と認められる。化石イルカ類でも、現生のハクジラと同じようにエコロケ−ションを使っ て海中を泳ぎ餌を見付けていたと思われる。高周波の音を利用するのは、脳の中で音声処 理を司る部分の発達を伴いはずだが、絶滅種のどれもが現生のイルカにみられるような大 きな脳の空所を持っていたかどうかについては明らかではない。現在のイルカ類は、種数 という点では化石記録に残されたどの時代よりも多様である。しかし、その多くはマイル カ科に属し、次いでネズミイルカ科が何種かを含むくらいである。それに対してカワイル カ類を含むグル−プは、かつてもっと多様であり、もっと広く分布していたと思われる。 なぜあるグル−プは種類数が減り、また別のグル−プは完全に姿を消してしまったのかは 謎に包まれている。

絶滅した科には、スクアロドン科、スクアロデルフィス科、アフロデルフィス科、アルビ レオ−ニ科などがある。これなが種の多さに拘わらず生き残らなかったのは、あたかもイ ルカという動物のライフスタイルにおける実験であったのかもしれない。スクアロドン科 は、サメのような歯をもった中型から大型のイルカである。種によって歯の数や大きさ、 両顎の比率は異なっている。またアフロデルフィス科は、不確かながら現在のガンジスカ ワイルカと近縁とされているが、極めて長く、幅が狭く、平たい吻を持つ種もいた。頭骨 の形態からすると彼等はかなり効率よく採食していたと思われ、絶滅した原因は謎である 。気候変動は、イルカ類の絶滅と進化のどちらにも重要な要因であっただろう。気候は海 洋生物に、温度を通じて直接的に、あるいは食物資源に影響を与えることによって間接的 に影響を及ぼす。その中にはエル・ニ−ニョのような短期的な気候変動もあれば、地球規 模の寒冷化や温暖化のような長期的なものもある。気候の変動が海洋食料資源に影響を及 ぼす以上、過去のその様な変化が新たな進化の可能性を提供することもあれば、餌をなく すことで絶滅を強いることがあったかもしれない。

例えば漸新世の一時期、3500万年前−3000万年前には南半球の海が広がり、南極 環流が形成されるに伴って地球が寒冷化したが、この時期に初期のハクジラやヒゲクジラ が出現した。また中世新後期には再び地球全体が寒冷化しはじめたが、この時には逆に、 以前にはよく見られたイルカの科が幾つか姿を消した。イルカ同志の競争が、あるグル− プを絶滅に追いやる事があったのかもしれないが、これには直接的な証拠はない。またイ ルカがクジラ類以外の動物との競争によって絶滅したという明白な証拠はないが、化石イ ルカの骨には時折サメなどの捕食者に襲われたような孔がみられるし、アザラシや巨大な ペンギン、その他の海鳥と資源を争った可能性がない訳ではない。絶滅は進化と同様、偶 然の変化に応じて起こる自然なプロセスである。人類がこれ以上、生存するイルカに不利 になるような干渉はすべきではない。自然界は干渉さえしなければ十分に再生する強さが ある。


「 海中に芽生えた知性 」

イルカは模倣し、学習をする優れた能力を持っている。そして、こうした能力はしばしば 楽しみのために発揮される。イルカにみられるこうした学習能力や、仲間との友好的且つ 協調的な行動や利他的な行動、更に際だって大きい脳を持つといった事実に刺激されて、 クジラ類の知能を探ろうとするする多くの研究が進められてきた。いま彼等について何よ り引きつけられる疑問は、イルカが意識を持ち、概念を操ることの出来る動物であるのか 、そして私達とコミニュケ−ションを行い、彼等から色々なことが学べるのかと言ったこ とである。イルカをはじめ小型クジラ類の脳は、極めて大雑把に言えばほぼ人間のものと 同等の大きさを持つ。しかし、脳の大きさだけが知能の絶対的な指標になる訳ではない。 例えば象の脳は、人間の4倍も大きい。むしろ脊髄の重さに対する脳の重さの割合が、夫 々の動物の知能を測る適当なものさしと考えられている。魚類では、脳は脊髄よりも軽い 。高等な哺乳類の脳に見られるもう一つの特徴は、大脳新皮質の豊富なしわであり、そこ は高度な思考や行動が生み出されると考えられる場所である。

人間の脳には他のどの哺乳類よりも多くのしわがあると言われるが、幾らかのイルカの脳 ではもっと複雑に折りたたまれている。ハンドウイルカでは、新皮質の平均の表面積は人 間の1.5倍に達する。しかし厚さは人間の半分ほどで、体積では人間の平均80%を少 し超える程度である。こうした比較にどれほどの意味があるかは、イルカの心がどう働く かといったことと同様にまだ何も分かっていない。いずれにしろ、彼等が現在見られるよ うな大きな脳に発達させたのが1500万年前−2000万年前のことであるのに対して 、人間の脳の進化は古くとも過去200万年前−300万年前の間の出来事にすぎない。 私達人類が最も発達させたりのは、手を使って様々な事を行うことであったのに対して、 クジラ類ではもっぱら社会的な認識に関わるものであったのであろう。イルカについて言 えば、その脳の中でもとりわけ、社会的に生きる術やそれに向けた方向づけ、感情の自己 抑制、ユ−モアといったものを司る部分を著しく発達させた。

すなわち彼等の存在は、彼等を取り巻く環境の中でも物理的・肉体的な選択の結果と言う よりむしろ、社会的或いは性的な選択の結果によるものと思われる。私達が道具に頼って 暮らしているそのこと自体、人類の文化と呼ばれるものの大部分が個々人の外にあること を意味している。それに対して、手を使うようにならなかったイルカ達では、彼等の脳や 行動の中に求めることが出来る。社会的な存在としては、私達は多くのクジラ類に劣って いるのかも知れない。

番号生物名脳/脊髄比
 馬 2.5:1
 猫 5:1
 猿 8:1
人 間 50:1
ハンドウイルカ40:1
ハラジロマイルカ35:1
イシイルカ26:1


「 コミニュケ−ション 」

イルカを含むクジラ類は水中の環境で進化したが、それは空中にくらべて遙かによく音を 伝える世界である。そのためにクジラ類にとっては、聴覚が最も重要な感覚になった。人 類の進化は手の使用と共に視覚を発達させたのに対して、イルカが辿った道は聴覚的であ り、手の使用に頼らないものであった。水という媒体の特性と音の性質は、空気という媒 体の特性や視覚情報の性質とは大きく異なる。そのためにイルカは私達とは全く異なった 知覚やコミニュケ−ションの方法、行動の方法を発達させた。水中で音が伝わる速さは、 空中に比べておよそ5倍にもなる。一方で、水中では臭覚は意味をなさず、視覚もそれほ どきく訳ではない。海面付近を除けば海中は暗く、そこに住む生物は白黒の情報に頼るし かない。浅い沿岸域を離れると、深さ10mのところでは、海面の光りの90%は吸収さ れ、40mの深さに至っては、僅かに1%の光りしか届かない。430mの深さではただ の暗黒の世界になる。こうした光りに対して音は全く異なった特性を持っている。音は物 体の向こう側にも回り込んで伝わっていく。視覚を働かせるには光りは絶対に必須だが、 音は夜でも、またどんな深みにいても有効に働くのである。

イルカはピュウピュウと言う音(ホイッスル)、キ−キ−声(スクイ−ク)、ガ−ガ−声 、唸るような声、そしてカチカチという音(クリック)など、極めて多彩な鳴音を発する 。一般のクジラ類の鳴音は、大きく2種類に分けることが出来る。一つはクリック音や破 裂音のようなパルス性の音、もう一つはホイッスルやスクイ−クのような非パルス性の音 だ。非パルス性のホイッスルは海中で長い距離を伝わる。ハシナガイルカやハンドウイル カといった社会性のある群れで過ごす種がホイッスルをよく発し、そうでない単独で過ご す種はホイッスルを持たないのもこうした理由によるのかもしれない。まタイルカが発す るクリック音は、種の生息環境や採餌生態に関連して夫々に異なっている。極めて短いパ ルス性の音であり、一部は人間にも聞こえるものの、多くは超音波(最高で220KHz に達する)である。この音は鼻道で発生し、額の部分にあるメロンと呼ばれる器官を通り 抜ける時に、指向性のある音に収束される。

こうして放たれた音が、泳いでいく先にある物体に当たって反射し、その反響音がイルカ の下顎の中の脂肪組織を通って内耳に入る。このエコロケ−ションによって、彼等は取り 巻く環境を音の像として描き出し、水中の世界で視覚によって捕らえることの出来るより も遠方から、獲物を捕捉することが出来る。また彼等の頭骨の前面は空所につながってい るが、イルカは発している声の全て或いは一部をここで遮断することが出来る。更に彼等 は個々のクリックの間隔やタイミング、音の強さや周波数など音響的な特性を調節して、 発生を自在に操ることが出来る。


「 イルカの悲劇と保護 」

世界中の多くのイルカ科、クジラ科のシテイジアンは、生息域でここ数十年間に起きた産 業化の影響を被っており、大形ダムの建設、河川への土砂の流入や化学汚染物の投棄、船 舶の往来の影響などによる生息地の破壊だけでなく、漁業における混獲、あるいは食用や 水族館での展示用に捕獲されることなど、彼等が直面する問題は多い。身体の小さなイル カが知能や社会の複雑さにおいて、大型のクジラに劣る訳ではない。世界中で大型のクジ ラ類を捕獲から守ろうとする相当な努力がなされたにも拘わらず、イルカなどの小型クジ ラ類を保護するような国際法規もなく、近年記録的な勢いで数を減らしている。その主な 原因として、他の魚類用、特に東部熱帯太平洋でのマグロ漁用の流し網・刺し網・巻き網 で混獲され引っかかって死亡したりするケ−スが多い。この場合に目的はマグロなので、 混獲されたイルカは、ただ捨てられるだけの運命にある。日本、台湾、ペル−、フェロ− 諸島、グリ−ンランド、北極圏諸国、カリブ諸国では、いまだにイルカを食用にしている 。

特に日本は最大のイルカ肉の消費国で、1988年の公式統計では、年間4万頭以上も捕 獲され、2万5千頭以上が市場で売られている。後は家畜の餌や肥料として使用されるの である。またその捕獲の方法が残虐極まりないことだ。ある県の漁師は昔から定置網に追 い込んで、「突きん棒で刺し殺す」ことが昔から行われているのである。トルコは他の沿 岸諸国がイルカ漁を停止したにも拘わらず自国の海域でイルカの捕獲を行っており、過去 20年間に100万頭以上がライフルを持ったハンタ−により殺されている。その他の原 因は、1960年代から増加している有毒産業廃棄物の海洋投棄による。特に太平洋では カリフォルニアは主要な産業地域でもあり、汚水プラントから排出されたPCBやDDT が彼等の脂肪組織に大量に蓄積されている。また、カナダのセントロ−レンス川流域でも 大量の有機塩素、PCB、DDT、マイレックス、ダイオキシンなどが排出されており、 その流域に棲むベル−ガ(シロイルカ)が被害にあっている。この辺りでは1968年ま で戦闘機パイロットの格好の射撃タ−ゲットとされてもいた。

しかし人々の圧力によりその後、カナダ政府は有毒汚染物質除去とイルカ類の保護に巨額 の費用を負担しサンクチュアリを設立させた。またバルト海や地中海でも有毒廃棄物の投 棄により、イルカの不妊、脾臓肥大、気管支炎、内出血、免疫の低下が起こっている。そ してイルカを食べた人々にも水銀や重金属の連鎖被害が発生している。米州熱帯マグロ委 員会は、東部熱帯太平洋での巻き網によるイルカの捕獲数を減らすために、海獣保護法を 制定している。1982年の国際海洋法条約(UNCLOS)は、航海、海洋生物や鉱産 物の利用、沿岸域の主権など、世界の海洋の利用に関する様々な事項を取り扱っている。 この条約の第65条は、海棲哺乳類に関するもので、排他的経済水域の中での扱いについ て以下のように規定している。「各国は、海棲哺乳類の保護にあたっては協力しあい、と くに鯨類については然るべき国際機関を通じて、その保護、管理、研究を行う」。198 5年にIWC(国際捕鯨委員会)は、小型クジラであるミンククジラを捕鯨禁止のリスト に加えた。そしてワシントン条約でもクジラ類に関しては3つの付属書に保護をうたって いる。

しかし日本は依然として保留の立場をとっている。またイルカなど小型クジラ類をIWC の管轄下におこうとしたが、小型鯨類分科会が出来ただけで、個体数などの情報を集めて 議論はするものの、反対する国々の圧力もあり、権限には限りがあり、各国の文化と経済 的理由のまえに、あまりにも非力であるように思われます。


「 イルカとシリウスの関係 」

by Lori Tostado

この時期の地球において、シリウス人はどの様なかたちで存在するのか? シリウス人の 魂は、この惑星上に最も意識的な知覚力のある存在として、特にイルカ、及びシテイジア ン(鯨類)などが、多くの方法で約4000万年前に地球にやって来ました。シテイジア ンは、人間のように母なる地球、及び、自然との分離感覚や、またその様な粗っぽい分離 を体験しない存在であると言うのがその理由です。シテイジアンは、偽りなく地球の管理 人です。人間は、地球、及び、その地上と地中に存在する全ての生命に対して、この役割 を分かち合うはずでした。しかし大部分の人間は今のところ非常に長い時間「眠ったまま 」の状態であり、また同様に地球と人間自身、及び、自然を急速に破壊しています。シリ ウス人は、他の多くの者と共に、我々が変わるのを援助するために、ここに来ています。

シリウス人が地球上に物理的形態として出現する別の方法は、シリウス人のボディにおい て彼等の生涯の殆どを「スタ−シ−ド」という人類として過ごすのですが、しかし、彼等 は特別の目的のために地球人類としてレインカ−ネ−ションするか、もしくはウォ−クイ ンすることを通して再生することを選択しました。その後で、ある者はこのサイクルにお いて、彼等の人生の殆どを地球人類として過ごす事を選択した密使としてやって来ます。 そして、彼等の殆どは他次元上の彼等のシリウス人ガイドによって、「目覚めさせられる 」プロセスの途上にありました。これらのガイドは、十分に意識的な状態に至るよう彼等 を準備するために、物理的、メンタル的、感情的ボディと同様に、物理的存在のライトボ ディを使って共に働いています。


「 シリウス人と私達の関係 」

約200万年前に、シリウス人はホモサピエンスの先祖の遺伝材料に、彼等自身の遺伝子 の幾つかを付け加え始めました。彼等は遺伝子工学の専門家達です。彼等は、我々が現在 持っているボディを創造するを援助しました。従って、遺伝学的に我々は彼等と殆ど同じ なのです。主なる物理的な違いは、私達よりも背が高い傾向にあり、そして、更に十分に 発達した脳を持ち、地球人類よりも長寿命です。実際、シリウス人の脳は、イルカや鯨が 持っている様な、正面の上部にもう一つの他の大脳を持っています。彼等は立体的ビジョ ンを持つことをし得ます。別の言い方をすれば、彼等は第3次元の外側、及び、反対側と 同様に、物体の内部を透視することが出来ます。同じく、シリウス人はシテイジアンと同 様に、驚くべきテレパシックで、サイキックな能力を持っています。テレパシック交信は 、第5チャクラと第6チャクラを通るよりも、第4チャクラ、又は、ハ−トチャクラを経 て集中します。これは言葉、又は、単独で思考するよりも交信を更に愛ある状態にします 。

シリウス人はまた、イルカやクジラ達の形態と遺伝学的に共同創造するのを援助しました 。そして、それは多くのシリウス人の魂が、シテイジアンとして地球上にインカ−ネ−シ ョンする事に非常に引き付けられる1つの理由になっています。彼等は、共同創造するた めに楽しむことがとても好きです。エ−テル体、或いは彼等の生来の形態にあるシリウス 人は、私達を活性化したり、私達の高い惑星間の5つのチャクラや、不活性状態な私達の 脳を開放したりするために働いているばかりでなく、多くの我々の仲間と共に今働いてい ます。しかし、彼等は私達の遺伝子構造上においても同じく働いているのです。人間の遺 伝子は、現在の2重螺旋から、その本来の12本の螺旋へ戻す予定になっています。現在 既に大人になっている人々の遺伝子は、我々のボディにおけるDNAとしては、それほど 変成しない予定です。しかし、小さな子供を持っている人、又は、近い将来に子供を持つ ことを希望している人の遺伝子は、シリウス人が我々の卵子や精子レベルの遺伝子を実際 に変更するために働いています。

このことは、子供達が彼等の完全な12本螺旋の遺伝子を持ち、そして自動的に十分に意 識的な状態にあるために、彼等の物理的ボディの中にその様な「基礎構造」を既に持つ予 定になっています。従って、子供達は私達大人のように「レトロの似合う」者である必要 はないでしょう。シリウス人は、巨大な銀河連盟のメンバーであり、そして、我々のいわ ゆる「記録された歴史」以前において、地球は銀河連盟の一部でした。人類はある種の遺 伝子操作の災害の後、銀河連盟から除外されたか、或いは、離れることが起こり、その起 こったことのソ−ス間に意見の相違がありました。しかし現在、地球は大きい変更が迫っ ています、そして、全ての人々は発生することを見るために、ある者はシリウス人のよう な参加者として、また、ある者はオブザ−バ−として、ここ地球に来ることを望んでいる ように思われます。アセンションの後で、地球はもう一度銀河連盟における現役のメンバ ーとなるでしょう。


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