●デスクトップのフォントをいじろう

   こ   ち
●東風明朝フォント(旧 watanabe-light)

このフォントは、フリーのTrueType形式のアウトライン明朝書体フォントです。 旧名のとおり、渡辺フォントを若干の拡大、および、細字フィルタリングした ものを、スケルトンとしています。新たに、東風明朝(こちみんちょう)として、 新しく名前をつけ、制作に取り組んでおります。

しかし、k14, Kappaといった既存の慣れ親しんだフリーのビットマップフォン トも埋め込まれており(10〜17, 20〜21ドット)、小さなサイズでも、奇麗な表 示を行うことができます(漢字/ASCII部分のみ。半角カタカナ部分は現段階で は未サポート)。

ただし、第1次水準漢字の調整を終え、mozilla, ghostscript(+ VFlib)などで、 それなりに実際に利用することはできますが、全くの製作途中のものであり、 以下のように、未完成です。どちらかといえば、反響や、手伝ってくれる人が いないか、知りたいが為に公開しています。

言い訳になってしまいますが、今の段階では、きちんとした開発フレームワー クもなく、計画性をもって制作に取り掛かれておりません。本当に、プロポー ザルに近いものなので、文書を伴わないいい加減な変更がしばらく続きます。 御了承ください。

なお、ビットマップフォントとして、 永尾制一さんの ナガみん、 橘 浩志さんの k14、 狩野宏樹さんの Kappa20、 そして/efont/の 東雲フォントを含んでいます。

アーカイブは、 です。

製作に使ったものは、 Microsoft Typography グ ループ研究所が公開している Sbit32というツールを用いて、TrueTypeにビットマップフォントを埋め込 んでいます。 また、アウトラインフォント編集ツールとして、Windows用のシェアウェアで ある安沢さんの TTedit を用いています。

だいたい、下の画像のような感じです。
東風明朝フォント

あと、このフォントのライセンスは、 実質的に NAGA10 フォントのライセン スに従います(それ以外が全てPublic Domain相当であるためです)。例えば、 商用利用するような場合は、10/11フォント部分を上記のツールを用いて完全 に削除するか、もしくは、永尾さんへお問い合わせ下さい。

整理不足ですが、アバウトな製作過程を 『●東風明朝の製作過程』に記しましたので、興味があるかたは参考にして下さると、 助かります。




●東風ゴシック (or 東風-和田研ゴシック)

このフォントは、 和 田研フォントと東風明朝および諸フリービットマップフォントをコーディ ネイトした中ゴシックのアウトラインフォントです。

と、諸々を組み合わせたものです。ライセンスは、和田研フォントのライセン スおよび、NAGA10フォントのライセンスに従います。 東風明朝よりもさらにプロポーザル的なものですが、一部漢字の置き換えなど も地味に進めております。

アーカイブは、

です。

東風ゴシック 制作雰囲気

これらを、一人でやり続けると、何年かかるのか分からないので、もし、これ らを作成することに意味を感じたり、または、協力できるという人がいれば、 メールを頂けると、幸いです。たぶん、どうやったら複数人で作業できるか? ということも分かっていないので、たぶん、そこからディベートすることにな ると思います....


● 関連プロジェクト

貧弱で無計画な私のものと違って、もっとしっかりしたセンスのある人達が、 もっとしっかりしたプロジェクトを立ち上げていますので紹介します。


●ネットワークで共同でフォント作成の作業するための開発フレームワークは...?

時間がなくて、ほとんど何も思考および実装していません。 ブレーンストーミング中で、問題をきちんと落し着れていません...。 私のような完全な素人一人ではフォントの制作に限界があるのですが、フォン トの低コストな共同開のためのフレームワークがない現状、グリフ作成に手を 貸して頂ける人も現れてないのも無理がないと考えています...。

現在、1文字、1ファイルのテキストに落せれば、安心してCVSリポジトリを活 用できるので、いいなと考えています。1文字1ファイルなら efont-serifをもっ てきて、英字部分をプロポーショナル化したり、 拡張Watanabe明朝シリーズ とのコーディネイトなども、簡単に実現しやすいのでは....(ファイ ル操作だけでできる)。で、実装のための選択オプションとしては、

かなあ。もっとあるのかもしれないです。ユーザーインタフェースとしては、 "make update"や、"make commit" などの CUIで充分だと思うのですが、 TTeditのプラグイン(マクロ)でできれば理想かなあ。いかんせん頭にぼんやり あるだけで、問題を明確にしたり実装はほとんどやっていません...。 このあたりで、アイデアや実装で手を貸していただける人が居ましたら本当に 本当に嬉しい限りです。

最後に、無謀にも、MSフォントとの比較を行ったものです。レンダリングは Windows 98の ものを使っています。品質の優劣云々のつもりではなく、絶対レベルとして、 生活に耐え得るものになりつつある、、かな、という程度で参考にしてくださ い。PDF生成には、ghostscript-6.51 + GS-CJK を使っております。

MSフォントと東風フォントの比較

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●Linux Japan 2002年02号の記事PDF

Linux Japan様より、私のしがな い記事「東雲&東風フォントの全貌」(2002年2月号)のPDFを頂き、公開できる ことになりました。フォントというコンピュータ誌ではかなり地味な分野に、 注目して、一記事として大きく取り扱ってくださった、LinuxJapan編集部の方々 へ改めて感謝をしたいと思います。 後半の 内田さん が執筆された分(4ページ)は、私がLinuxJapanより受けた原稿 依頼を、更に私が自分の裁量で勝手に依頼して書いて頂いたものです。 ちょっとコラムを書いて頂くつもりが、グーンと濃い内容になって返ってきた ものなので、是非御一読を。

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