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お知らせ新書「グーグル八分とは何かを出しました。ネットの「こちら側」から、リアル社会への殴りこみです。ぜひ、買ってください。

2007年7月31日

祝!未踏ソフトウェア創造事業に採択されました このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加

経済産業省とIPAが共同で実施している「未踏ソフトウェア創造事業」に、私の提案した「グーグル八分発見システムの開発プロジェクト」が採択されました!

「未踏ソフトウェア創造事業(以下、未踏ソフト)」は、ソフトウェア関連分野における天才的な人材の発掘・育成を目的としている事業です。民間個人からの提案をIPAが審査し、独創的なソフトウェア技術やアイデアに資金を提供するものです。2000年から毎年、公募・支援が行われています。今回、私の提案は、2007年度第?期の支援プロジェクトの一つとして選ばれるに至りました。未踏ソフトに選ばれること自体、大変難しいことですから、とても栄誉なことです。政府の公式サイトに「グーグル八分」の文字が表示されるのは、感慨深いものがあります。

それで、「グーグル八分発見システム」とは、どのようなものかと言うと、読んで字の如く「グーグル八分されているサイト」を発見するためのシステムです。ご存知の通り、Googleは、特定のサイトを検閲によって検索結果から削除しています。そして、どのサイトが削除されているのか、普通の人は知ることが出来ません。これは、大変危険な状態と言えます。なぜならば、どのサイトを削除するのか判断基準は全てGoogle任せであって利用者の意思を無視しており、また、問題となり削除されるようなサイトであればあるほど、Google利用者にとって重要な情報だと考えられるからです。

たとえば、ラーメン花月チェーンを展開している「グロービートジャパン株式会社」に関する情報は、実に30ページ以上ものページがグーグル八分されていますが、その殆どは、グロービートジャパンが起こしている裁判に関するページです。グロービートジャパンは、右翼系カルト宗教団体「日本平和神軍」や、ニセ学位を発行している「イオンド大学」との関連性が指摘され、裁判になっています。そのような情報は、チェーンに加盟しようとする人や就職しようとする人にとって重要だと考えられますが、Googleでは真実を知ることが出来ません。

これはつまり、検索結果が偽装され、事実が隠蔽されているということです。

とは言え、Googleが検索結果の正しさよりも特定の企業の利益、ひいてはGoogleの利益を優先する「儲け第一主義」であっても、営利企業である以上は仕方がないことかもしれません。しかし、仕方が無いからと言って、それを野放しにして良いわけではありません。

ところで、科学というものは、測定技術・観測技術の進歩によって発展してきた歴史があります。キュリー夫人は、放射性物質のラジウムとポロニウムを発見し、2度のノーベル賞を取りましたが、放射性物質自体は宇宙が出来た当初から存在するものです。写真乾板という測定技術が出来たことにより初めて、存在が目に見えるようになったのです。放射性物質なんて難しそうなものに限らず、電子や空気といったものも同様です。精密な重さや量が測れるようになった結果、科学が進歩し、新たな利用方法が考えられるようになったのです。

しかし、「検索結果」は、どうでしょうか?

どの検索エンジンの検索結果が優れているといっても、それは感覚レベルに過ぎません。便利になったといっても、言ってみれば「栄養ドリンクで、健康になった」と、ほとんど変わりありません。ページランクのアルゴリズムが正しいとしても、Googleの表示しているページランクが正確なものかどうかは、誰も検証できません。これまでも、悪マニではグーグル八分のことを問題としてきましたが、グーグル八分されているサイトを見つけるのは偶然に頼るほか無く、いわば徒手空拳です。書籍「グーグル八分とは何か」を出したとしても、影響力は微々たるものです。「すごい科学」の前に、言葉は無力です。

さて、私は、悪マニ管理人ですが、その前に一介のプログラマーでもあります。プログラマーであれば、技術力に対して技術力で対抗しなければいけません。いまこそ、検索エンジンを独自に監視できるような、「観測方法」を技術的に構築する必要性があります。それは、原子力発電所からの放射能漏れが無いかどうか、東京電力の発表を受身で待つばかりではなく独自に監視する必要があるのと同様です。北朝鮮が核実験したかどうか、北の発表を鵜呑みに出来ないのと同様です。そして、IT時代において、その「観測」は、利用者一人一人が行えるようなものであるべきです。なお、タイトルに「グーグル八分」と入っていますが、実態は「検索結果偽装の監視システム」とも言うべきものです。ステープラじゃなくて「ホッチキス」と呼ぶようなものです(^^;。

と言うわけで、来年3月までの予算ですが、「グーグル八分発見システム」の開発を頑張って行きたいと思います。詳細は、悪マニおよびグーグル八分対策センターで公開していく予定です。どうぞ応援よろしくお願いいたします。

【追伸】

  1. そのうち、「開発者ブログ」を立ち上げたいと考えております。まあ、ココログに慣れているのでココログにすると思いますが、「是非、ウチで書いて欲しい」というプロバイダーがありましたら、何か私にメリットのある条件を書いた上でオファーください(^^)。ちなみに、外でも仕事が出来るように、VAIO type.T が欲しいなあとか思っております(笑)。
  2. このプロジェクトが終わるまで新たな仕事は無理っぽいんですけど、来年度以降の話がありましたら、今から受け付けいたしております。他の業務を完全にストップさせるので、関連で話があると大変ありがたいです。でも、技術力自体は、あまり期待しないでください。

【公式プロフィール】

吉本 敏洋

福岡県生まれの34歳。筑波大学自然学類(物理学専攻)を卒業。本業はコンピュータプログラマ。ウェブサイトの運営や消費者問題に関する活動は趣味の範囲で行っている。ネットの世界では、知る人ぞ知る存在。好きな食べ物は、うなぎと栗ご飯と蕎麦と梨。

悪徳商法?マニアックス: http://www.a902.net/

【参考リンク】



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