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炭鉱員の娘、ロックでドイツを揺らす

 ヨーロッパ大陸のロック(Rock)大国ドイツ。最近、「Krypteria」という新鋭4人組バンドがそうそうたるベテランバンドを制し、人気を呼んでいる。9月に『Liberatio』という曲でドイツのシングルチャート2位を記録し、スターの仲間入りを果たした同バンドのメンバーのなかで、観客を魅了した女性ボーカリストが意外にも在独韓国人2世のチョ・ジインさん(28)だ。

チョさんは、30年余り前にドイツに派遣された炭鉱員の父と看護婦の母の間に生まれた。幼稚園の時からポピュラー歌手になることを夢見たチョさんは、ケルン音大でクラシックピアノを専攻しながらも、ロック歌手の道を選んだ。

 弦楽中心の壮大なクラシックの旋律と強烈なロックビートが結合した音楽を生み出したバンド「Krypteria」で、“コリアン”チョ・ジインは大柄なドイツ人男性メンバーの演奏をバックに神秘的ながらもパンチのあるボーカルでバンドを率いる。チョ・ジインは本紙との電話インタビューでたどたどしいながらもハッキリと韓国語でメッセージを伝えた。

 「急に人気が出て、私も戸惑っています。ロックだからといって必ずしも騒がしくする必要はないと思いました。人が本質的に持っている全ての感情を音楽に込めてみようと思い曲を作って歌ったのですが、意外にも多くの関心を呼びました」

 チョ・ジインは音大卒業後、ポピュラー歌手になる前、一風変わった選択をした。あるテレビ局が取材する新人芸能人キャスティング番組に出演したのだ。ここで優勝したチョ・ジインは「ビコムウォン」というバンドを経て「Krypteria」に入った。

 チョ・ジインは「ロック・ポップミュージックをしっかり演奏するためには、クラシックの基礎が必要だと思い、音大で学んだ」とし「とりあえず、今、私の心の中で鳴っている音を率直に表すには、ロックが一番なようだ」と話した。

 「Krypteria」のアルバムは来年初め、韓国でも紹介される。チョ・ジインは「このアルバムが韓国でも人気が出たら、小さなステージでもいいから故国のファンに会いたい」と話した。

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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