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 クルマを愛して止まない「彼ら」との対話。それがレーサー鹿島のドライバーズサロン。

日本発、ドリフト・エンターテインメント!

(4月3日放送)
鈴木学

鈴木学

(すずき まなぶ)

愛称:マナP
生年月日:1963年3月20日
出身地:ブラジル・サンパウロ

かつてはレーシングドライバーとして活躍し、その経験を生かして、ドリフト大会の審査員としても10年以上のキャリアを持つ。そのいっぽうで、ラジオのパーソナリティやイベントのMCなどの経験も豊富なマルチタレント。チューニングカー、ドリフトに関する造詣も深く、ドリフト大会の実況&解説をやらせたら右に出る者はいない。’04年には、お台場での第5戦、オールスター戦、ツインドリ戦と、3日連続で、朝から晩までしゃべり続けられることを証明した。


このコーナでは、レース関係者はもちろん、車を愛してやまない人気アーティストをゲストにお招きして、カーライフやレースのエピソードなど、その人物の本音にレーサー鹿島が迫ります。

今週のゲストは、クルマのフィギュアスケートとも呼ばれ、いまやアメリカ、ヨーロッパ、アジアでも人気のドリフトの頂点「D1グランプリ」の審査員。元レーシングドライバーでラジオやイベントのMCとしてもご活躍の鈴木学さんをお迎えします。お楽しみ下さい。



もはや、ドリフトは社会現象。
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鹿島 :今週のゲストはこの方です。

鈴木 :どうもよろしくお願いします。鈴木学です。

鹿島 :ゲストの方に失礼なんですけど、超のつくクルマ馬鹿でいらっしゃいますすよね。

鈴木 :いや、ハンパじゃないですよ、本当に(笑)。レースをずっとやってきて、クルマ好きでレース好きで二十数年。結構年ですからね。

鹿島 :フフフ。昔から変わりませんよね。

鈴木 :いや、超がド級になりみたいな。どんどん馬鹿になり。そういう意味では馬鹿はどんどん大きくなってるね。自分でも思います。

鹿島 :うらやましいですね。

鈴木 :とんでもございません。あなたもそうでしょ?

鹿島 :ええ(笑)、人のこと言えないんですが。ところで“クルマシーンのフィギュア”という風に例えさせてもらいましたが、ドリフト、特にプロドリフト選手権という妙技をもった限られた人だけが出ることが出来る「D1グランプリ」。これの審査員と実況・解説も務められていますが、これが段々と盛り上がってきて、例えばお台場の巨大な駐車場でイベントを開催している時は、ゆりかもめに乗っている人がわざわざ降りて、駅の階段から観たりと、ある意味社会現象といっても過言ではない状況になってますよね。

鈴木 :そうだよね。お台場みたいに街中のど真ん中であーいうことが出来るようになったってことは、確かに去年にしても大きな転機だったと思うし、僕も嬉しいです。「D1グランプリ」っていう言葉を聞いたことがある人も増えていますが、まだ「なんだろう?」っていう方も一杯いると思うんですよ。ドリフト、つまりクルマを横に向けて、それをコントロールさせてフィギュアのような状態にすると。そういう競技としてイベントとしてやって5年目です。もちろんその前から色んな形でやっていまして、ドリフトっていうもの自体の歴史としては20年くらいはあるんじゃないかな。

鹿島 :元々はカスタマイズ系の雑誌で盛り上がっていましたね。

鈴木 :そうですね。チューニング系、カスタマイズ系の雑誌でやりはじめて、ずっとドリフトというモノはありました。どっちかというとアングラ的な状態でしたが、5年前にプロドリフト選手権ということで競技としてサーキットでやろうと。今までずっとやってきた人たちもそこでやりましょうと、それでスポンサーもつけて。スポンサーつくんですよ今! それで色んなメーカーも含めてお金を出して、ちゃんとしたシリーズ戦の中で賞金も貰える中で1年追ってやっていこうと。全国に九州から東北までサーキットを回りつつ、アメリカやアジア、そして今年はヨーロッパも行くんです。イギリスへ!

鹿島 :素晴らしいですね。

鈴木 :シルバーストーンですよ、鹿島くん! ホントに、僕行ったこと無いんですから!

鹿島 :それは何かのレースの?

鈴木 :イベントです。イベントの中で何度かデモをしに行ってね。10月にはちゃんとしたD1グランプリというか、向こうのドリフトのイベントの中に、D1選手16人を連れて行って一緒に対決します。

鹿島 :これがイギリスですか?

鈴木 :イギリスです。あと、ドイツ、フランス、イタリア。それぞれの国において、ドリフティング、ドリフトという競技は盛んなんです。

鹿島 :クルマの世界っていうのは、欧米から発信というのが長い歴史の中で圧倒的じゃないですか。レースも含めてね。このドリフトっていうのはそういった意味でも画期的ですよね。

鈴木 :だから何とかしたいんですよ。

鹿島 :何とかするってどういうことですか?

鈴木 :D1という我々のスタイルがあるじゃないですか。審査員があったり解説があり選手がいて、クルマも日本車がいっぱいある。このスタイルを世界に持って行きたいんですよ。これが本物のD1、これが本物のドリフトだよと。ヨーロッパ、オーストラリア、アジア、アメリカ、全部に持っていって喜んでもらいたいというのはあります。

鹿島 :そういう意味ではイギリス、イタリア、フランス、ドイツからお呼びが掛かった今年っていうのは、また新たな一歩の始まりですね。


ドリキン土屋ですら、もう古い!?
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鹿島 :『D1グランプリ オフィシャルサウンドコレクション』、D1のDVDのオープニングで掛かっている曲が、8‐BALLの「(NEED FOR)SPEED」

鈴木 :8‐BALLってね、沖縄のアーティストなんですよ。4人組のバンドでハードロックをずっとやっていて、地元では非常に有名でライブハウスなんかでも人気のあるバンドなんです。そのうちのドラムのレオンくんっていうのがドリフト好きなんですよ。ドリフト好きっていうか自分でドリフトをずっとやっている。未だにD1を夢見て「D1に出たい」と。それでたまたまそういうメンバーがいるっていうんで、ライブハウスに僕達が行ったんですよ。それで聴いてみたら、割とパンチがあってカッコイイよねと。その時一緒にいた土屋圭市、ドリキンね。

鹿島 :ドリフトの神様。

鈴木 :アハハ、そうそう。神様がね、夜中ですから完璧に赤ら顔なんですな。「おまえらーいいんじゃないか」なんて言い出して、「D1っていうのやるから、テーマ曲かなんか作ってよ」って。相手が神様ですから、8‐BALLは「やらせていただきます!」って感じで。

鹿島 :光景が眼に浮かびますね。

鈴木 :そんな感じで5〜6年前に決まった話でテーマ曲を作っちゃったの。だからエイトボールっていうバンドは本当に喜んでいるし、彼らも全員クルマ好きですから、今後もD1とからんで色んな曲を作っていきたいという話はしています。

鹿島 :ドラマーといえば、例えばTUBEの松本さんがドラム。あの方もバイクのレースやクルマのレースもかなりの腕前ですよね。松本さんが来た時もおっしゃっていたんですが、「クルマの運転とドラムを叩くのは非常に似ている」と。ペダルが3つ以上ありますよね。右足でアクセルやブレーキを踏みつつ、左でハイハットみたいな。すごく似ていると。

鈴木 :なるほど。今のドリフトのやり方って知ってる? アクセル、ブレーキ、クラッチ、サイドブレーキ、ハンドル、操作するものが4つあるわけだ。それを手と足を全部常に動かしている。ハンドルを動かしながらこっちはサイドブレーキに行き、アクセルとブレーキを一緒に踏みながら今度は左足でクラッチを蹴りながら、みたいな。まさにドラムと一緒かも知れない。まあ僕はドラムはまったく出来ないですけども。

鹿島 :でも、昔はそこまでのレベルじゃなかったわけですよね。

鈴木 :ないです。こんなこと言っていいのかな…。土屋さんも自分で言っていますけど、土屋さんはドリフトの神様、ドリキンと呼ばれていますが、もし土屋さんが今のD1に出たとしたらベスト16に残れません。本当に。スタイルがもう古い! 怒られるかなあー(笑)

鹿島 :お台場では4月にありますが、チケットがなかなか手に入らないですよね。

鈴木 :そうですね。コンビニで予約するんですが、すごくうれしいのは予約スタートの朝、とても早い時間に行列が出来たっていうのが、僕はちょっとうれしかったですね。

鹿島 :4月16日(土)、4月17日(日)。お台場の特設コースで行われます。チケット関係に関してはオフィシャルサイトを見ていただいて、ご自分でお問い合わせをしていただくのが確実ですね。

鈴木 :まだ若干、券があるみたいですからぜひ観に来ていただきたい。(※2005年4月3日時点)

鹿島 :今シーズンも楽しみです。

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ついにリアルなゲームも誕生!