この賞は作品賞ではありません。またいわゆる公募の映画コンテストでもなく、年毎に選任される協会内の選考委員会で、その年度内に公開(放映)された作品の監督の中で最もふさわしいと思われた「新人監督」を選び、贈呈されるものです。
対象となる監督の作品は、劇映画・ドキュメンタリー、劇場公開・テレビ放映、フィルム・ビデオ…などの違いを一切問いません。
また例年、監督協会では受賞者の作品を特別上映(或いは試写)し、その場でセレモニーをやって選考委員が選考の過程・理由を発表しその後パーティを開くことになっていますが、このセレモニーのことをあえて「授賞式」とは言わず、「贈呈式」と呼んでいます。
そこには、監督協会が新人に賞を「与える」のではなく、同じ監督として私たちが贈る賞を「もらってもらう」のだという思いが込められています。
さらに詳しいこと、またこれまでの受賞者の一覧はこちら
贈呈の歴史
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2006年度(第47回)日本映画監督協会新人賞決定!
2006年度日本映画監督協会新人賞
『かぞくのひけつ』小林聖太郎監督
☆6月22日に贈呈式が行なわれました。選考過程や贈呈式の模様は後日アップ予定です。