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「うざい」「いけ面」も登場、広辞苑10年ぶり改訂

 累計1100万部の売り上げ部数を誇る国語辞典「広辞苑」(岩波書店)が、10年ぶりの改訂(第6版)を行い、「メタボリック症候群」「うざい」「ブログ」など、世相を反映した新語が新たに加わることになった。

 特に、情報通信や金融・経済、環境に関する言葉が大幅に増え、新語のうちカタカナ語は4割近くを占めた。初刷30万部で、来年1月に刊行される。

 広辞苑の改訂は、1998年以来で、今世紀になって初めて。第5版に収録した23万項目に1万項目を加えて、総項目数は24万項目になった。

 新たに収録された語には、「着メロ」「顔文字」「ワンセグ」などIT(情報技術)社会を色濃く反映したもののほか、「癒(いや)し系」「クレーマー」「ニート」「敵対的企業買収」「京都議定書」など、この10年の間に定着した言葉が目立つ。

 「いけ面(めん)」「うざい」といった若者言葉も「日本語として定着した」として採用された。美男子を意味する「いけ面」については、「『いけている』の略『いけ』と顔を表す『面』とをあわせた俗語か。多く片仮名で書く」と、その由来を注釈。うっとうしいの意の「うざい」は「『うざったい』を略した俗語」としている。

 古典作品に限られていた用例も、夏目漱石や森鴎外など明治以降の作品から追加。「太陽系」の説明では冥王(めいおう)星を「準惑星」とするなど、最新のデータや研究成果を盛り込んだ。

 一方、「萌(も)え」「できちゃった婚」「クールビズ」といった語は、「流行語の域を出ていない」「狭い範囲だけで使われている」などの理由で採用が見送られた。

2007年10月23日23時22分  読売新聞)
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