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第114回 内閣改造でも“ボロ出し”確実 解散必至!末期の自民安倍政権

2007年8月4日

日経新聞の『永田町インサイド』の記者座談会「安倍政権どうなるの?」で注目したのは、次のくだりだ。

「J 国会では小沢民主に攻めこまれる。『解散風』がどんどん吹きそうな気がするな。年末や来年の通常国会冒頭が要注意だ。

U もう吹いているよ。秘書たちはそわそわしているし、ある若手は『地元事務所に油断するなと指示した』と真剣な表情だった」

こういう状況がはじまると、これから次々に起こるにちがいない安倍政権の足をひっぱる小さなできごとが、相乗効果的にマイナス方向に積み重なりだし、やがて解散風が止めようにも止まらないレベルまで吹き荒れるという非線形複雑系でのバタフライ現象(北京での小さなバタフライの羽ばたきが、ニューヨークで大嵐を起こす)を起こしてしまうのでは、と考えるのは考えすぎだろうか。

政界における政治家たちの心の動きは、まさに非線形複雑系の典型のような世界だから、「秘書たちがそわそわしはじめる」ような状況下では、何でも起こりうるのである。そうなると、安倍首相がいやでも解散に追い込まれるところまで行くことが大いにありうる。

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