実は女優でも俳優でも、主体的に洋服を選んでいる人は少ない。流行だから、担当スタイリストがブランドのプレスと仲がいいからといった理由で衣装を選んでいるケースも少なくない。よく女性週刊誌のグラビアで、パーティーに出席した芸能人のファッションを紹介しているが、たまにみんな驚くほど似た格好をしていることがあるのはそのためだ。
しかし、沢尻エリカは違う。彼女は日本映画界やマスコミの男性たちがはめようとした“正統派美人”の枠にはまらない。男性に媚びず、ファッションもオリジナル。そこに共感する女性は多い。なぜならば、女性は常に“合コンに効くモテ服”とか“この冬買うべきアイテムはこれ!”などといった情報に振り回され、「本当の自分は何が着たいのか?」が分からなくなっているからだ。彼女のように流行も周りの期待も飛び越えて、自分が着たい服を着る勇気とテクニックがあれば・・・、そんなふうに憧れているあなたには、エリカスタイル を分析してみることを提案したい。
彼女の特徴的な点は、ヘア、メイク、ファッションがトータルコーディネイトされていることと、スタンダードにオリジナリティを効かせていること。例えばきちんとした白いシャツなら、ヘアスタイルもポンパドゥールにして上品に。そこに、あえて青いアイシャドウでレトロに遊んでみる。ガーリーなシャツブラウスなら、ありふれたおだんごヘアではなく、羽のついたヘッドドレス(飾りのついたカチューシャ)を選ぶ。チャイナドレスだったらアップにした前髪をリーゼント風にして、全身をスラリとしたIラインに。どれも、一つひとつのアイテムはスタンダードなのに、全体で見ると実に新鮮なスタイルに仕上がっている。彼女がヘアメイクを自分で手がけていることはよく知られているが、トータルな世界観を作り上げていることに感服せざるを得ない。
6日 ウォークマンケータイ『W52S』のキャンペーン発表会でコスプレ姿を披露
7日 沢尻エリカがDJを務めるラジオ番組に長澤まさみがゲスト出演
10日 ERIKAの「FREE」が5.0万枚を売上げ、初登場で1位を獲得
24日 海外でナンパされた!『Yahoo!ライブトーク』出演
21日 香りの魔法で七変化。CM「Fran Aromatier(フラン アロマティエ)」放送開始
29日 写真集『ERIKA2007』を発売(SDP)自らがロケーションプランからデザインまでトータルプロデュース
11日 都内で、映画『クローズド・ノート』の完成披露試写会に出席
12日 【ORICON調査】女の子がなりたい「顔」の女性芸能人1位に
14日 大阪で映画『クローズド・ノート』の完成披露試写会にサプライズ出演
25日 ソニー・エリクソンの新ケータイ『W53S』ラブフォンのデザインを手がける
4日 『スーパーモーニング』(ANB系)のインタビュー に登場
16日 【ORICON調査】女性が選ぶファッションで1位に!
14日 カネボウの新メイクアップブランドのイベントで『Yahoo!ライブトーク』に登場
28日 ERIKA名義でシングル「Destination Nowhere」 をリリース 金曜ナイトドラマ『モップガール』(ANB系)の主題歌
沢尻エリカ Profile
1986年4月8日生まれ、東京都出身、A型。
2001年、『ヤングジャンプ制服コレクション』準グランプリを獲得。『フジテレビビジュアルクイーン・オブ・ザ・イヤー2002』。
2003年、TBS系『ホットマン』で連続ドラマ初出演。
2004年、映画『問題のない私たち』で初の映画出演を果たす。
2005年公開の映画『パッチギ!』のリ・キョンジャ役が高く評価され、その年の主な映画賞(新人賞)を総なめにする。同年、CX系で放送された初主演ドラマ『1リットルの涙』が大ヒット。
翌06年、TBS系で放送された主演ドラマ『タイヨウのうた』の役名である「Kaoru Amane」名義で歌手デビュー。ドラマの挿入歌であるシングル「タイヨウのうた」は、女性アーティストのデビュー作の初動売上新記録を樹立(※グループからのソロ・デビューは除く)。
2007年7月にはERIKAとしてシングル「FREE」をリリースし、シングルランキング1位を獲得。主演映画『クローズド・ノート』の公開、写真集『ERIKA2007』の発売、CM出演と引っ張りだこ。今もっとも輝いている女優の一人。
自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】による全国の中高生、専門・大学生、20代社会人、 30代、40代の、女性各100人、合計 500人にインターネット調査したもの。