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新キャラクターも登場！CD『ネオアンジェリーク～あかつきの天使（エンジェル）～』収録後キャストインタビューで大川透さん「今度のドラマは“美味しい鍋”！」

　ジャンルの礎を築いた『アンジェリーク』から続くネオロマンス第4弾として06年にリリース。多くのファンを魅了したアドベンチャーゲーム『ネオアンジェリーク』。その関連CD最新作が08年2月のリリースに向けて、現在制作が進行中だ。タイトルは『ネオアンジェリーク～あかつきの天使（エンジェル）～』。これまでのメインキャラクターに加え、新キャラクターが加わり、さらにアンジェリークにも声が吹き込まれて、さらにグレードアップしたタイトルになっている。アンジェリークとオーブハンターたちの出会って間もない頃を描くストーリーとなることで、より深く『ネオアンジェリーク』の世界観を味わえる今回のCD。これまでのファンはもちろん、新たに本作から『ネオアンジェリーク』の世界に触れるユーザーも大歓迎の作品になっている。今回、収録後、アンジェリーク役の遠藤綾さん、レイン役の高橋広樹さん、ニクス役の大川透さん、ベルナール役の平川大輔さん、新キャラクター・マティアス役の楠大典さん、同じくジェット役の中村悠一さん、そしてこちらも新キャラ・ロシュ役の木村良平さんに、新たな展開を迎えた『ネオアンジェリーク』について話を聞いた。

『ネオアンジェリーク～あかつきの天使（エンジェル）』<BR>2月6日発売予定<BR>価格：2500円（税込）<BR>※『ネオアンジェリーク』のキャラクターソング、ドラマ、キャストのフリートークを収録。

『ネオアンジェリーク～あかつきの天使（エンジェル）』
2月6日発売予定
価格：2500円（税込）
※『ネオアンジェリーク』のキャラクターソング、ドラマ、キャストのフリートークを収録。

――『ネオアンジェリーク～あかつきの天使（エンジェル）』収録を終えての感想をお願いします

遠藤綾さん（アンジェリーク役）：役に決まった瞬間から、嬉しい反面、不安な部分もありました。長く続いている作品の中で、初めて女の子のキャラクターが話すわけで、既に出来上がっている世界の中に入っていくのが最初は不安でしたが、実際はそんなことはなく、本当に良い雰囲気で楽しく収録できました。

楠大典さん（マティアス役）：『ネオアンジェリーク』という作品は僕もよく知っていたので、参加させていただけることになった時は、すごく嬉しくて頑張って演じていきたいと思いました。マティアスという役は、教団を束ねる敬虔（けいけん）な聖職者ということで、結構難しい言葉遣いなどがありますが、そこを頑張って演じていき、そしてこの作品を盛り上げていきたいなと思います。よろしくお願いします。

高橋広樹さん（レイン役）：2年以上の長い期間演じさせていただくなかで、いよいよ新キャラも登場し、アンジェリークにも声が入ります。また新しく、『ネオアンジェリーク』の世界を表現していけるんじゃないかと思いまして、すごく楽しみに今回の収録に臨みました。新しい仲間達とも楽しい雰囲気で収録できましたし、これからの可能性もすごく“期待大”でございますので、みなさんも応援よろしくお願いします。

木村良平さん（ロシュ役）：『ネオアンジェリーク』という作品は僕も以前から知っていました。ロシュという役は、女の子大好き、お金大好きで、どう演じたらいいか不安な面も結構あり、元々ある世界に入っていくのも心配だったのですが、収録の現場に来てみるとみなさんすごく楽しくて、素晴らしい先輩方もたくさんいらっしゃって安心できました。みなさんが作ってくださった世界の一部になっていけるように、頑張っていきたいなと思っています。よろしくお願いします。

大川透さん（ニクス役）：今回、お話は短いのですが登場人物が一挙に増えて、一体どんな感じになるのかな？と思い、楽しみに収録に来ました。収録は楽しくて、笑いの絶えない現場でした。

平川大輔さん（ベルナール役）：今回の収録で、『ネオアンジェリーク』のメンバーというか、ファミリーが勢ぞろいということで、また一皮むけた新しい『ネオアンジェリーク』をみなさんにお届けできるんじゃないかなと、僕自身も新たな気持ちで頑張っていきたいと思っていますので、今後もよろしくお願いします。

中村悠一さん（ジェット）：新キャストのみなさんもおっしゃられたように、始まって2年以上も続いている作品に、途中から参加するというのはプレッシャーを感じ、オーディションでこの役に決まったというお話をいただいてから、すごく不安だったりもしたんですが、すでに出演している他のキャストのみなさんと、別の現場でお会いした時に「今度一緒だね」と声をかけていただいたりして、気を楽に持って収録に臨むことができました。今日もすごく楽しく収録できたので今後、また一緒に収録する機会に恵まれた際には、より楽しんで世界観を作っていきたいなと思います。

――今回演じたキャラクターの印象などを教えてください

遠藤さん：個人的にアンジェリークのビジュアルはとても好きで、演じられるのがすごく嬉しいんですけど、女王の卵ではあるけれども、普通の女の子と変わらないので、その女の子がオーブハンターの人達やベルナール達と関わって、どういう風に女王の卵として成長していくのかな？というのが、すごく楽しみです。

楠さん：マティアスは今回からの登場なんですが、僕が演じるマティアスというのは、結構ちゃんとした人なので、普段の僕との差を埋められるように、頑張っていきたいと思います。

高橋さん：僕が今回、新しいキャストで絡んだのはアンジェリークぐらいかな？ただアンジェリークは新しいキャラクターではないですね。これから新キャラクターと関わっていくなかで、これまでの“オーブハンター＋聖職者＋新聞記者”で作ってきた世界が、どんな膨らみをみせるのかな？というのが、非常に楽しみでもあります。特にエレンフリートというキャラクターは、レインと因縁深いらしいので、この2人の関係を演じられるのが今から楽しみです。

木村さん：最初、このお話をいただいて、世界観などを聞かせてもらった時には、ロシュというキャラクターはすごく自由だなと思ったんです。教団や財団に所属しているわけでなく、オーブハンターでもないんですよね。この元気さや若さというものを出して、他のキャラクターのみなさんと関わっていけたらいいなと思っています。

大川さん：今回のお話では、ニクスが新しいキャラクターと絡むところが無くて、もちろんアンジェリークとは会話していますけど、彼女との関係性はそんなに特別変わるべきものではないので、他の新しいキャラクターと、どう関わっていけるのか、今後の展開を楽しみにしていきたいと思っています。

平川さん：新しいキャラクターが登場しても、やっぱりベルナールはただの人間で、力はないけどペンで戦う、という感じのキャラクターなんですが、ペンで戦うための貴重なパートナーを今回得まして、僕としては、新聞記者として、より幅が広がる仕事が出来るようになっていくんじゃないかな？と思っていたんですけど、まわりのキャストの方からは「（ベルナールが）小ずるいやつになった」といわれてしまいました（笑）。そんなことはないと堅く信じています。

中村さん：僕のキャラクターは、オーディションの時からある種簡単な様にも思えるのですが演じにくいというか、役作りの面ではすごく難しいなと思っていました。デザインの面でも、全体の中ではすごく男らしい“無骨”なキャラクターですので、格好良くもあるんですが、決められた設定のように演じられるか、自分でも不安なところはあります。今後演じていく上で色々な面がみえてくるらしいので、その辺を踏まえて役作りを深められればと思っております。

――今回のドラマCDの聴きどころは？

遠藤さん：今までも登場しているキャラクターの雰囲気は、みなさんもわかっていて、新しいキャラクターたちをメインに聞いたりする方もいると思います。以前から登場しているキャラクターとの関わり方など、聴きどころはいっぱいあります。アンジェリーク的には、最初の出会いというわけではなくても、まだ未熟な部分もある段階なので、そこを聴いてほしいと思います。

楠さん：マティアスとアンジェリークの関係、銀樹騎士団とマティアスの関係とか、僕も勉強しながら演じていったのですが、上手く出せていたらいいなと思うので、そこを聴いてほしいですね。全体としても、個性のあるキャラが登場しているので面白かったなと思います。ぜひ聴いてください。

高橋さん：これまで、ストーリーの時系列が行ったり来たりしていて、今回は特に、アンジェリークともオーブハンターとも会って間もない時期の物語ですので、時系列に応じたキャラクター同士の関係性や、親密さの度合いなどを、上手く出せるように意識して演じました。そこをほんのり味わっていただけると、より作品を楽しめると思います。……が、あまり深く追求はしないでください。

木村さん：ロシュとしては今回、影で暗躍している部分がありました。ベルナールとしてもロシュとの関わりは、新しい一面だと思います。新キャラがたくさん加わって、『ネオアンジェリーク』の世界が広がったんじゃないかな？と僕は思うので、そういった部分を楽しんでいただければと思います。

大川さん：新しいキャラクターが増えたんですけど、今回はお話自体が短いので、それぞれがどういう関係でいるのかは、聴いただけではつかみにくいと思います。それが逆に、今後どういったドラマが展開するのかな？という想像をしながら聴いてもらえ、今後の楽しみにもなると思うので、本作はシリーズの中で外せない作品にもなっています。じっくり聴いてください。

平川さん：さっき高橋君が「時系列が行ったり来たり」という話をしていましたが、今回は、キャラクター達が出会って間もない時期の作品ということで、ベルナールも、アンジェリークが気になる女の子ではあるけれども、幼なじみということには気がついていない状態なんですね。このCD単体でももちろん楽しめるんですけど、例えば過去のドラマCDを聴いていただければ、「この頃には、今回から出てきたキャラクターたちは、こんなことをしているんじゃないかな？」とか、色々と過去にさかのぼって想像を膨らませることが出来ると思います。そんな楽しみ方をしていただくための、最初の1枚として聴いていただけると、より楽しんでいただけるんじゃないかな？と思います。

中村さん：前作CDと合わせて新しいキャラクターが加わっての、導入の部分のお話になると思うんです。“いつもと違う奇怪なことが起きているよ”というなかで、ジェットとエレンフリートの2人が、それに対する答えじゃないですけど、きっかけ的な発言をしていたりもします。果たして2人が敵なのか味方なのかというのも、さっぱりわからないのですが、楽しみな導入部になるんじゃないでしょうか？その辺を聴いていただければと思います。

――最後にファンの方へのメッセージをお願いします

中村さん：入野君は前作『たそがれの騎士』から、我々3人は本作から出演しています。先に絵をご覧になっている方もいらっしゃると思うんですが、どういうキャラクターになるのかなというのを、楽しんでいただければと思います。

平川さん：新しく入ってきたキャラクターの方々と、アンジェリークと既存のメンバーみんなで力を合わせて、みなさんに楽しんでいただける作品を作っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

大川さん：メイン6人が10人にブローアップしまして、アンジェリークまで加わりまして仲間が増えました。ちょうど今は鍋の季節ですが、鍋は具が多ければ多いほど、いろんなだしが出て、とても美味しいものになります。それと同じようにキャストが増えたことで、アンジェリークの世界もより味わい深いものになっていくと思います。（キャスト一同：「上手い！」）これからもみなさんよろしくお願いします。

木村さん：新キャラも加わって新しくなった『ネオアンジェリーク』。本当にアフレコの現場も、明るく楽しく収録しました。その辺を感じ取っていただければと思います。

高橋さん：また新しく始まるんだな、リニューアルするんだな。という気持ちが僕の中にあります。かといって、今までやってきたことを全く無しにするのではなく、今までのものをさらに膨らませて、より楽しくしようという意気込みで現場は作っておりますので、これからの展開に期待してほしいと思います。ますます頑張りますのでみなさんよろしくお願いします。

楠さん：今までの雰囲気を壊さないように、どう参加できるかというのが、僕のテーマでした。新たに参加した楠大典を聴いていただければなと思います。……カレーというものは（一同：「今度はカレーで来たか！」）、いろんな具が刻まれて煮込めば煮込むほど、味が良くなるので（笑）、キャストが増えた『ネオアンジェリーク』も、美味しいカレーになるように、みなさんも応援してください。

遠藤さん：……おでんでいうところの（高橋さん：「この流れ踏襲するの！？」）卵にあたるアンジェリークだったわけですけど（一同：「おおーっ」）、このドラマCDは、スタートのような、でも真ん中のような、色々な雰囲気のする収録だったなと感じているので、みなさんも（キャラクターをおでんの具に）当てはめながら聴いていただければと思います（笑）。……そんな楽しい収録でしたが（笑）、これからいろんな展開が訪れると思うので、頑張りたいと思います。

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更新日：2008/01/22