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運動方針

革命は、流血をともない、敵意に満ちたものなのです。革命は、妥協を知らず、敵対するもの全てを転倒させ破壊するものです。そうであるにもかかわらず、あなたは、腕をこまねきながら何もせず、「あの人々がどれほど、私を憎んでも、彼らを愛し続けるつもりです。」と、言いつらねているのです。そうではなく、あなたには革命が必要です。クリーク牧師がいみじくも指摘したように、腕を組んで「われらは勝利する」を歌う革命など、誰がいったい聞いたことがありますか。革命では、歌う(singing)のではなく、敵に一発くらわす(swinging)ことに没頭するのですから、とマルコムXは、草の根黒人メッセージの中で述べていますが、私たちはその意見に全面的には賛成できません。確かに彼の置かれた状況は、私たちの置かれている状況とは比較できないほどヘビーだったとしても彼は、音楽と歌の力を、見くびり過ぎています。イアン・ブラウンの証言―メキシコ・シティのゲットーに住むある少年が、空カンか何かを打ち鳴らしながら、あるビートを刻み始めた。そのビートは、次から次へと連鎖反応を起こし、数時間のうちに国中に広まってしまった。それで 、その現象をある種の脅威と感じたメキシコ政府は即そのビートを禁止し、違法にした―パワー・トゥー・ザ・ピープル!。このエピソードが音楽、特にゲットー・ミュージックとしてのビートの魔術的な力の多くを語っています。ソ連を解体し、ベルリンの壁を崩壊させたのが、西側のロック・ミュージックだと言い切ってしまうのは多少、乱暴でしょうか。でも、そんなでかい話ではなくても、必ず、ある音楽の出会いによって、あなたの中で小さな意識革命が起こっているはずです。私たちは、そんな音楽のマジックを信じています。さあ!心の中で、銃を捨て、重を背負おう!軽音楽部でスピッツやミスチルのカバーに熱心な友達にも教えてあげよう!音楽で世界(それはあなた自身でもある)を変えられるのだと。

重音楽部部長 外山譲

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