レトロゲームしま専科

このサイトは、レトロゲームの攻略とレビューを中心にしたゲームサイトです。



ジャンプバグ

ジャンプバグ(Jump Bug)は、1981年にセガからアーケード用ゲームとして発売されました。ちなみにサブタイトルは「ワーゲンの不思議な冒険への旅」というもので、アルファ電子(後のADK)が開発を行い、豊栄産業が資金提供を行っていたようです。

1981年というと、ギャラガ辺りが登場した時代で、ゲームもインベーダーやギャラクシアンといった画面固定型のものがほとんどだったんですが、ジャンプバグはなんと「横スクロールする」という特徴があります。横スクロールするゲームで大ヒットした家庭用ゲームといえば1985年に登場したスーパーマリオブラザーズが挙げられますが、ジャンプバグはスーマリの4年も前に横スクロールシステムを実現していたわけですね。

基本的なゲームシステムは、シューティングゲームに近いものですね。しかし、一般的なシューティングゲームとは異なり、「重力の影響を受けている」のがポイントです。ワーゲンに似た自機は、レバーを入れていないと、どんどん地面に向かって落下して行き、地面に到達するとバウンドするという独特の動きをするんです。この独特の浮遊感はなかなか中毒性があり、一度プレイすると病み付きになってしまう人が続出しました。

ちなみに、自機は車の姿ですが、地面を普通の車のように走る事は出来ず、バウンドしながら進むという、なんとも摩訶不思議な仕様になっています。

「ジャンプバグ」というタイトル通り、自機はとてもジャンプ力があります。バウンドする時にレバーの上を入れておくと、画面上部に届くぐらいジャンプできますし、下降中もレバーで移動できるためかなり操作に熱中してしまうゲームです。

ゲーム序盤は、都市が舞台なのですが、車が自機にもかかわらず面が進むにつれピラミッド→海中→宇宙、といった感じで、どんどん無茶になっていくのが特徴です。

ピラミッドでは、最上部にあるダイアモンドの塊をゲットするとクリアになります。このピラミッドのシーンでは強制的なスクロールは止まり、任意にスクロールするものに変化します。こうなってくると、シューティングゲームというよりは、アクションゲームに近いですね。ちなみに、定期的に噴き出す水に乗ると、そのままステージクリアとなります。

海中のステージは一番難易度が高いかもしれません。水面のクラゲと空中にいる鳥の爆撃攻撃との波状攻撃がなかなか厄介です。そこを乗り越えると、今度は敵の水中部隊(?)が2機づつ攻撃してくるエリアに突入します。この敵はとても攻撃が単調ですから、倒される事はほとんど無いでしょう。なおこのエリアはBGMが一切無いので妙に静かなイメージがあります。

海になぜか設置されている発射台に乗ると、宇宙ステージに突入。一見攻撃は激しいように見えますが、実はそんなにたいしたことはありません。最後にある滑走路に乗ると無事に一周クリアとなります。なお、このゲームはレトロゲームではお馴染みの「エンディングは存在せず、即座に2周目が始まる」というシステムになっています。

全体的に難易度は低く、ちょっと練習すれば誰でもクリアできるゲームバランスになっています。ですから、幅広い層にヒットしたゲームですね。

このゲームで地味に熱いのが「雲の稼ぎ」。このゲームに登場する雲の中には得点が得られるものがあるんです。数字が書いてある雲は、自機がバウンドするごとに数字の得点が加算されていくわけですが、「?」マークの雲はランダムで高得点が得られるようになっています。ですから、スコアを稼ぐ時にはいかに長時間「?」の雲に乗れるかが鍵となります。

ちなみに、賞金やダイヤを48個集めると最初の1回目は1UP。2回目以降は2400点のボーナス得点がゲットできます。

このゲーム自体は結構ヒットしたのですが、残念な事に家庭用ゲーム機に移植されたのは、アルカディア(バンダイが1983年に発売したテレビゲーム機)用ソフトの「ホッピーバグ」のみです。ちょっと残念ですね。



レトロゲーム辞典 さ〜そに戻る

トップに戻る