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独断と偏見
一つの記事に集うコメントとリコメンド 。。。なんと幅のあることか。
NY Timesの「Indian School に通わせる日本人」てな感じの記事を読んでいた。
内容は日本でもときどき紹介される、インドのインターナショナルスクールに通う子どもが増えているというそれ。もちろん、それだけでなく
「日本人が他のアジア人に寛容になった」
「英語をしゃべるのが白人(コケイジィアン)でなくてもよくなってきた」
などが副次的なものとして出てきたと、決して日本内だけでは出てこないような視点(viewpoint)も入っている。
記事 はこちら → Losing an Edge, Japanese Envy India’s Schools
それよりもすごくおもしろかったのが、
コメントとリコメンド (→ ここ)
アメリカだけでなく、インドや日本、EUなど世界中からコメントが200近く寄せられている。
しかも、投稿している人が実際に日本の公立学校で教えている先生だったり、アメリカの大学の教授だったり、親御さんだったり、通りすがりの人だったり。。。
そしてそのコメントを読んで、「いいな」と思ったら「リコメンド」ボタンを押すシステムなので、よさげなものをさらっと読める。
たぶん、同様のシステムは日本人を対象としたサイトにもあるんだろうけど、やっぱり、「どこ」・「だれ」が国内だけでなく世界からということろに幅を感じるなぁ。
なにせ、今、世界でいっしょに生きている人のナマの声なんだから。
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オフィスで集中できるのは「3~5時間」。。。 やっぱり、限界はあるでしょう。
オフィスで集中できるのは「3~5時間」が約半数。
オフィス環境が仕事の生産性を左右するビジネスパーソンは8割――。オフィスで集中できる時間は、1日で「3~4時間」が24.1%、「4~5時間」が24.0%で、合わせると3~5時間が約半数を占めた。(以下略)(Business Media 誠 より)
記事は → オフィスで集中できるのは「3~5時間」が約半数
この記事を読んで、昔からお世話になっているお医者さんの「学生を対象に行った実験の話」を思いだした。
詳細はあんまり覚えていないが、確か「一度に集中できる限界は90分」だとか。
授業にしろ、労働にしろ、固定された場所で何かをするには時間の限界がある。
その限界を伸ばすために、例えば、ある企業では椅子のかわりにエクササイズで使用する「クッションボール」を使ったり、福利厚生を充実させたりする。
英語がほとんどわからない時に、ネイティブの先生から受けた「リズム」と「短いスパン」を中心とした授業もやっぱり限界を伸ばしてくれたように感じる。
つまり、「提供する側」が意識して、はじめて「3~5時間」のカベが突破できるのかもしれない。
単に慣習やながら で行っても、効率はあがらない。それは勉強においても仕事においても同じではないだろうか。
また、世をみれば、個々人に「○○○力」を高める本やセミナーなどがあふれている。
ところが、どういう「しかけ」を当人に行うかという組織・集団に対するいわば、「しかけ力」はビジネス戦略の一部としてしか扱われていない。
相対的に個より集団はじめにありきの日本なのに、「個の啓発」が重点的になされる現状はかえってプレッシャーやストレスとして個人にのしかかりはしないのだろうか。
それよりも、むしろ組織・集団のあり方を発展させるほうが日本の場合、処方箋として有効のような気がするのだが。
。。。と、とりとめもなく書いてみたが、みなさんはどのように思われますか?
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日本への留学生11万8500人 変わりつつある留学傾向
今年の5月の時点で日本の大学や大学院に在籍する留学生数は11万8498人と過去2番目に多かったということだ。
出身国・地域別では、
中国が 7万1277人
韓国が 1万7274人
台湾が 4686人
過去2番目に多かったが少し傾向が変わってきたようで、
○1年以内で必ずしも学位取得を目的としない短期留学生数が10%以上増加
○1年を超えて在籍する留学生数が減少
大学別では早稲田大が2435人で最多。2番目は立命館アジア太平洋大(2352人)、3番目は東大(2297人)だった。
記事は → 日本への留学生11万8500人 短期増え過去2番目
経済大国、技術大国 という理由で、学ぶ動機はたっぷりある。
帰国後もその経験や得た知識・スキルはなんらかの形で生かすことができるだろう。
だが、「1年越えて在籍する留学生数が減少」という傾向は、中国、韓国、台湾が経済も技術もじゅうぶん大国レベルになってきたからではないだろうか(ex BRICSの一角だし、サムスンの勢いはすごいし、新幹線は通っちゃうし)。
要するに「経済大国、技術大国」という角度から日本に来て得られる「うまみ」がなくなってきているのでは。
その一方で、「1年以内で必ずしも学位取得を目的としない短期留学生数」が10%以上増えている。
別の記事によれば、
アニメやゲームなどを含んだ日本文化を体験したり、日本語を勉強したりするために、おおむね1年以内の期間で大学や専門学校に留学してきているという。
記事は → 短期留学が急増 アニメなどに関心 中国人留学生は減少
つまり、経済大国、技術大国ではない、 マンガ・アニメ・ゲームに代表されるコンテンツ大国に魅力を感じているのだ。
今となっては国もその路線を推しているし、観光立国の観点から考えてもマッチしている。
問題は、PISAでのランキング低下で理数系が弱くなり、技術大国でなくなっていくことへの危惧にばかり目が向いていること。
「資源もない日本がここまで這い上がってきたのは、技術力のおかげ」とどこかの新聞の子どもウィークリーに書かれてあった。
ほんとにそのとおりだしそこをおろそかにできないのも確か。
だけど、産業構造も社会も変わってきていて一方的な消費社会から変化しつつあるのに、技術力一本だけで押していくのはいかがなものか。
それはそれとして、別の道筋にも力を注いでいったほうがよいのでは。
式でまとめれば、今までは圧倒的に
技術力 > コンテンツ+観光
だったのだが、時代の流れに従って
技術力 = コンテンツ+観光
くらいの配分でよろしいのではないかと。
あるいは、
技術力 × コンテンツ × 観光 =国力
なんて三位一体で捉えるなんてのもおもしろいかも(笑
どういう式(関数)を創造するかがほんとの意味での国の力ではないでしょうかね。
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グーグルが着手する再生エネルギー 。。。国より先に一企業?
米グーグル、再生エネルギー技術の研究開発に着手
インターネット検索最大手の米グーグルは27日、太陽熱や風力などを使う再生エネルギー技術の研究開発を始めると発表した。エネルギー関連の専門家らを採用して研究を進めるほか、ベンチャー企業などにも投資する。電力消費が激しいデータセンター運営コストの削減などに役立てる狙いで、数億ドル規模の資金を投じる。
自社内での研究開発や環境技術ベンチャー、大学の研究機関などと協力し、石炭を使った発電よりも低コストで電力を生み出せる再生エネルギー技術の確立を目指す。(以下略)。(NIKKEI NET より)
記事は → 米グーグル、再生エネルギー技術の研究開発に着手
エネルギーといえば何かのコマーシャルで、ゴビ砂漠全体にソーラーパネルを敷きつめれば、全人類のエネルギーをまかなえるとか言っていた。
ガンダム00では、3本の軌道エレベーターと太陽光発電システムで無限のエネルギー手に入れたという設定。
未来少年コナンでは、衛星を中継した太陽エネルギー。
やっぱり、太陽がエネルギー源として注目されるのは当然。
ぶっちゃけ、中東の国々が今ある資金で砂漠にソーラーパネルをしきつめたら、
それだけで永続的なエネルギーが手に入り、他国にも売れるような気が。。。
アメリカだって十分にカラカラの土地があるわけだし、なぜに敷きつめないのだろう?
これって、費用対効果の問題なのか、利権の問題なのか、環境の問題なのか。。。
国より先に一企業が変えてしまう速度のほうがはやいのはなんで?
それとも、国のほうが規模のでかいプロジェクトを既に行っているのかな?
ほんとにすごく素朴な疑問なんです。。。
関連リンク
機動戦士ガンダム00
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ネガティブですかね?
日本人の睡眠時間がここ20年で最も短くなり、とくに働き盛りの世代での減少が目立つことが、総務省がまとめた06年の社会生活基本調査でわかった。その一方で、仕事時間は増加し、余暇など自由に使える時間も減っており、寝不足で懸命に働く日本人像が浮き彫りになった。(以下略)(毎日新聞より)。
この記事を読んで、なんとなく下のような指標が浮かんだ。
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[低・減・薄・苦] [高・増・濃・楽]
(-10) (0) (+10)
睡眠時間 <--○-------|---------->
勉強時間 <--------○-|---------->
勤労時間 <----------|------○--->
収入格差 <----------|--------○->
友人関係 <-----○----|---------->
—————————————————————————————
○の位置は私の独断と偏見なので、なんの根拠もありません(笑。
「なんだかんだと睡眠削って働いても、収入格差は開くし給料はあがらない。
友達と遊ぶ時間もないなぁ。
自分のために資格の勉強とかもしたいけど、
すぐに収入アップにつながるわけでもないし。。。」
そんな像はネガティバーすぎますか?
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