富士山のまち ふじのみや 富士宮市ホームページ
文字を大きくするには サイトマップ
ホーム >>  各課の紹介 >> 教育文化課 >> 郷土資料館 >> 富士山雑話 >> 4.富士山の名前の由来

富士山雑話 No4 富士山の名前の由来

 富士山、その名は様々なものに広く使われています。しかし、「富士」の名の由来についてはあまり知られていません。
 「富士」の名の由来については、吹息穴が転訛した、火出が転訛したなど、早くから論じられてきました。江戸時代の国学者平田篤胤は、穂の如く奇霊に立つ山、穂久士が布久士になり、さらに富士に転訛したものであろうと、富士を神聖視した見方をし共感をえてきました。
 明治十年に来日したイギリス人宣教師ジョン・バチェラーは、『アイヌ語より見たる日本地名の研究』を表し、「富士」はアイヌ語の火を意味する「フチ」が語源だとしました。それ以来、「富士」の語源として、アイヌ語説が支配的となってきました。 その後、言語学者金田一博士によってアイヌ語説は誤りだとされ、「フジ」を倭語としてとらえるようになってきました。また、地名分布の上からも「フジ」の地名が大和中心の周圏構造を持ち北海道には関係ないことが分かりました。
 鏡完二氏は、「フジ」という長い山の斜面を表す方言があり、空に美しい弧を描く虹もフジといい、美しく垂下る花もフジであることから、「フジ」は長いスロープの美しい地形を表す倭語であるとしました。現在、この説が有力です。
 鏡完二氏の説にそって、「フジ」地名を探ってみると、三国岳(兵庫県)麓のスロープの下に位置する「大藤」・榛名山(群馬県)の裾野に位置する「長藤」などがあります。このような「フジ」の付く地名と地形を確かめて、富士山の地名をはっきりさせていきたいものです。


ページの先頭へ
戻る ホームへ戻る
Copyright(c) 1996-2008富士宮市役所(Fujinomiya_City_Office)