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漫画の原画なくされ提訴 「金色のガッシュ!!」作者

2008年6月6日23時57分

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写真紛失した原画が使われた作品=雷句誠さん提供

 テレビアニメ化された人気漫画「金色(こんじき)のガッシュ!!」の作者で漫画家の雷句(らいく)誠さん(33)が6日、作品の原画を紛失した小学館(東京都千代田区)に対し、330万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。雷句さんは、広く出版された著作物としてではなく、原画そのものの芸術性について価値判断を求めている。代理人弁護士によると、漫画の原画をめぐるこうした訴えは前例がないという。

 訴状によると、失われたのは小学館が発行する「週刊少年サンデー」に掲載され、連載後のコミックに使われたカラー原画5枚。損害額について雷句さんは、別のカラー原画が競売で落札された際の平均額をもとに、1枚あたりの価値を30万円と算出。さらに、「ずさんな管理で愛着のある作品を失わせた」として同額の慰謝料も求めた。

 提訴後に会見した雷句さんは「原画は情念のこもった大切な芸術作品。編集者に対して、漫画家を軽々しく見てほしくない、という思いもあり提訴した」と話した。(河原田慎一)

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