アキバ系だけでなく子供にも大人気ヒット作「ぱにぽに」で話題の氷川へきる先生にインタビューしたこの回、不思議なへっきーワールドが満開の楽しいハナシでいっぱいです!

   
 
ぱにぽに
© 氷川へきる/エニックス

氷川へきる先生最新情報はココでcheck!
「ぱにぽに」(月刊Gファンタジー/エニックス/毎月18日)に関する最新情報は掲載誌ならびに公式Webサイトにて
月刊Gファンタジー
http://www.enix.co.jp/magazine/gfantasy/
氷川へきる先生個人サイト〜National Media Boys〜
http://www.netlaputa.ne.jp/~hekky/

『とらだよ。』vol.13対象ページ
PDFファイル(70KB)
 第73回:水城せとな先生

 第72回:カトウハルアキ先生

 第71回:中田ゆみ先生

 第70回:柴田ヨクサル先生

 第69回:梅澤淳 氏

 第68回:はっとりみつる先生

 第67回:蒼樹うめ先生

 第66回:むんこ先生

 第65回:清水栄一先生×下口智裕先生

 第64回:塩崎雄二先生

 第63回:「コミックビーム Fellows!」編集 大場渉氏

 第62回:大石まさる先生

 第61回:ヒロユキ先生

 第60回:きづきあきら先生・サトウナンキ先生

 第59回:ISUTOSHI先生

 第58回:重野なおき先生

 第57回:紺條夏生先生

 第56回:志村貴子先生

 第55回:森永みるく先生

 第54回:神宮司訓之氏

 第53回:私屋カヲル先生

 第52回:久世番子先生

 第51回:大島永遠先生

 第50回:おがきちか先生

 第49回:「コミックハイ!」編集長 野中郷壱氏

 第48回:えりちん先生

 第47回:倉科遼先生

 第46回:よしながふみ先生

 第45回:菊池直恵先生

 第44回:石田敦子先生

 第43回:藤代健先生

 第42回:林家志弦先生

 第41回:山名沢湖先生

 第40回:ひぐちアサ先生

 第39回:鈴木次郎先生

 第38回:竹本泉先生

 第37回:深巳琳子先生

 第36回:影崎由那先生

 第35回:宮野ともちか先生

 第34回:甲斐谷忍先生

 第33回:芳崎せいむ先生

 第32回:阿部川キネコ先生

 第31回:田丸浩史先生

 第30回:二ノ宮知子先生

 第29回:大井昌和先生

 第28回:広江礼威先生

 第27回:曽田正人先生

 第26回:日本橋ヨヲコ先生

 第25回:羽海野チカ先生

 第24回:石田敦子先生

 第23回:柳沼行先生

 第22回:大島永遠先生

 第21回:吉崎観音先生

 第20回:小野寺浩二先生

 第19回:ぢたま某先生

 第18回:森薫先生

 第17回:木尾士目先生

 第16回:堂高しげる先生

 第15回:犬威赤彦先生

 第14回:八神健先生

 第13回:志村貴子先生

 第12回:文月晃先生

 第11回:Dr.モロー先生

 第10回:梁慶一・尹仁完先生

 第9回:山口貴由先生

 第8回:塩崎雄二先生

 第7回:倉上淳士先生

 第6回:榎本俊二先生

 第5回:氷川へきる先生

 第4回:山浦章先生

 第3回:さなづらひろゆき先生

 第2回:村枝賢一先生

 第1回:はっとりみつる先生

  • 編集部:はじめにこの「ぱにぽに」という作品を描くきっかけを教えていただけますか。

    氷川先生:何もドラマがなくて、本当にたまたまですごく申し訳ないんですけど、なるようになってこうなったというか…(笑)

  • 投稿などがきっかけで連載が始まることとかありますが、そういったものでもなく?

    そうですね、以前版権モノのアンソロジーのお仕事でご一緒させていただいた編集さんから、「オリジナルも描かないか」と、お誘いを受けまして、それでそのまま幸いにも下積みを経験することもなく連載することになったんですけど、実際には「プロットなり、企画なりを出してください」と言われていたにも関わらず、ボクがうだうだしていたら、決まっていたんですよね(笑)。 もう「この号に掲載されます」って言われて、それで「あぁ、あぁっ」って(笑)。

  • じゃあ、先に連載が決まっていて、どんな内容にするかは後回しみたいな。

    そうですね、実際に決まるまでに色々考えていたことがあって、「頑張ります!」と答えたあとに、予告編とかそういった類のモノも描いたんですけど、それもいま見ると出てこないキャラの絵とかがありましたね。 だから、すごい二転三転して、まるで転げ落ちるような感じでいつの間にか描くことになっていたという(笑)。

  • たしか初連載ですよね、なにか感想はありましたか?

    自分では「まだ、まだはやい!」って思ったんですよね。まだまだ修行が足りないし、表現できることも少ないし、ホントに早いとは思ったんですけど…、一生に一度しかないチャンスかもしれないし、連載で学んでいくこともあると考えていたんで、すごいドキドキでしたけど「ガンバロウ」って思いましたね。 でも実際に、他の連載陣のみなさんに「追いつかなくちゃいけない、もっと頑張らなくちゃいけない」っていう重みはやっぱり感じましたね。 それとマンガだけで生活していくこと、それだけの実力が自分にあるかということ、そういったことも心配でした。

  • 作品内容についてですが、学園モノにしたのはどうしてですか?

    学園モノは実際描きたかったモノだったので、やるとしたらコレかなって考えていましたけど…。 実際、キャラの説明画とかあまり用意できませんでしたし、初期設定もアバウトなものはあったんですけど、それもすごいギリギリで変わったり(笑)、最初の頃に考えていたモノとは違うモノが出来ましたね。

  • ベッキー(レベッカ)なんかははじめからいたんですか?

    そうですね、天才先生はいて、あとは学生たち。天才先生がメインで、ていうマンガだったはずなんですけど…、なんかホイホイホイって(笑)。

  • 1ページモノしたのははじめから決まっていたんですか?

    はじめる際に4コマか1ページかのどっちか、というのは決まっていたんですけど、「じゃあ、どっちにするか」はやはり考えましたね。 それで「どうしようかな、どうしようかな…」(笑)って悩んでいたんですけど、とりあえず両方のネームを描いてみたところ、1ページのほうが良かったんで、この流れになりましたね。 実際に4コマと続きページモノの中間として、1ページまるごと使えて、オチも入っている1ページマンガは、自分にとっては肌があっていますね。

  • この作品に対して小さなの女の子から、例えば「ベッキー、かわいい」とかそういった意見が多いというのを聞いたんですけど、これまでのファンと違った読者からの反応というのはどうですか?

    そういったいままでと全然違う読者、年齢が低い女の子からの応援というのは、すごい嬉しい反面、「頑張らなくちゃいけない」って思うところがありますね。 それにやっぱり触れちゃいけない領域っていうか、「こんな発言はよろしくないだろう」とか、ネタの作り方も変わってきましたし、「どこまでならいいんだろうか」とか、気にするようになりましたね。 ホントに小学生とかが見てくれるマンガっていうことで、そういった意味でのプレッシャーがあることは確かですね。 やっぱりそうした女の子から似顔絵付きのファンレターとかもらうというのは、自分のなかでは斬新であり、衝撃的であり、「あぁ、どうしよう」って嬉しい反面、おどろいたり、いろんな感情がありましたね。

  • 変な言い方ですけど「悪人」が出てこない作品ですよね、そのあたり意識されているんですか?

    出てこないってよりも、出てこられないって感じかな?2巻でちょっぴりその手のお話があるんですが、悪人の存在を許すほどみんな心広くないですよ(笑)。変なところで成り立たないマンガだと後悔してます(笑)。

  • ネタは普段どんな感じで考えているのですか?

    ネタ自体は友達との会話やTVなどで見たモノとか、普段の生活で起こったモノをフィードバックしていますね。 例えばボクは目が悪いんですけど、親戚の女の子と待ち合わせの時に、「その子だな」って思って手を振っていたら関係ない妊婦さんだったとか(笑)、そんなエピソードの積み重ねですね。

  • 先生の作品では表情もそうですけど、コトバ、特に「ぷるぷるっ」とか、「ぷはー」といった擬態語が特徴的ですが、その点は意識されているんですか?

    そうですね、書き文字はいろんな表現をわかりやすく出せますし、マンガの利点でもあるので活かしたいなって思いますね。

  • 目が白いのはどうですか?

    目はですね、色々描いているうちに最終的にそうなったんですよ。 ずっとマンガを描いているなかで個性的な、自分らしいものができなくて、悩んでいたんですけど、ある日すごい忙しいときに、いつもやっている塗りつぶしとかハイライトをしなかったんですけど、でも逆にそれがいい感じになったんで、「白いままでいいか」ってなったんですね。 でもいま思うと「でも塗りつぶしても良かったな」って時もありますけど(笑)。

  • あとベッキーの服とか、いろんな衣装があってカワイイですよね、服は好きなんですか?

    そうですね、楽しいですし、着たきりがキライなんで、例えば「シ●ィハンター」みたいにいつも同じシャツとか(笑)。 自分のマンガではキャラ的にいい部分を出すためにも、服とか髪型とか流動的に変えていきたいと考えていますね。

  • 同じ学校なのに別の制服が出てきたのにも驚きましたよ、新型って(笑)。

    本編では特に触れていませんけど、男子校が共学になったんで、イメージアップのためにビジュアル面を強化・強化って、あまりルールとかを考えずに制服とかをおしゃれにしていこうって盛り上がっている私立高校という設定…らしい(笑)。 実はボクの母校がなんかいまこんな状態みたいで、そういう流動的な学校は面白いだろうって思ったので。 まぁ、制服が増えたり、色が変わったり、白なのか黄色なのか、「はっきりしてくれ」って文句言われたりしちゃっていますね。そういったいい加減な部分もこれからネタにしていくと思います。(笑)。

  • キャラも多いですけど、まとめたりするのに大変じゃありませんか?

    逆にまとめるつもりがないんで(笑)、多ければ多いほど助かっていますね。全部を出して全部をまとめるんじゃなくて、組み合わせとか、このクラスの子と他のクラスの子とか、いろいろ新しいカタチをやっていきたいですね。 だからフロシキだけをばさって広げっぱなしですから、読者から見れば「キャラがわからない」、「見分けがつかない」、「名前がよくわからない」とかあると思うんですけど、そういうのも楽しみの一つとして追っていただければなって思っています。

  • ちなみにお気に入りのキャラは誰ですか?

    お気に入りですか…、描いていて楽しいのは地味なキャラ全般ですかね、都とか、ベホイミとか、晶とか…。 そういうちょっと脇のワキという感じのキャラの持つ、これからなんか活躍しそうな空気が好きなんで、「そのうち、そのうちに花が咲く」って感じで楽しく描いていますね。 逆にネームなんか詰まった時に助かるのは、一条さんと姫子は最終的にはまとめてくれるんで、困ると出てくることはありますが、あの二人が組むことはないですね。組んだら組んだで、逆に成り立たないんで、そういった意味では難しいんですけど、まぁ、いい加減なマンガですね(笑)。

  • 描いていて、苦労している点とかなんですか?

    苦労している点…、毎回苦労していますね。ネタに詰まったり、…ネタに詰まったり(笑)。 やっぱりネタが命というか、ギャグマンガなんで、毎回毎回なにかしら考えていかなくちゃいけないのはつらいですね。 ホントに天下一武道会を開こうかな(笑)って思ったりしますからね、キャラも出揃ったことですし。 実際、コントの芸人を集めたみたいにキャラを配列したんで、自分としてはモエ要素が全くないキャラばかりになりましたね、特に排除したワケではないんですけど。 いい意味で健康的、悪い意味では「モエない」のかわからないですけど、だからネタで押して押して、押していければと思いますね、難しいですけど。

  • ところで裏表紙と目次に出てくるサムライはなんなんですか?

    サムライは、サムライ・ブームが来ると思って描きました(笑)、それだけですね。

  • 読者の方にメッセージをお願いできますか。

    4月に単行本2巻が出ます(笑)。 そうですねぇ、ついてこれないかもしれないですけど、ムリヤリでもついてきていただければ、そのうち面白くなってくるかも(笑)しれないんで、ついてきていただければと思います。頑張りますんで、よろしくお願い致します。

  • 最後に重要な質問なんですが、「ぱにぽに」というタイトルはどんな意味なんですか?

    う〜ん、意味は…、ヒミツの方がいいかなぁ(笑)。 隠すヒミツではないんですけど、どこかで壮大なヒミツになるかもしれないんで、やっぱりヒミツにしておきましょう(笑)。

  • そうなんですか?それじゃあ、そのヒミツが明かされるのを期待して待っていますから(笑)。

[取材日:平成14年2月4日(協力:月刊Gファンタジー編集部)]


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