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やまと1/60デストロイド・ディフェンダー! 給弾装置のディテールも再現やまとの1/60 デストロイド第2弾となるディフェンダーが発売となった。今回は、この製品サンプルを紹介するぞ。 ディフェンダーは対空戦車や高射砲のようなイメージを持つ、マクロス艦載の陸戦兵器。主力火器となる二連装砲は胸上部にある弾倉から給弾されるが、給弾ベルトを表現したモールドが肩関節内部から覗くなど、細かい考証によって各部のデザインが導き出されているのだ。 デストロイド系は下半身ブロックが共通化され、用途に応じた上半身を持つ。兵器として合理性の高い設定が魅力だが、やまとの1/60シリーズではこうした設定を実際の製品に反映させつつも、テイストの異なる機種同士を絶妙なバランスで立体化しているのが素晴らしい。 コクピットハッチの開閉や、胸部のセンサー部の透明外装も再現。上半身は2つのブロックに分離でき、内部ブロックにあるレバーでセンサーを可動させることができる。この分離は、トマホークにはなかったロック機構を解除することで可能となる。胸上部の弾倉は取り外し式で、基部の機械的モールドも細かい。弾倉は設定にあった装弾数の多いロングタイプが別途付属する。 外装は、建機や重機など、普段見慣れた巨大な機械のイメージを取り込みつつ、戦闘兵器としての雰囲気も併せ持つ渋さ漂う成型色。上半身と下半身は分離可能で、脚部はつま先を外に向けられるよう、フトモモ部分の関節に工夫が加えられている。兵士2体の彩色済みフィギュアが付属し、スケール感の演出にもってこいなのも嬉しい。
(C)1982 ビックウエスト
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