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終わらない鎮魂歌を歌おう 第壱話】
岸根耕太 ２４歳。彼は自分の『生』と言うものに意味を見出せず
ただ無気力に日々を過ごす。彼を襲う突然の交通事故。
そして彼は不可思議な少女と出会うことになる。「いや、君の人生はもう終わってるから」
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終わらない鎮魂歌を歌おう 第弐話】
横を通り過ぎるは自分の死体。そして目の前には死神と名乗る少女。
パニックになりながらも、耕太は少女が口にした言葉に強く心打たれる。
「死神の仕事は魂を救うこと」
耕太の中で何かが見えた気がした。そこに答えがあるように感じた。
耕太は決意する。
「その仕事･･･オレにもやらせてもらえないかな・・・？」
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終わらない鎮魂歌を歌おう 第参話】
親友がいた。望月は小学校からの耕太の親友だった。同時に望月は罪を犯した男の息子でもあった。世間は彼に冷たかった。
親友が侮辱されることを耕太は許せなかった。何とかしたかった。助けたかった。しかし望月はこう言った。
「耕太君にだけは迷惑かけたくないんだ。大丈夫。自分で解決できるよ。」
しかし『世間』そして『社会』というものに対して彼らはあまりに無力だった。死神になるためには試験を受けなければならない。
「おれらは黙って見てなきゃいけないのか？」
「・・・・・それが仕事だからね 。」
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終わらない鎮魂歌を歌おう 最終話】
それでも一緒に歌ってみる？
終わらない鎮魂歌を
