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違法献金:「自民党に波及せず」発言は漆間官房副長官

 河村建夫官房長官は8日、テレビの報道番組に出演し、西松建設の違法献金事件で「自民党議員には波及しない」と発言した政府高官は、前警察庁長官で事務方トップの漆間巌官房副長官であると明らかにした。捜査の見通しに言及した異例の発言に、政府・与党内からは「警察官僚出身者として軽率」など、同氏を更迭すべきだとの声が出ている。

 河村氏によると、漆間氏は「記者との懇談の場で聞かれた。特定の議員への影響や捜査の帰すうに関するような説明をした覚えはない」と述べ、発言は一般論だったと説明したという。

 ただ、漆間氏が警察官僚出身であることを踏まえ、河村氏は「極めて不適切で、誤解を招く発言だった」として厳重注意にした。

 政府高官が漆間氏だと明かした理由について河村氏は、「政府高官がこういう話で出た以上は、説明責任を果たさないといけない。いつまでもオフレコだから知りませんで済む話かどうか、これは判断しないといけないと思った」と語った。麻生太郎首相は河村氏に「この(政府が捜査に影響を与える)ようなことが本当にあり得べきことでもないから、はっきりした方がいい」と語ったという。

 漆間氏は8日、毎日新聞の取材に、9日の定例記者会見で発言の真意を説明する意向を示し、「国会に呼ばれたら答弁したい。(進退は)今の状態では答えない」と語った。

 同氏は5日、首相官邸での定例懇談で「この件で自民党の方までやることはないと思う」と、自民党議員に捜査は拡大しないとの認識を示していた。【坂口裕彦、仙石恭】

毎日新聞 2009年3月8日 10時05分(最終更新 3月9日 16時02分)

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