日本アカデミー賞公式サイト

日本アカデミー賞概要 ヒストリー 映画神像について 歴代受賞者・受賞作品 授賞式の放送

最優秀作品賞
もののけ姫
(C)1997 二馬力・TNDG


最優秀作品賞
もののけ姫
Princess MONONOKE

 日本映画史上、空前の大ヒットを記録した宮崎駿原作・脚本・監督のアニメーション映画。人を寄せ付けない深い神々の森と、鉄を作るタタラ場を主な舞台に、荒ぶる神々と人間の激しい戦いを通して、人間としての大切な核を失ってしまった現代人への強烈なメッセージを伝える。
(徳間書店・日本テレビ放送網・電通・スタジオジブリ)

うなぎ
THE EEL
東京日和
Tokyo-Biyori
誘拐
ABDUCTION
ラヂオの時間
Welcome back,Mr. McDonald




最優秀監督賞
今村昌平
SHOHEI IMAMURA
うなぎ

 人間の性を追求し続けてきた今村監督による「うなぎ」は、「黒い雨」以来の8年ぶりの新作である。第50回のカンヌ映画祭で「楢山節考」に続いて2度目のパルム・ドールを受賞したことは周知のこと。吉村昭の小説「闇にひらめく」を原作に、妻を殺した寡黙な男の心を中心に、周囲の人間も含めて人間の心の動きをていねいに追い、観客の心にひびく作品を作り上げた。
(1926年 東京都)

大河原孝夫
TAKAO OKAWARA / 誘拐
竹中直人
NAOTO TAKENAKA / 東京日和
三谷幸喜
KOKI MITANI / ラヂオの時間
森田芳光
YOSHIMITSU MORITA / 失楽園




最優秀脚本賞
三谷幸喜
KOKI MITANI
ラヂオの時間

 「古畑任三郎」「王様のレストラン」などテレビドラマで次々とヒットを飛ばす脚本家として活躍中。大の映画好きとしても知られているが、初めての監督・脚本に選んだのは、自身が主宰していた劇団で93年に上演した「ラヂオの時間」。舞台版にはなかったシーンやキャラクターをふんだんにもりこんで、スピード感あふれるコメディに仕上げ、観客をスクリーンに引き込んだ。
(1961年 東京都)

岩松了
RYO IWAMATSU / 東京日和
筒井ともみ
TOMOMI TSUTSUI / 失楽園
冨川元文・天願大介・今村昌平
MOTOFUMI TOMIKAWA DAISUKE TENGAN SHOHEI IMAMURA / うなぎ
森下直
TADASHI MORISHITA / 誘拐




最優秀主演男優賞
役所広司
(C)日本アカデミー賞協会



最優秀主演男優賞
役所広司
KOJI YAKUSHO
うなぎ

 一昨年に続き、昨年も立て続けに話題作に出演。3度目の受賞は「うなぎ」と「失楽園」の2作品でのダブル受賞という結果になった。両作品では役柄は大きく異なるのだが、どちらも日常から一歩足を踏み出した所で普通の男がどう変わっていくのか、役柄の個性をしなやかに受け止めて、役者としての懐の深さを感じさせてくれた。昨年は受賞作の他に「CURE」でも主演。
(長崎県出身)

唐沢寿明
TOSHIAKI KARASAWA / ラヂオの時間
竹中直人
NAOTO TAKENAKA / 東京日和
長塚京三
KYOZO NAGATSUKA / 瀬戸内ムーンライト・セレナーデ
役所広司
KOJI YAKUSHO / 失楽園
渡哲也
TETSUYA WATARI / 誘拐




最優秀主演女優賞
黒木瞳
(C)日本アカデミー賞協会



最優秀主演女優賞
黒木瞳
HITOMI KUROKI
失楽園

 宝塚歌劇団を退団後、86年に「化身」で衝撃的な映画デビューを飾り、第10回の新人俳優賞を射止めた。それから約10年、再び渡辺淳一原作の「失楽園」でヒロインの凛子を演じ、初の受賞を果たした。小説の読者投票でもNO.1に選ばれ、その期待に応えるかのように、運命の男との出会いを通して変化していく女を繊細に、そして大胆に演じきった。
(福岡県出身)

清水美砂
MISA SHIMIZU / うなぎ
鈴木京香
KYOKA SUZUKI / ラヂオの時間
中山美穂
MIHO NAKAYAMA / 東京日和
宮本信子
NOBUKO MIYAMOTO / マルタイの女




最優秀助演男優賞
西村雅彦
(C)日本アカデミー賞協会



最優秀助演男優賞
西村雅彦
MASAHIKO NISHIMURA
ラヂオの時間

 テレビドラマで人気に火がつき、いよいよ映画にも本格出演。初受賞が「マルタイの女」の刑事・立花役と「ラヂオの時間」の調子のいいプロデューサー・牛島役でのダブル受賞という、今ノリにのっている俳優。「ラヂオ」の三谷幸喜とは東京サンシャインボーイズからの付き合い。昨年は受賞作のほか「もののけ姫」の甲六の声、「瀬戸内ムーンライト・セレナーデ」にも出演している。
(富山県出身)

柄本明
AKIRA EMOTO / うなぎ
寺尾聰
AKIRA TERAO / 失楽園
永瀬正敏
MASATOSHI NAGASE / 誘拐
西村雅彦
MASAHIKO NISHIMURA / マルタイの女
萩原聖人
MASATO HAGIWARA / CURE




最優秀助演女優賞
倍賞美津子
(C)日本アカデミー賞協会



最優秀助演女優賞
倍賞美津子
MITSUKO BAISHO
うなぎ

 「復讐するは我にあり」ほか今村作品には欠かせない存在。助演としては3度目の受賞作「うなぎ」では、保護司・中島の奥さん役を演じ、穏やかななかにもどこか芯のある女性という雰囲気を醸し出していた。昨年は「東京夜曲」にも出演している。第9回に「恋文」などで最優秀主演女優賞。今年も主演作が2本公開されるなど、ファンにとっては引き続き嬉しい年になりそうだ。
(東京都出身)

市原悦子
ETSUKO ICHIHARA / うなぎ
酒井美紀
MIKI SAKAI / 誘拐
戸田恵子
KEIKO TODA / ラヂオの時間
星野知子
TOMOKO HOSHINO / 失楽園




最優秀音楽賞
大貫妙子
TAEKO ONUKI
東京日和

 大学生の頃から大ファンだったという竹中監督の強い要望で、初めての映画音楽に挑戦。音楽と映像がさりげなく結び付いた「東京日和」で初受賞に輝いた。映画のサウンドトラックは、昨年リリースしたアルバム『LUCY』をプロデュースした坂本龍一の参加を得て、ニューヨークでレコーディング。歌手としてのソロ活動の他、雑誌に紀行文を発表するなど文筆活動でも活躍中。
(1953年 東京都)

池辺晋一郎
SHINICHIRO IKEBE / うなぎ
大島ミチル
MICHIRU OSHIMA / 失楽園
服部隆之
TAKAYUKI HATTORI / 誘拐
服部隆之
TAKAYUKI HATTORI / ラヂオの時間
本多俊之
TOSHIYUKI HONDA / マルタイの女




最優秀撮影賞
木村大作
DAISAKU KIMURA
誘拐

 過去12回の受賞歴が物語るように、大作・話題作には欠かせない日本映画界が誇るベテランの一人である。「誘拐」ではその経験を生かしてさらに新たな境地を開いた。「まず、スタッフに感謝。そして、スタッフが大撮影と言っている銀座・新宿など都内のロケで、私の仲間35人のキャメラマンがボランティアで参加してくれた。どうもありがとう。」
(1939年 東京都)

小松原茂
SHIGERU KOMATSUBARA / うなぎ
佐々木原保志
YASUSHI SASAKIBARA / 東京日和
高瀬比呂志
HIROSHI TAKASE / 失楽園
高間賢治
KENJI TAKAMA / ラヂオの時間




最優秀照明賞
望月英樹
HIDEKI MOCHIZUKI
誘拐

 第4回に「復活の日」で初受賞以後、今回「誘拐」で6度目の受賞となった。久しぶりの受賞に、「やっぱり嬉しいものですね。ふだんどおりのライティングを心がけましたが、都内での追跡シーンは照明隊も全員参加でサポートにまわったり、そういう意味でも思い出に残る作品になりました。いつも精一杯の姿勢で仕事にのぞんでいきたいと思っています」と語ってくれた。
(1937年 東京都)

岩木保夫
YASUO IWAKI / うなぎ
安河内央之
HIROYUKI YASUKOCHI / 東京日和
小野晃
AKIRA ONO / 失楽園
上保正道
MASAMICHI UWABO / ラヂオの時間




最優秀美術賞
池谷仙克
NORIYOSHI IKEYA
瀬戸内ムーンライト・セレナーデ

 戦後の風景をきめ細やかなテクニックで再現した「瀬戸内ムーンライト・セレナーデ」で、3度目の受賞。「今の日本で、戦後の風景を再現するのがいかにむずかしいか、この映画の製作を通して強く感じました。あの時代のことを知っている方に、懐かしいと感じてもらえたら嬉しいです」と語ってくれた。第19回には「写楽」で最優秀賞を受賞。
(1940年 東京都)

稲垣尚夫
HISAO INAGAKI / うなぎ
小澤秀高
HIDETAKA OZAWA / 失楽園
中澤克巳
KATSUMI NAKAZAWA / 東京日和
部谷京子
KYOKO HEYA / 誘拐




最優秀録音賞
瀬川徹夫
TETSUO SEGAWA
ラヂオの時間

 第19回「写楽」で最優秀賞、今回「ラヂオの時間」で3度目の受賞となる。「映画の芝居とラジオドラマの芝居と2本立てで進行するドラマを同時録音でやったので、監督とはよくディスカッションしました。僕にとってはとても楽しい仕事でした。日本映画には良質のライトコメディが少ないので、三谷さんにはどんどん映画を発表してもらえたらいいなと思います」と語ってくれた。
(1943年 岩手県)

北村峰晴
MINEHARU KITAMURA / 東京日和
斉藤禎一
TEIICHI SAITO / 誘拐
橋本文雄
FUMIO HASHIMOTO / 失楽園
紅谷愃一
KENICHI BENITANI / うなぎ




最優秀編集賞
長田千鶴子
CHIZUKO OSADA
誘拐

 第18回から4年連続、今回の「誘拐」が6度目の受賞となるベテラン編集者。「長年編集の仕事をしていますが、これだけ膨大なフィルムの山の中で過ごしたのは初めてではないでしょうか。苦しみも楽しみもそれだけに多く、編集者冥利に尽きる仕事をさせていただきました。スタッフ全員の努力の成果として、共に喜びを分かち合いたいと思います」と語ってくれた。
(1942年 福岡県)

阿部浩英
HIROHIDE ABE / ラヂオの時間
岡安肇
HAJIME OKAYASU / うなぎ
奥原好幸
YOSHIYUKI OKUHARA / 東京日和
田中愼二
SHINJI TANAKA / 失楽園




最優秀外国作品賞
タイタニック
(C)1997 BY PARAMOUNT PICTURES AND TWENTIETH CENTURY FOX. ALL RIGHTS RESERVED.


最優秀外国作品賞
タイタニック
TITANIC

 東京国際映画祭でのワールド・プレミアの記憶も新しい話題作。最新のSFX技術を投入した臨場感あふれる映像、悲劇のなかで燃え上がるラブストーリー、そして主演は今をときめくレオナルド・ディカプリオという、文句なく映画の世界を堪能できる超娯楽大作だ。監督は「ターミネーター2」のジェームズ・キャメロン。
(FOX)

イングリッシュ・ペイシェント
THE ENGLISH PATIENT
エアフォース・ワン
AIR FORCE ONE
Shine/シャイン
Shine
セブン・イヤーズ・イン・チベット
SEVEN YEARS IN TIBET




岡田義徳
YOSHINORI OKADA / ときめきメモリアル/現代仁侠伝
上川隆也
TAKAYA KAMIKAWA / 東京夜曲
つんく(シャ乱Q)
TSUNKU(SYARAN-Q) / シャ乱Qの演歌の花道
木村佳乃
YOSHINO KIMURA / 失楽園
西田尚美
NAOMI NISHIDA / ひみつの花園/学校の怪談3
広末涼子
RYOKO HIROSUE / 20世紀ノスタルジア
吉川ひなの
HINANO YOSHIKAWA / 瀬戸内ムーンライト・セレナーデ/デボラがライバル




作品部門
新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に
俳優部門
西村雅彦
 / ラヂオの時間




徳間康快
YASUYOSHI TOKUMA




勝新太郎
SHINTARO KATSU
杉村春子
HARUKO SUGIMURA
田中友幸
TOMOYUKI TANAKA
西村晃
KO NISHIMURA
三船敏郎
TOSHIRO MIFUNE
萬屋錦之介
KINNOSUKE YOROZUYA




角川歴彦
TSUGUHIKO KADOKAWA
佛田洋をはじめとする特殊映像技術スタッフ
米良美一
YOSHIKAZU MERA