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映画「ルーキーズ　卒業」のヒット記念舞台あいさつに登場した「ニコガクメンバー」ら

　観客動員４３０万人、興行収入５０億円を突破した映画「ルーキーズ　卒業」（平川雄一朗監督）の大ヒット記念舞台あいさつが１７日、東京都内など計１６カ所の劇場で開かれた。東京・台場に登場した主演の佐藤隆太さんは「今日で最後。本当に撤収です。応援してくれてありがとう！」と感無量の様子。市原隼人さんも「皆さんへの恩返しのつもりでがむしゃらに頑張ってきました。この作品が大好きで、何か実家みたいな感じ。このメンツも大好きなんで、これからもニコガクメンバーをよろしく」と笑顔を見せた。

　この日はキャストの希望で、「大感謝舞台あいさつ！弾丸ツアーｉｎ東京」と銘打ち、メンバー１１人が５組に分かれて都内近郊の１６カ所の劇場で舞台あいさつを行った。台場の劇場では１１人全員が客席を通って登場すると、観客は総立ちで半ばパニック状態になった。高岡蒼甫さんは「さみしいですけれど、草野球チームを作りました。撮影中にきずなが深くなっちゃって離れたくなくなった」と告白すれば、城田優さんも「どの会場も満員で感謝感謝です。これからも作品は残っていくので、いつまでも愛してください」と話した。

　「ルーキーズ」は森田まさのりさんのマンガが原作。映画は、ＴＢＳのドラマでは２年生だった「二子玉川学園」（通称ニコガク）の野球部メンバーが３年生に進級し、佐藤隆太さん演じる熱血教師・川藤とともに最後の夏の甲子園を目指す様子などが描かれる。全国東宝系で公開中。【栗原拓郎】