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コンサドーレ試合結果 2009
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△札幌 0−0 水戸 (2009/05/21)

後半、水戸のDF鈴木和裕(右)のタックルでボールを奪われるクライトン(中央)=穐吉洋子撮影

防戦ドロー 主導権握れず

 サッカーのJリーグ2部(J2)第16節の20日、5位の札幌は、茨城県那珂市の笠松運動公園陸上競技場で6位の水戸と対戦。両チームともに決め手を欠き、0−0で引き分けた。札幌は4月12日の富山戦から10試合連続の負けなしで、7勝5分け4敗。勝ち点26としたが、順位は5位のまま。


 札幌は試合を通じてほとんど主導権を握れなかったが、なんとか引き分けに持ち込み勝ち点1を得た。

 札幌は前半、水戸の鋭いチェックとFW高崎のポストプレーに苦しみ、防戦一方。ボールをキープできず好機をなかなかつくれなかった。後半も流れはつかめず、水戸に何度も決定的な場面を許したが、相手のシュートミスにも助けられ、得点を与えなかった。

ミス連発 攻守リズムつくれず

 前節ホームで完封勝利を収めた勢いはまったく見られなかった。水戸の術中にはまり、攻守ともに精彩を欠いた札幌は勝ち点1を得るのがやっとだった。

 前半立ち上がりから相手のペースにのみ込まれた。水戸はロングボールを188センチの長身FW高崎に集め、そのこぼれ球を拾って攻撃に出る作戦を忠実に実行。DF趙、吉弘は高崎に競り負ける場面が多く、攻撃の起点をつぶせなかった。

 ミスも多かった。相手のパスをカットして攻撃に転じようとする場面でパスミスやトラップミスを連発。守備から攻撃への切り替えに失敗しては、良いリズムが生まれるはずもなかった。

 リズムの悪さは指揮官の頭も悩ませる。選手交代は後半24分に砂川を投入しただけ。流れを変えるため、攻撃的な選手を入れたいところだったが「リズムが取れない中で、システムを変えて攻撃に出たら、逆に崩れそうな感じがした」と明かした。

 結果的には、相手のシュートミスにも助けられ無失点だったが、石崎監督は「ほめられる内容ではない」厳しい表情で振り返った。

 発展途上のチームにとって、良い内容の試合ばかり続けることは難しい。「ペースが悪いなりにゼロに抑えたことをプラスに取った方がいい」と吉弘。次節はこの試合で警告を受けた趙が累積で出場停止となるが、悪い流れを引きずらず、気持ちを切り替えて臨むしかない。(舩本篤史)

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