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シネマの手帖 昭和編:「羅生門」から「トトロ」まで名作250本を紹介 小津監督のコンテも公開

このほど出版された「シネマの手帖 昭和編」
このほど出版された「シネマの手帖 昭和編」

 黒澤明の「羅生門」、ジェームズ・ディーンの「エデンの東」、そして宮崎駿の「となりのトトロ」まで、昭和に生まれた名作映画250本を一挙に紹介する暮しの手帖別冊「シネマの手帖 昭和編」(1400円、A4変形判、200ページ)が出版された。

 「今、DVDで楽しめる250本の名作ガイド決定版」と題して、元「キネマ旬報」編集長の植草信和さんや元「ぴあ」編集長の坂口英明さんら目利きが、DVDが発売されている作品から選んだ洋画150本、邦画100本を1本900字でコンパクトに語る。

 シネマエッセイでは、作家の村松友視さんが市川雷蔵への思いを語り、常盤新平さんが「ゴッドファーザー」を取り上げている。また、巻頭グラフでは、愛知県西尾市で63年間1日も休まず映画を上映し続けている西尾劇場のレトロなたたずまいを紹介する。

 上田吉二郎、原健策、菅井きんら邦画には欠かせない名バイプレーヤーたちの「脇役列伝」や白血病のため27歳で亡くなった「夏目雅子さんへのラブレター」などコラムも充実。また、名匠・小津安二郎が遺作「秋刀魚の味」の撮影時に絵コンテを描いたスケッチブックが初公開。鉛筆書きで厳密に構図が描かれ、食卓に並ぶ食器の色まで書き込まれており、職人かたぎの小津監督の製作の裏側がうかがえる。

 DVDの購入のコツやネットでレンタルの仕組みなどDVDで映画を楽しむためのQ&Aも掲載。映画好きの団塊世代にはうれしい一冊だ。公開当時の世相を踏まえた映画評を読んで、リビングで楽しむ映画を探してみては。

2010年1月14日

 

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