どうしんウェブ 北海道新聞

  • PR

  • PR

経済

旅客数実績 道内10空港 予測下回る 釧路、帯広は5割以下 (03/09 15:50)

 国土交通省は9日、全国98空港について、最新の需要予測と2008年度の旅客数実績を公表した。実績が予測を上回ったのは、道内は旭川だけで、道外も羽田、那覇など7空港にとどまった。他の道内10空港では、旅客数実績が需要予測を大幅に下回った例も多く、空港整備に伴い算出された需要予測のあり方が問われそうだ。

 需要予測は、空港新設や滑走路延長などの際、管理者の国や地方自治体がまとめたもの。地域別交通量や地域間旅客数などからはじき出した、おおむね空港整備の5年、10年後の利用を予測した数値。08年度の実績では長崎、熊本、庄内、岡山、名古屋も最新の需要予測を上回った。

 国交省は、道内11空港の実績について、各空港ごとの予測値(1990年度〜2010年度)と比較し、集計した。

 その結果、旭川は123万3千人の予測に対し、実績が123万8千人とわずかに上回った。新千歳は1660万人の予測に対し、実績は1651万5千人と、ほぼ計画を達成した。

【関連記事】

北海道新聞・道新スポーツ購読のお申し込み
特選!北海道ネット通販

上田精肉店のエゾシカ肉 大雪山系や日高山脈でたくましく育つ野生エゾシカ肉は、飼育動物と違い「純天然食材」。カルビを独自のタレで味付けしたオリジナルメニューをどうぞ。【375g】1470円

このページの先頭へ