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2010年8月13日

東西と~ざい

<その38>戦争(上) ある少年飛行兵

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予科練の7つボタンの父

 広島、長崎の原爆忌、そして15日の終戦の日......。8月、日本の新聞やテレビは、戦争にかかわる記事や番組が急増する。しかし、秋風がたち始めると、その風に乗るかのようにそっと消えていく。「8月ジャーナリズム」と揶揄(やゆ)され、批判される報道だ。「戦争の問題に季節なんて無いだろう」との指摘は的を射ている。だが、セミの鳴き声と汗の臭いの中でお盆を迎えるこの季節は、やはり、戦争犠牲者にこうべを垂れ、体験者の語りに耳を澄まし、残された記録や文学に触れることを通じて毎年、毎年、自分の立っている位置を確かめる季節なのだと思う。戦争のことを、2回にわたって書く。今回は、私にとって最も身近な戦争体験者だった父のこと。父は4年前、77歳で死んだ。いわゆる「予科練の生き残り」だった。

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2010年8月12日

アナクロですが

<その46>馬込文士村から

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宇野千代、尾崎士郎の住まいがあった付近の坂。往時の面影はない

 「馬込(まごめ)文士村」は、作家や芸術家たちが形成した各地の「文士村」の中でおそらく最も有名に違いない。現在の東京都大田区、南馬込から中央、山王にかけての辺りが中心である。ここに大正から昭和の戦前にかけ、ぞろぞろと東海道線を南下してくるように彼らが移り住んだ。今の時代、物書きがこうして居住地を共にするような「村」はほとんど列島中に見当たらない。炎天ながら、時折の風に少し初秋が忍び込んできたのを感じる午後、馬込の高台を歩いた。空が広い。

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2010年8月11日

関西再度SYORY

<その28> 文楽

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夏休み文楽特別公演のチラシに使われた団七九郎兵衛の人形

 大阪ミナミの国立文楽劇場で今月1日、「夏休み文楽特別公演」を見た。文楽(人形浄瑠璃)は江戸時代の大坂で竹本義太夫が始めた「義太夫節」の演奏によって物語が展開し、その繊細な動きを見せる人形の表現力が観客の心を打つ。ご当地の大阪で、希代の名手とうたわれる人形遣いと義太夫の究極の芸に触れ、文楽がユネスコの「世界無形遺産」であることを改めて実感した。

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2010年8月10日

歴史能力検定

ブーム反映、受検者増加

20100722dd1dd1phj592000c.jpg 「歴史ブーム」といわれて久しい。では、本当に歴史ファンは増えているのだろうか。財団法人社会教育協会が主催する「歴史能力検定」(歴検)を取材してみた。【栗原俊雄】

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2010年8月 9日

人生は夕方から楽しくなる

劇画家・池田理代子さん 声楽家に転身し11年

20100726dd1dd2phj034000c.jpg 漫画好きには「伝説の人」である。

 女性でありながら男性として、軍人として生き、最後は民衆の側に立ってフランス革命に散った永遠のヒロイン、オスカル。その生みの親が目の前にいる。

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2010年8月 6日

東西と~ざい

<その37>隅田川の花火

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墨堤通附近から見えた隅田川の花火(右上の影が首都高速向島線、下の緑の光は街灯)

 花火は、夏の居場所を思い出させる。私なら1987年の松江市の宍道湖畔。奈良から単身赴任して2年目の夏だった。「来年の夏は、もう(ここに)いないかもしれないから」と女房と義姉一家を呼んで一緒に見た。琵琶湖もそうだが、湖畔の花火は格別な風情があった。「東京へ来たからには1度は見ておきたい」と思っていたのが、隅田川の花火大会である。今年は7月31日の土曜日。うちわ片手に出掛け、にぎわいに包まれながら文月最後の夜を過ごした。

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2010年8月 5日

アナクロですが

<その45>暑い時こそ勉強を

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緒方洪庵

 昔(今もか)夏を制す者は入試を制すという受験格言があった。四当五落、すなわち睡眠時間4時間ぐらい猛勉強すれば合格だが、5時間は桜散る(不合格)というのもあった(パソコンで「死闘娯楽」と誤変換されたところをみると、この言葉は今や全く市民権がないらしい)。ともあれ、いずれも無縁で、しかも志高い無私の向学精神も欠き、エラそうなことを言う資格のない筆者だが、とある炎熱の午後、東京は向丘(むこうがおか)、幕末の蘭(らん)学者、緒方洪庵(1810~63年)の墓前に立ち、生来の不勉強猛省のこうべを垂れた。

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【昭和毎日】
古き良き昭和の時代へタイムトラベル。あの頃の懐かしい写真やニュースを掲載します。

【全国の花火】
皆さんが撮影された花火の写真を特集内で紹介します。

 

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