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菅首相:軽井沢で夏休み 代表選戦略練る

記者の質問に答える菅直人首相=長野県軽井沢町のホテル敷地内で2010年8月14日(代表撮影)
記者の質問に答える菅直人首相=長野県軽井沢町のホテル敷地内で2010年8月14日(代表撮影)

 菅直人首相は15日朝、静養先の長野県軽井沢町のホテルから帰京し、同日の全国戦没者追悼式で公務に復帰する。10日夜から実質4日間の夏休み中は、円高対応で仙谷由人官房長官らと電話で連絡を取る場面もあったが、読書や家族らとの食事でリラックス。9月14日の民主党代表選の結果を与野党双方が見守る「凪(なぎ)」状態の中、首相は8月中の外遊を見送り、代表再選に向けた戦略を練ったようだ。

 「4日間、決まったスケジュールがまったくなかったので久しぶりにリラックスした。いろんな評論をかなり読んだ」

 首相は14日夕、ホテル敷地内で記者団に語った。自身の首相就任や大敗した参院選を論評した月刊誌のほか、クリントン米元大統領の自伝、大平正芳元首相の評伝「茜(あかね)色の空」などを読んだという。代表選について「自分がこれまでやってきたことを含め、政治をどう進めるべきか、いろいろ考える余裕があった」と述べ、休み中に「頭の整理」をしたとみられる。

 8月は郵政選挙があった05年以降、国会対応などで慌ただしく、与野党幹部が休みを取りにくい状況が続いていた。首相が夏休みで都内を離れるのは、01年に神奈川県箱根町に滞在した小泉純一郎元首相以来9年ぶり。有力な「ポスト菅」候補の不在で生じた奇妙な安定が「避暑地の夏」を菅首相に提供した。

 ◇外遊4閣僚のみ

 首相は8月中の外遊も見送った。衆院選があった05年と09年を除くと、首相が8月に外遊しないのは04年の小泉氏以来6年ぶり。今年は盆前後の閣僚外遊も岡田克也外相の中央アジア出張など4閣僚にとどまっている。9月からは民主党代表選や「ねじれ国会」など重要日程が目白押しなだけに、嵐の前の静けさのようだ。【葛西大博、青木純】

毎日新聞 2010年8月14日 20時42分(最終更新 8月14日 21時02分)

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