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くらし

睡眠表でよい眠りを 子どもの睡眠医療センター調査 

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13歳男子の睡眠表。中央と下部の休日に長く寝ており、それ以外の平日は睡眠不足とみられる。就寝時刻が遅いのも問題という(三池輝久センター長提供)

 兵庫県立総合リハビリテーションセンター中央病院・子どもの睡眠と発達医療センター(神戸市西区)が、京都府と福井県の小中学校で睡眠時間を2週間続けて記入する「睡眠表」を使い、子どもの睡眠障害を予防する取り組みを進めている。京都では三池輝久センター長(68)が危険度の高い睡眠パターンの分類法を作り、教師が生活指導に役立てている。子どもの意識が高まり、健康的な睡眠につながり始めているという。(金井恒幸)

 睡眠表は1ます30分、1日で計48ますの帯グラフに昼寝などを含め眠った時間を黒く塗ると、休日に朝遅くまで寝ているといった傾向が分かる。睡眠時間を足して日数の14で割ると、必要な睡眠時間の目安になる。起きなければならない時間から逆算して必要な睡眠時間を確保し、就寝すべき時間を設定する。同センターなど睡眠治療関連の医療機関で利用されているという。

【不規則型減る】

 同センターは、福井県若狭町で2007年度から、京都府八幡市では08年度から、小中学生を対象にした睡眠表の調査を実施。10年度中に青森県内でも予定している。

 八幡市では睡眠表分析のため、睡眠時間が極端に長いか短いなど、問題のあるパターンを七つに分類。このうち就寝時間と睡眠時間が一定せず、午前0時を過ぎてからの就寝も少なくない「不規則型」が、健康な睡眠をしている子どもと比べて欠席が多い傾向が判明。不登校の予防として、こうした子どもに重点的な指導を続けた結果、09年度は不規則型の子どもが08年度に比べて85%減少した。

【生活面を助言】

 また、若狭町では、三池センター長が睡眠に問題のある子どもと保護者を対象に、文書で生活面の助言をしたり、面接で説明したりして改善につながっているという。

 三池センター長は「夜間の睡眠不足が慢性化すると、日中も眠る『過眠状態』を引き起こし、日常生活に支障が出て不登校となるケースが少なくない。不登校を減らすためにも睡眠表を使った睡眠の健全化を進めたい」と話す。

(2010/10/04 11:18)


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