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切断遺体事件の被告に有罪の部分判決

2010.10.14 22:41

 男性2人を殺害したとする殺人と強盗殺人、営利目的で覚醒(かくせい)剤を密輸したとする覚せい剤取締法違反などの罪に問われた住所不定、無職、池田容之(ひろゆき)被告(32)の裁判員裁判で、横浜地裁の朝山芳史裁判長は14日午後、区分審理された覚醒剤密輸事件などについて、有罪の部分判決を言い渡した。来月1日からは強盗殺人罪などについての後半の裁判員裁判が始まる。被害者が複数のため、検察側は死刑を求刑する可能性がある。死刑求刑の場合、裁判員は厳しい判断を迫られる。

 朝山裁判長は部分判決の理由について、「巨額の利益を得て、将来的にステップアップしようとした」と覚醒剤密輸の動機を指摘。密輸組織での役割については、国際手配されている元早稲田大生、近藤剛郎容疑者(26)から国内でただ一人指示を受け、「組織が機能するよう取引では集団を束ね、継続的に活動に従事していた」と認定。弁護側の「共犯者に従属する立場だった」との主張を退けた。

 区分審理は14日午前に結審。池田被告は意見陳述で、「反省とは、償いとはどうすべきか今も答えが出せていない。(部分判決が)反省へのきっかけであればと思う」と述べた。

 池田被告の公判は、裁判員の負担軽減のため、複数の事件を前半と後半に分ける区分審理が適用されており、今回は前半の公判で審理された覚醒剤密輸事件と公務執行妨害事件についてのみ、判決が言い渡された。

 後半の審理は29日に新たな裁判員が選任され、男性2人を殺害し遺体を切断したなどとする事件の公判が、来月1日に開かれる。最終的に量刑を言い渡す全体判決は同16日の予定。

 前半の区分審理で選任された裁判員は、後半の公判で最終的な判決が出るまで身分が継続するため、14日の部分判決後の裁判員の記者会見は開かれなかった。

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