糸井重里の100字レビュー

プロフィール&ガイド

糸井重里(いといしげさと)―1948年群馬県前橋市生まれ。法政大学文学部中退。「おいしい生活」などコピーライターとして、良くも悪くも80年代を体現した。

コピーライターだけに留まらず、RPGゲーム「MOTHER」の作者、徳川埋蔵金発掘人、「トトロ」のお父さん、釣り人などいろんな露出をしてきたが、近年は自身のサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で新しい表現を探る。小説では『家族解散』が群を抜いた出来なのだが現在入手できないので、気軽にエッセイでも読んでおきましょう。また小説書いてくれ ることも期待しつつ。埋蔵金が出てこなくっても、MOTHER3がどうなろうとも、この人の生活って憧れられるもんですな。

糸井重里書評ページ

最新書評:2004年12月5日

最近読んだ糸井重里の本

『お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ』

表紙

発行
2001年3月 PHP研究所 242頁 品切 購入
共著
共著:邱永漢
NDC
330(経済>経済)
目次
第1章 お金について、どう考えはじめればいいのですか? / 第2章 事業・株式上場・給料生活。話題のインターネットも / 第3章 人間・邱永漢が知りたくなります (ほか)
所要
1時間30分
評価

お金なんて関係ないんだよと言って斜め向いていられた時代はもう過ぎた。「ほぼ日」のポテンシャルから子供の教育まで考えるべきヒント。「お金の神様」邱が相手とはいえ、感心するばかりじゃなく糸井も主張しなよ。

『イトイ式コトバ論序説』

表紙

発行
1992年9月 マドラ出版 99頁 絶版
NDC
804(言語>論文集 評論集 講演集)
目次
第一講 コトバだらけの世界 / 第二講 ダジャレとナンセンス / 第三講 コトバと人間 (ほか)
所要
1時間
評価
★★

テレビ番組「夜中の学校」で放映されたミニ講義。内容はソシュール言語学風な「コトバ以前の何者か」について。序説どまりじゃどうしようもないとは思うのだが、言葉を職業的に使うなら知っておくべき基礎ではある。

糸井重里を読んだことがないなら・・・

初めて手に取るならこれ!

表紙

『ほぼ日刊イトイ新聞の本』

マイベスト作ならこれ!

表紙

『家族解散』

客観的代表作はこれ!

表紙

『ほぼ日刊イトイ新聞の本』

まずはここからどうぞ。

糸井重里 +α情報

Loading...
Loading...
Loading...
Loading...
Loading...