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Vol.001 ’76 F1イン・ジャパン

日本初のF1GP開催
──雨中の大逆転劇と日本勢の健闘と

日本初のF1GPは30年前、富士スピードウェイで行なわれた。76年の最終戦に組み込まれたこのレースはこの年のチャンピオン決定戦となる。ドライバーズタイトルはニュルブルグリンクでの炎上事故から奇跡的に生還/カムバックしたフェラーリのラウダとマクラーレンのハントに絞られていた。決勝当日、雨と霧でレースは中止寸前の事態となる中、日没時刻から逆算したギリギリの午後3時過ぎに雨足が弱まった隙を突いてスタートする。レースは波乱の連続、日本勢の活躍、そして大逆転に満ちあふれ、グランプリ史上に残る一戦となった。
[1976.10.24/富士スピードウェイ]

Vol.001 ’76 F1イン・ジャパン

’76 F1イン・ジャパン

発売日:2006年01月14日

定価:980円

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ピックアップコンテンツ

[一瞬のフォト・アルバム]雨が上がって

10月24日──それは日本のレース史上に燦然と輝く特別な一日だ。1976年のその日、世界に冠たる本物のF1GPが、初めて東洋に、日本に、富士スピードウェイにやってきた。あいにくの雨模様は、それゆえに劇的な争いを演出することとなる。逆転チャンピオンはカーナンバー11、J.ハントの手中に落ちた。思い起こせば、1965年のその日10月24日。F1挑戦たった11戦目のホンダF1が遠きメキシコで初勝利を飾った。そのときのカーナンバーも、やはり11。60年代半ば「エフワン」という名前が初めて日本に知れ渡ったとき、誰が日本で本物のF1GPが見られると想像しただろうか。しかしそれは本当に日本にやってきた。ちょうど11年の歳月をおいて……。

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ニュルブルクリンクでの事故の前日、ラウダの助手席に同乗して取材した記者がいる。『Autorevue』『Motorsport Aktuell』等に執筆するベテラン・ライターZwicklの目に、富士に臨むラウダはどのように映ったのか。選手たちの生々しい言葉から、その日の緊張が鮮やかに甦る。

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主な出場者:ニキ・ラウダ、クレイ・レガッツォーニ、ジョディ・シェクター、マリオ・アンドレッティ、ロニー・ペテルソン、ジェイムズ・ハント、高原 敬武、アラン・ジョーンズ、ジャック・ラフィット、エマーソン・フィッティパルディ、長谷見 昌弘、星野 一義、他。

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『エントリー・リストは、強豪たちの名で埋まっている。かつて、これほど激しい興奮を我々に感じさせたレースがあっただろうか。それも、まだ蓋を開けきらないうちから、我々の血はたぎり肉はおどり、足が宙に浮いたように落ち着かない。F1グランプリ──いろんな面で問題を抱えた世界ではあるものの、やはり世界で最高峰に位置するプロフェッショナル・レーシングの真随は、我々にこれまで感じ得なかった強大な衝撃を与えた……』
[再録・AUTO SPORT別冊 F1 in Japan 特集号より]

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