番組内容
放送時間
番組概要
山田洋次監督からのメッセージ
2011年06月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
バックナンバー
番組へのお便りはコチラ
torasan@joqr.net
番組ツイッターはコチラ
バナー2
  第10回 夏の日のドブ板

岡倉「ラッキョとは何のことです?」
寅「お千代坊だよ、そっくろだろ? ハハ」
岡倉「よくもあんな美しい人を、ラッキョだなんて! そういう君はなんだ、え? 三角フラスコみたいな面しやがって!」
寅「なんか云ったな?」
岡倉「そうでなきゃ、プラカードだ!」
寅「てめえ、さしあたり俺の面のこと云ったな! おう、上等だよ! へぇ、てめえなんだい、夏の日のドブ板じゃないけどな、そりっ返ってるじゃねぇか!しゃくれてらいいってもんじゃないんだよ! 裏ひっくり返したらミミズが!のたくってるじゃねぇか、ざまぁ見ろってんだ、このヤロー!」
岡倉「ナンセンス!」
寅「ナンデンション? 何云ってるか判らないんだよ、お前!」

第10作『男はつらいよ 寅次郎夢枕』より

 ある日、寅さんが旅から帰って来たら、御前様(笠智衆)の甥っ子にあたる、東大理部学の助教授・岡倉金之助(米倉斉加年)が二階に下宿をしていた・・・シリーズではおなじみの「貸間あり」騒動のバリエーションが展開される、第10作『寅次郎夢枕』(1972年12月公開)では、このカタブツの岡倉先生の恋を描いています。

 その恋のお相手とは、寅さんの幼なじみで、帝釈天参道で美容室・アイリスを最近開いた志村千代(八千草薫)のこと。寅さんは子どもの頃、千代のことを「デカラッキョ」、さくらのことを「チビラッキョ」と、からかって呼んでいました。もちろん寅さんも恋をしているのですが、インテリの岡倉先生が「恋の病」と知るや、多少からかい気味に、張り切って、キューピッドを買ってでます。

 インテリと寅さんの組み合わせ。僕が初めて山田洋次監督にインタビューした20年近く前に、そのことについて伺いました。「インテリと寅さん、似合うんだよ。なんだかおかしいんだ」と、山田監督は、博の父(志村喬)、第16作『寅次郎夕焼け小焼け』の池ノ内青観(宇野重吉)、第29作『寅次郎あじさいの恋』の加納作次郎(片岡仁左衛門)などなど、寅さんと名コンビを組んだインテリたちの話をしてくださいました。

 米倉斉加年さんが演じた、岡倉金之助は、役名から判るように、東大出身の物理学者で数学者の小倉金之助先生の名前をもじったもの。学問一筋の岡倉先生を、とにかく寅さんは、からかいます。その稚気は見ていて微笑ましく楽しいのですが、大真面目な岡倉先生にとってはたまりません。

しかも、愛するお千代さんを「ラッキョ」呼ばわりするとは! ということでの言い争いなのですが、「三角フラスコ」「プラカード」と精一杯の見立で寅さんを批判した岡倉先生に、寅さんは「夏の日のドブ板じゃないけどな、そりっ返ってるじゃねぇか!」と応戦します。

「夏の日のドブ板」とは、もはや見事というしかありません。寅さんが時々放つ、こうした「見立ての面白さ」は、渥美さんの言い回しのおかしさであり、山田監督の落語的センスでもあります。

 結局、寅さんは、岡倉先生のキモチをお千代さんに伝えるべく、彼女とデートに出かけるわけですが・・・ その顛末は、映画を観てのお楽しみ、ということで。

 米倉斉加年さんの「思い詰めたインテリ」のおかしさは、シリーズ屈指でもあり、その後も米倉さんは「夢のシーン」にしばしばゲスト出演したり、帝釈天参道前派出所の巡査役も演じました。第15作『寅次郎相合い傘』(75年)の夢では海賊、第16作『葛飾立志篇』の夢では、『荒野の決闘』でヘンリー・フォンダが演じたドク・ホリディを思わせる酔いどれガンマンとして登場します。第16作では轟巡査、第26作『寅次郎かもめ歌』(80年)では青山巡査として、笑いを誘いました。

 そして、大原麗子さんが二度目のマドンナをつとめた第34作『寅次郎真実一路』(1984年)では、仕事に疲れたショボクレサラリーマン役で出演。寅さんと久々の名コンビぶりを発揮しました。寅さんと最も相性の良かった、インテリ俳優が米倉斉加年さんだったのかもしれません。

佐藤利明(構成作家/娯楽映画研究家)

来週6月13日(月)〜17日(金)の文化放送「みんなの寅さん」は、スペシャルウィークとして、吉永小百合さんをゲストにお迎えしての「吉永小百合スペシャルインタビュー」、そして山田洋次監督書き下し、倍賞千恵子さん朗読「寅さんの少年時代 けっこう毛だらけ」は第10回「赤紙が来た」前篇をお送りします。お楽しみに!

2011.06.11
  「みんなの寅さん」6月6日〜6月10日放送分

2011年6月6日〜6月10日 放送分 番組内容

6月6日(月) 
【竹下景子さんインタビュー 第4回】
「寅さん名場面」は、第38作『知床慕情』より、三船敏郎さん扮する父親と、竹下景子さん扮するりん子さんの久々の再会に居合わせた寅さんは? という出会いのシーン。インタビューでは三船敏郎さんのこと、撮影のことなどを伺いました。


6月7日(火)
【竹下景子さんインタビュー 第5回】
「寅さん名場面」は、第38作『知床慕情』より、柴又を訪ねたりん子さんを、知床で迎える寅さん、そして二人の会話で、りん子の父(三船敏郎)とスナックのマダム(淡路恵子)さんの恋について、寅さんの所見が語られます。インタビューでは、知床の夕景を撮影した時のエピソード、淡路恵子さんの話などを伺いました。
       
6月8日(水)
【竹下景子さんインタビュー 第6回】
「寅さん名場面」は、第38作『知床慕情』より、三船敏郎さんが淡路恵子さんに愛を告白する名シーン。その様子を見ていた寅さんとりん子さんが自然に手をつなぐシーンについて、竹下景子さんが回想されました。

6月9日(木)
【寅さんご意見箱】
毎週木曜日は、リスナーの皆さんからのお便り、メール、ツイートを「寅さん名場面」とともにお送りする「寅さんご意見箱」です。番組の構成作家で、娯楽映画研究家の佐藤利明さんと、高橋将市アナがお送りします。「寅さん名場面」は第14作『寅次郎子守唄』より、寅さんVSタコ社長をお送りしました。


6月10日(金)
【朗読劇「小説・寅さんの少年時代 けっこう毛だらけ」第9話「集中力に欠ける」後篇】
作・山田洋次監督 朗読・倍賞千恵子さん
・寅さんに「集中力に欠ける」と評価をしたカマイタチ先生にも、赤紙が届きました。その出征の時のことを寅さんが回想します。


来週6月13日(月)〜17日(金)の文化放送「みんなの寅さん」は、スペシャルウィークとして、吉永小百合さんをゲストにお迎えしての「吉永小百合スペシャルインタビュー」、そして山田洋次監督書き下し、倍賞千恵子さん朗読「寅さんの少年時代 けっこう毛だらけ」は第10回「赤紙が来た」前篇をお送りします。お楽しみに!

2011.06.11
  第9回 歌子さんのしあわせ

眉と眉の間、これを人相学で印堂という。ほら、ここにちょっと陰りがあるだろう。なぁ、俺ははじめてこの娘を観た時ピーンと感じたな。その不幸せをさ・・・なんとかして救ってやりてえなァ。出来りゃいい婿さんの一人でも捜してやしてえ、とそういう気持ちになるんだよ。


第9作『男はつらいよ 柴又慕情』(1972年8月)より

 寅さんは稼業のタンカ売で、易断本を神社の境内や、街角で売るシーンがしばしばあります。これはネタモトで仕入れて来た商材を売る訳ですが、寅さんは、縁日につきものの食べ物を扱ったとがほとんどありません。トントントンと、流れるような口上、惚れ惚れとする口跡で、道行く人を立ち止まらせて、そのまま「買いたい気持ち」にさせてしまう、不思議な魔法のような寅さんのタンカ売であります。寅さんは、この世界では「一流」の腕を持つ、まさにプロフェッショナルなのです。

 この台詞は、吉永小百合さんがマドンナ歌子を演じた第9作『男はつらいよ 柴又慕情』のなかで、旅先で出会った歌子さんの最初の印象について、茶の間で家族に語るシーンの言葉です。寅さんは、易学を普段の考え方に取り入れてることがわかります。

 第9作のマドンナ、吉永小百合さんは、言わずと知れた日活青春映画で、浜田光夫さんと「純愛コンビ」を組んで、『キューポラのある街』『青い山脈』『泥だらけの純情』といった、数々の名作で、1960年代の日本の青春像を演じて来られてきました。明朗という言葉がピッタリの青春映画のなかで、どんなに貧しくとも、どんなに辛くとも、人生の屈託を、若い女性のエネルギーで吹き飛ばして、前向きに、ポジティブに生きて行くヒロインを演じ続けていたのです。

 女の子から大人の女性へ。人生の「美しい暦」を重ねていく小百合さんは、ニッポンの青春でもありました。同時に、彼女が日活青春映画や、テレビドラマで演じて来たヒロインは、理想的な女性のあり方を提示してきた、とぼくは思います。

 この『柴又慕情』の歌子さんも、それまで彼女が演じて来た、数々のヒロインと同じ様に「屈託」を抱えています。気後れがちな歌子さんは、小説家の父親・高見修三(宮口精二)とのコミニュケーション不全、結婚問題、等身大の女性として様々な悩みを抱えています。優しかった母親は、彼女が小学校の時に、父親に愛想を尽かして出て行ったことが、劇中の台詞から伺えます。

 そんな歌子さんが、学生時代の友人と、北陸路と旅をしているときに、寅さんと出会います。寅さんは、冒頭の台詞のように、彼女の表情からその屈託を読み取って、歌子さんのことを懸命に考えます。そこから例によっての「恋」も始まってしまうのですが・・・

 歌子さんは、寅さんとの出会いで、大きく変わっていきます。父親との確執、そして自分の悩みを解決するためにも、自ら決断して行動をするのです。クライマックス、夜の題経寺で、歌子さんが寅さんに、その決意を伝えるシーンは、実に素晴らしいです。この映画では、さくらさんも、博さんも、寅さんも、それぞれの立場から「歌子さんのしあわせ」を真剣に考えて、それを言葉にして、語り合います。その上での歌子さんの決意表明は、吉永小百合さんがこれまでスクリーンで演じて来たヒロイン像とも繋がります。

 そして寅さんは再び旅の空の人となります。江戸川堤で、さくらに、どうして旅をするのか? と問われた寅さんの言葉、素晴らしいです。

「ほら見な、あんな雲になりてえんだよ」

 そして寅さんは、旅先で出会った人々と、ひととき交流をして、その人の「しあわせ」について考えるのです。それが若く美しい女性であるならば、なおさらに・・・

佐藤利明(構成作家/娯楽映画研究家)

来週、6月6日(月)〜10日(金)の「みんなの寅さん」は、竹下景子さんインタビュー、寅さんご意見箱、山田洋次監督作・倍賞千恵子さん朗読「寅さんの少年時代 けっこう毛だらけ」第9話「集中力に欠ける」後篇をお送りします。お楽しみに!

2011.06.04
  「みんなの寅さん」5月30日〜6月3日放送分

2011年5月30日〜6月3日 放送分 番組内容

5月30日(月) 
【竹下景子さんインタビュー 第1回】
「寅さん名場面」は、第32作『口笛を吹く寅次郎』より、朋子さんと寅さんの会話。寅さんがやっとの思いで「ご主人に宜しく」と朋子さんに訪ねると・・・
第32作で初めてマドンナを演じた時の、山田監督、渥美清さんの印象についてお伺いしました。

5月31日(火)
【竹下景子さんインタビュー 第2回】
「寅さん名場面」は、第32作『口笛を吹く寅次郎』より、寅さんが朋子さんに「初めての家出」について、面白おかしく語るシーンの会話。「けっこう毛だらけ」でも語られているお父さんとの確執が伺えるエピソードです。インタビューでは、第32作のおかしさについて、お伺いしました。
       
6月1日(水)
【竹下景子さんインタビュー 第3回】
「寅さん名場面」は、第32作『口笛を吹く寅次郎』より、朋子さんと寅さんの柴又駅の別れのシーン。寅さんの気持ち、朋子さんの想い、ファンにとっても、二人にとっても切ない心のやりとりです。インタビューではそのシーンの朋子さんの気持ちを、竹下さんにお伺いしました。

6月2日(水)
新コーナー【寅さんご意見箱】
6月より毎週木曜日は、リスナーの皆さんからのお便り、メール、ツイートを「寅さん名場面」とともにお送りする「寅さんご意見箱」がスタートしました。番組の構成作家で、娯楽映画研究家の佐藤利明さんと、高橋将市アナがお送りします。「寅さん名場面」は第20作『寅次郎頑張れ!』より、寅さんのアリアをお送りしました。


6月3日(金)
【朗読劇「小説・寅さんの少年時代 けっこう毛だらけ」第9話「集中力に欠ける」前篇】
作・山田洋次監督 朗読・倍賞千恵子さん
・国民学校の担任のカマイタチ先生が、寅さんを「集中力に欠ける」と評価、それを訊いたお父さんは・・・

来週、6月6日(月)〜10日(金)の「みんなの寅さん」は、竹下景子さんインタビュー、寅さんご意見箱、山田洋次監督作・倍賞千恵子さん朗読「寅さんの少年時代 けっこう毛だらけ」第9話「集中力に欠ける」後篇をお送りします。お楽しみに!

2011.06.04
  第8回 学くんと貴子さんの「りんどうの花」

例えば、日暮れ時、農家のあぜ道を一人で歩いていると考えてごらん、庭先にりんどうの花がこぼれるばかりに咲き乱れている農家の茶の間、灯りがあかあかとついて、父親と母親がいて、子供がいて賑やかに夕飯を食べている、

これが・・・これが本当の人間の生活というものじゃないか

  第8作『男はつらいよ 寅次郎恋歌』(1971年)

 シリーズ第8作『男はつらいよ 寅次郎恋歌』が公開されたのが、1971(昭和46)年12月29日。実はそれに先立つ11月20日には、丸の内ピカデリーなど、洋画専門劇場でいわゆる先行ロードショー公開されました。これまでプログラムピクチャーとして、下駄履きの庶民に愛されてきた「寅さん」ブームはついに、洋画劇場でのロードショーというかたちになったのです。それまでの日本映画では大作のロードショーはあっても、いわゆるプログラムピクチャーでは、おそらく寅さんが初めてだったと思います。それまで1時間半程度だった上映時間も、一本立てロードショーに相応しく、1時間53分と、シリーズ最長となりました。寅さん映画に風格が加わったのです。

 この『寅次郎恋歌』の全編を貫くテーマは「本当の人間の暮らし」です。冒頭、寅さんが酔って、昔の仲間をつれてきて、さくらにお酌を無理強い、そこでさくらが哀しい表情で歌う「かあさんのうた」。そして、博の母の死。寅さんは、旅先でそのことを知り、岡山の備中高梁を訪れます。そこで博の父(志村喬)さんが淋しかろうと、しばらく逗留します。寅さんが調子良く歌う、霧島昇さんのヒット曲「誰か故郷を想はざる」も「家族」をテーマにした歌です。

 いつまでも定住せずに旅の暮らしをしている寅さんに、博の父が「人間の本当の暮らし」について説く夜。そこで猛省した寅さんが、柴又に帰って来て茶の間で、家族に話すのが、冒頭に引用した名セリフです。「男はつらいよ」には、この「りんどうの花」が咲きこぼれている「人の暮らし」がいつも描かれています。それに寅さんが憧れるも、マドンナとの恋の成就は叶わず、ふたたび放浪の旅に出るのです。

 「放浪者と定住者」それが、シリーズ全編を貫くテーマなのです。この『寅次郎恋歌』のマドンナは池内淳子さん扮する、題経寺そばにオープンしたばかりの喫茶店ロークのマダム、六波羅貴子さんです。数年前、夫と死別。小学三年生のひとり息子・学(中澤祐喜)くんを、女手ひとつで育てながら、懸命に生きています。寅さんは、学校のともだちに馴染めず、ひとりぼっちだった学くんとふれあうことで、その淋しさを紛らわせてくれます。貴子さんに一目惚れした寅さんは、この母子の光明になればと、奮闘努力するわけです。その時、寅さんは、博の父から聞いた「庭先にりんどうの花が咲きこぼれる」人の暮らしに憧れたに違いありません。寅さんと貴子さん、そして学くんの三人で、庭先にりんどうの花を咲かすことができたら・・・ そんな寅さんの想いが映画から伝わってきます。

  さて、このエピソードで重要なパートを演じたのが、子役の中澤祐喜さんです。池内淳子さんとは、1969年放映のNETテレビ「ポーラ名作劇場 花れんこん」でも母子役を演じており、いわば旧知の仲だったそうです。数年前、筆者は中澤さんと知己を得ることになり、メールを通じて、寅さんの撮影裏話や当時の想い出などを伺っていました。中澤さんによると『寅次郎恋歌』出演を最後に、子役を辞めて、普通の少年に戻られたとのこと。クランクアップ以後、池内さんともお目にかかっていないとのことでした。

 2009年12月、その頃筆者は、CSの衛星劇場で「私の寅さん」という、インタビュー番組の聞き手をつとめていました。寅さん映画所縁の人々にインタビューをするというその番組で、池内淳子さんとお目にかかることになったのです。もちろんテーマは『寅次郎恋歌』について。番組をご覧になった方もおられると思いますが、池内淳子さんは、この時、39年前に撮影された一本の映画について、さまざまなエピソードを話してくださいました。筆者が長年考えていた、『寅次郎恋歌』と、東映映画『遊侠一匹 沓掛時次郎』(66年東映)の相関についてなど、興味深いお話をたくさんしていただきした。

 その撮影の日、ぜひ、学くん、いや中澤さんと池内さんを久々にご対面いただこうと、中澤さんにおいでいただきました。今は、とある企業の要職につかれている中澤さんと池内さんが、クランクアップ以来、懐かしそうにお話をされる姿に、ぼくはもう一つの「りんどうの花」を見る思いでした。寅さんが夢見た、貴子さんと学くんとの「りんどうの花」が、およそ40年の時を経て、もう一度咲いたような、そんな温かい気持ちになりました


        佐藤利明(構成作家/娯楽映画研究家)

来週、5月30日〜6月3日の「みんなの寅さん」は、竹下景子さんインタビュー、新コーナー「寅さんご意見箱」、そして「けっこう毛だらけ」第9話「集中力に欠ける」前篇と盛りだくさんの内容でお送りします。お楽しみに!






2011.05.28